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医療法人三慶会 指扇病院

(埼玉県 さいたま市西区)

本宮 洋 院長補佐

最終更新日:2026/01/22

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地域のかかりつけ医として信頼される病院に

二次救急を中心とした急性期医療で50年以上、地域医療を支えている「指扇病院」。同じグループの「指扇療養病院」、介護老人保健施設「びわの葉」との連携で、グループで完結できる医療をめざしている。2026年4月には健診センターのオープンを予定している同院。人間ドックや各種健診を充実させることで、病気の早期発見・治療に注力していきたい考えだ。予防から急性期、回復期、そして療養期まで、最初から最後まで一貫した医療を提供することで、地域住民の健康を支えていくことに努める。地域に住む人が困ったときに行ってみようと思える信頼される病院になることを目標に、幅広い診療を行う同院の取り組みについて、院長補佐の本宮洋先生に聞いた。(取材日2025年8月8日)

健診センターのオープンに向けての準備が進んでいるそうですね。

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地域医療を当院で完結するという目標のもと、予防医療にも本格的に着手しようということで、健診センターを開設することになりました。今までも地域住民の方の健診を多く受け入れておりましたが、さいたま市はもちろん、上尾市や川越市も含むより広域の方の病気の早期発見・治療につなげるため、近隣の企業との協力による企業健診や、人間ドックに尽力していきたいです。特に、人間ドックに注力し、MRI、CT、超音波、内視鏡などの検査機器は先進のものを導入する予定です。将来的にはこれらの機器を開業医の先生に、検査の必要な患者さんのために活用していただき、より連携を深めていくことも視野に入れていければと思います。また、満足度の高い健診になることをめざしてホスピタリティーも整え、受診した患者さんがにっこり笑って帰れるような健診センターにしていきたいですね。

主な診療科の特徴を教えてください。

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1つは外科で、肝胆膵分野の専門の医師を常勤に迎えたことで手術数が増えました。専門家が少ないこともあり、大学病院から患者さんをご紹介いただくこともあります。整形外科では、高齢者に多い大腿骨頸部骨折の患者さんを積極的に受け入れています。治療後は回復期リハビリテーション病棟に移っていただき、しっかりリハビリをしてからおうちに帰っていただくシステムも整っていますし、必要に応じて施設を紹介するなど、医療の一環としてサポートしています。2年前に開設した泌尿器科では良性疾患を中心に診療しています。がんの手術に関しては大学病院に紹介していますが、その後の抗がん剤治療やホルモン治療は基本的に当院で継続しています。また、新たに脳神経内科が開設され、脳卒中の救急にも対応できるようになりました。また1つ診られない疾患が減り、「一人の患者さんをずっと最後まで診る」という理念の実現に近づいたように感じています。

先生は内科の診療をされていますが、外科が専門なんですね。

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そうなんです。もともとは消化器外科で手術をしていましたが、当院に来てもう20年以上内科の診療を行っています。外科の経験を生かして胃ろうの増設や胃潰瘍の診察もしていますが、肺炎や心不全についても専門の先生に負けないぐらいの対応力はあると自負しています。当院の内科はどちらかというとかかりつけ医としての役割がメインで、患者さんがお話しされることを、すべてなんとかしてあげようというのが私の診療スタンスです。私の診察を希望してくれる患者さんも多く、おばあちゃんの通院に付き添っていた娘さんが高齢になり私の診療を希望されることも。時には、それは別の診療科のほうが良いかなという内容のご相談もあるのですが、患者さんが「困ったらとりあえず病院に行こう」と思ってくれることが地域医療の根本であると思いますので、その気持ちに応えられるようにこれからも診療していきたいです。

地域の病院やクリニックとの連携はどのように行っていますか?

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近隣には、埼玉医科大学総合医療センター、自治医科大学附属さいたま医療センター、さいたま赤十字病院といった3つの基幹病院と、さいたま市民医療センターがあり、各病院と密に連携しています。当院では対応が難しい患者さん、あるいは、入院中に病態が悪化した患者さんを紹介したり、急性期後の落ち着いた状態の患者さんを当院で引き受け、治療を継続したり、相互に患者さんを受け入れる体制を整えています。また、地域の開業の先生には「困ったら指扇病院に」と思っていただけるように、日頃から顔の見える連携に努めていて、年に1回、紹介患者さんの症例報告などを行う勉強会を開催しています。実際にお会いして、厳しいご意見を頂くこともありますが、「いつも患者さんを受けてくれてありがとうございます」といったうれしいお言葉も頂いており、今後もぜひ続けていきたいです。

最後に地域の方に向けてメッセージをお願いします。

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医師としては、病気をできる限り見落とさず、当院で見つけられる病気は適切な治療につなげていきたいと思います。検査が増えてしまうこともあるかもしれませんが、しっかりと説明をして患者さんに納得して検査を受けていただき、最終的には「何もなかったから安心してくださいね」と言ってあげられる診療をしていきたいです。院長補佐としては、一生懸命に働くスタッフが報われるような職場にすることと、職員の家族が体調を崩した際に、悩まずに選んでくれる病院にすることを目標に取り組んでいきたいです。当院では、2024年1月から12月のデータにおいて、救急車の受け入れ台数が初めて3000台を超えたのに加え、手術件数も1200件を超え、地域の急性期病院としての役割を果たすことができました。これからも地域にとってなくてはならない存在に、地域にお住まいの皆さんと職員の家族に信用していただける病院になれるように頑張ってまいります。

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本宮 洋 院長補佐

1991年帝京大学医学部卒業後、同大学医学部附属病院第二外科に入局。 2002年4月指扇病院入職。2025年より現職。日本外科学会外科専門医。嚥下摂食リハビリテーションの知識や治療経験も豊富。趣味はライブ鑑賞。消化器外科が専門でありながら内科の診療経験も20年以上。患者の訴えはすべてなんとかしようという思いで患者と向き合う。院長補佐として地域と職員の家族から信用される病院づくりに心血を注ぐ。

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