病院長メッセージ(医療法人社団愛信会 佐倉中央病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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医療法人社団愛信会佐倉中央病院

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岩淵 康雄病院長
Iwabuchi Yasuo

プロフィール1980年早稲田大学大学院理工学研究科修了。1986年鹿児島大学医学部卒業後、同大学耳鼻咽喉科入局。1992年東京女子医科大学第二病院内科入局。2007年より現職。日本耳鼻咽喉科学会耳鼻咽喉科専門医。「どんな科学技術を持ってしても人間は作れない。今、人間がこの形で生きていることこそ奇跡。生きていることの幸せは何物にも代えがたい」との思いで日々、患者の気持ちを尊ぶ病院づくりにまい進している。

みんながここに来て良かったと思える病院に

佐倉市の二次救急病院として市民たちに親しまれている「医療法人社団愛信会 佐倉中央病院」。2007年から病院長として率いているのが岩淵康雄先生だ。岩淵院長は、早稲田大学大学院理工学研究科を修了後、ある時「人間とは何だろうか」という哲学的な命題に直面、その答えを探るべく鹿児島大学医学部に再入学、医師を志したという。同病院では近隣に後期高齢者と呼ばれる75歳を超えた人口が増加している中、在宅医療を担当する医師との連携を密にするとともに、大学病院では受け入れが難しい患者を受け入れるなど、在宅系クリニックと大学病院と連携を取りながら、地域に根差した医療を提供。岩淵院長は、自身が年齢を重ねるにつれて、「生きていること」の尊さを実感するようになったと穏やかな笑顔で話す。そんな岩淵院長に病院の特徴などについて話を聞いた。
(取材日2018年2月22日)

こちらの病院の成り立ちについて教えてください。
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設立されたのは1980年のことです。当時、佐倉市には国立佐倉病院(現・聖隷佐倉市民病院)がありましたが、他に大きな病院がありませんでした。人口が増加している時代で、人口の割に病院が足りていなかったこともあり、設立されたと聞いています。診療科の中では整形外科と外科に特に力を入れていました。その後、だんだんと周辺に大学病院や大規模病院が開設されていく中、高度急性期医療を担う大規模病院と、高齢者の救急や軽症の患者さんの治療など地域密着型の医療を担う当病院との役割分担がなされてきています。佐倉市は65歳以上の方が25%以上を占めて高齢者が急増しています。ご高齢になるとさまざまな病気にかかられますが、大学病院で治療するほどでもない、でも定期的な治療や検査、ときに入院も必要、そんな状態の方々も多くいらっしゃいます。当病院はそういった方々の受け皿としての機能をめざしています。

病院で大切にしている考えを教えてください。
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簡単に言えば医療者の視点ではなく患者さんとご家族のお気持ちやご要望を最優先させることです。例えば、嚥下障害があり食事で誤嚥性肺炎の危険性が高い場合には、点滴や経管栄養などさまざまな選択肢がありますが、ご家族やご本人が希望されるなら、相談の上看護師らが安全第一を配慮しながら食べていただいています。どのような医療を受けたいか、一人ひとり想いが異なりますので、その想いを尊重していきたいですね。私も年を重ねてきて、改めて「生きている」ことの大切さを感じています。生きていること以上に価値のあるものは他にないのではないでしょうか。私はもともと理工系出身なのですが、どんな科学技術でも人間は作れません。人間が生きているということは、それ自体が奇跡だと思います。生きていることの尊さを、おそらく当病院のスタッフ全員、実感していると思います。

患者一人ひとりを大切にしておられるのですね。
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地域の方々が体調を崩されて何か検査が必要になった時は、当院ではきっちりとスクリーニングをすることが大切だと考えています。そして一人ひとりの状況に即して必要であれば適切な病院を紹介しています。当院ですべて抱え込むのではなく、病状や患者さんのご要望に即した対応をとっています。いわば地域のクリニックと大規模病院との架け橋的な役割ですね。この近隣5キロ圏内には入院施設も含めて当院と同機能の病院がないこともあり、大学病院では受け入れが難しいご高齢の患者さんが入院されることも多いですね。地域の在宅医からの紹介で来られる方も比較的多いです。入院患者さんには90歳代の方も多く、ご高齢の方々が安心して受診や入院のできる病院でありたいですね。医療の専門性という点では糖尿病・内分泌、脳神経外科、泌尿器科、皮膚科では大学病院の専門の医師による診察を行っています。

病院長としてふだん心を砕いていることはどんなことですか。
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患者さん方に「ここに来てよかった」と満足していただける病院でありたいと思っています。と同時に職員にも「ここで働いて幸せ、ここに来て良かった」と思ってもらえる職場にしたいですね。当病院には24時間体制の保育室も併設されていて、子育て中の看護師やスタッフが安心して働けるよう環境を整えています。妊娠、出産後に職場に復帰するスタッフも多いですね。スタッフが気持ちよく働ける環境はとても大事だと思います。看護師の表情や立ち居振る舞いなど、患者さんは微妙に感じ取りますから。また、私は病院長だからといって上から命令するのではなく、職員たちと同じフィールドに立っているチームの一員でありたいと思っています。サッカーのピッチに立つ選手のように、職員それぞれが自分で考えて自分で動く、そんなイメージですね。職員からいいアイディアが出てきたり問題点を指摘されたりすることも多いんですよ。

最後に今後の展望と読者へのメッセージをお願いいたします。
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建物自体古くなっていますので、近い将来、建て替えをしたいと考えています。ただそれには10年後20年後、地域の方々がどんな医療を求めているか、どんな医療施設が必要になるか、それらをしっかり見極めて考えていくことが重要ですね。今後、さらに高齢化が進むと思いますので、在宅医療をバックアップする、今よりももっと地域に寄り添う病院になりたいと考えています。特に重症の人の訪問診療にも力を入れて、入院せずに自宅で療養できる医療を提供していきたいですね。場合によっては点滴やリハビリテーションもできるハイケアの施設の併設も必要かもしれません。そういったことも視野に入れながら今後の病院構想を考えているところです。当病院は、ご高齢の方々はじめ地域の方々が安心して受診できる場所であるよう努めています。かかりつけの病院として何か気になることがございましたら、ご気軽に相談にお越しください。

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