社会医療法人社団蛍水会

名戸ヶ谷病院

診療科・部門紹介

「救急患者はすべて受け入れる」を信念に、東葛地域の救急医療を37年守り続ける

‟救急車を断らない”‟患者さんをたらい回しさせない”をスローガンに、開院当初より24時間・365日体制の救急医療を展開してきた救急科。救急を断らないと謳う病院は他にもあるが、 実際にその目標を達成し続けている病院だ。救急（ER）の外来は夜間も医師、看護師、助手が常駐し、各種検査・手術室は24時間稼働可能という体制をそろえている。専門的な診療が必要な場合は、当該専門科医師と協働して治療にあたるチームワークの良さも強みだ。長年、救急医療の最後の砦として地域を支えてきた誇りを全員で共有し、一丸となって患者に寄り添うトータル治療が今も脈々と受け継がれている。

「断らない救急」を開業以来37年、実施し続けている

新病院になり設備も整っている

スタッフ紹介

スタッフ

高橋 一昭副理事長

1980年千葉大学卒業、同第一外科学教室入局。大学では腫瘍免疫の研究に従事したのち1987年より同院に入職。その後は外科の医師として救急医療の標準化教育に関わり、消防学校や看護学校の講師も務める。専門は一般外科、特に腫瘍外科および外傷外科。日本外科学会外科専門医、日本救急医学会救急科専門医

メッセージ

よく「断らない救急医療をなぜ続けられるのですか？」と質問を受けるのですが、それは医療の格差を是正し、患者さんの立場に立った医療を提供したいという故山崎誠前理事長の思いを職員が一丸となって実行してきた結果に他なりません。患者さんを救うために、職種や診療科の枠を超えて協力し合えることが当院の強みです。昔、交通事故で顔面に重症を負った少女を救うために、形成外科と共に治療に当たったことがありました。先日、その方が当院に就職したいと訪ねてきてくれた時は本当にうれしかったです。これからも、患者さんの退院後の人生を「自分ごと」として考え、全身を総合的に診るスタンスで救急医療に携わっていきたいと思います。