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医療法人社団誠馨会新東京病院

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中村 淳院長
Sunao Nakamura

プロフィール1984年大分医科大学医学部医学科を卒業、1989年同大大学院で博士号を取得し、熊本大学医学部循環器内科へ。その後、福岡や沖縄の病院の循環器科・循環器内科で医長・部長を歴任し、1999年より新東京病院循環器科部長、2013年より現職。北京大学など海外の大学や協会などで客員教授を務める。

専門性の高い心臓の手術・検査に注力

松戸駅からシャトルバスで約15分。周囲にまだ畑の残る小高い丘の上にそびえる「新東京病院」は、2012年の冬に松戸駅前から移転増床。バチスタ手術や心臓バイパス手術など専門性の高い手術にも対応する病院だ。院長である中村淳先生もまた、心臓カテーテル治療で豊富な経験を持つ。目の前の患者を救うための臨床技術と世界の患者を救うための研究、2つのアプローチを行う病院のリーダーとして、医療や後進への思い、そして今後の展望を聞いた。(取材日2018年4月23日)

およそ50年もの、歴史ある病院ですね。
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最初は1968年に「東京外科内科病院」として、北松戸に開設されました。創設者である平野勉先生が「医学界の梁山泊たれ」との思いで、各分野の専門性の高い医師を集められました。そのため当初から各科で専門性の高い診療体制が取られましたが、外科の医師だった平野先生が特に心臓については造詣が深く、1991年に「新東京病院」への改称と松戸駅前への移転に伴って心臓外科部門を立ち上げられました。私自身は、天野篤先生に声をかけていただき、1999年に当院に入職を決めました。2003年には病院の向かいに「新東京クリニック」を開設し、現在地に新築移転したのは2012年の年末です。駅前の交通至便な場所における一般外来機能と、シャトルバスでお出でいただける当院での専門性の高い手術・検査を役割分担することで、患者さんにとってより良い医療を提供できているのではと思っております。

医師としてのご経歴を教えてください。
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生まれ育ったのは熊本。大学時代はバドミントンに没頭し、部の顧問であった心臓生理学の有田眞先生の勧めで心臓病の道に進んだのです。有田先生には、当時の熊本大学循環器内科教授だった泰江弘文先生を紹介され、そこで循環器診療と臨床医学研究の基本を注入されました。また、福岡徳洲会病院では、当時黎明期の心臓カテーテル治療 を行っていた湘南鎌倉病院の斎藤滋先生に師事し、カテーテル技術を磨くことができました。その後、それまで得た技術を活かそうと4人の仲間と沖縄に乗り込み、7年間地域医療にまい進しましたが、温かでおおらかな沖縄の方たちに気付かされることが多かったのです。当たり前のことではありますが、「医療は患者のためにある」ということですね。その思いは今も強く、当院の基本方針も「患者さんを第一に考える」こととしています。患者さんの痛みを自分ごととして、真剣に向き合うことが何より大切です。

病院の発展も目覚しいですね。
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私が着任した1999年当時、当院は年間でカテーテル200件、心臓手術200件の施設でした(1999年1月~12月 )。そこから体制を組み、着実に実績を重ねて今では、カテーテル検査が約7000件、治療が約2800件で、経皮的大動脈弁置換術(TAVI)が40件。心臓を止めて行う開心術も約670件にまでなっています(2017年1月~12月現在)。現在は心臓内科の医師26人が、1チーム5~6人の5チームで各30人程の患者を診ています。それぞれのチームが自分たちの患者の診療に集中できるように、チームで診る形にしています。コメディカルを含めた全スタッフの技術や実力の高さと、それらが融合された強固なチーム力は、当院の強みの一つ。このような環境を整えて組織化するのが、院長としての私の大きな役割だと思っています。

論文発表を奨励されているのも、貴院の特徴です。
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当院では医師による英文での論文発表が年間50編以上にも及びますが、それは確固たる考えに基づくもの。医療においては日常診療が一番大事ですが、医師には「世界中の患者の命」を守る使命もあります。われわれが経験し、行った医療で何かを発見したら、それを英語論文で発表する。そうすれば世界中の医師たちが、自分たちの患者にそれと同じことを試みることができます。それで広く、世界中の患者の命が助かる。これもまた、「医学」なのです。当院ではこうした考えが浸透していますから、日頃の診療においてつぶさに記録をし、しかるべきタイミングで反省してまとめ、発見したことを医学論文にするという連関が普通に行われているのです。また、当院から年間2人ずつ海外留学に行っており、海外からも留学生を迎えています。アジアをはじめ、世界の医療の進化はめざましいもの。日本はややもするとガラパゴス的かもしれませんから、こうした交流は大切です。

今後の展望をお聞かせください。
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心臓内科、心臓外科が注目されやすい当院ですが、整形外科や形成外科などにも専門性の高い医師が集まり、治療実績を重ねています。2018年7月には、防衛医科大学校を退官される肝・胆・膵外科のスペシャリストである山本順司先生をはじめ、先進的な医療に携わってこられた先生方が外科に加わってくださいます。そして、存分にご活躍いただけるよう、2019年度には新棟建設に着手し、増床するとともに、ロボット支援手術の導入も予定しています。また、国内外の大学や企業などとの共同研究も視野に入れた施設も用意できるでしょう。近い将来には、当院において臨床のみならず基礎的な医学研究まででき得るようなメディカルセンターとなるのが私の夢。アメリカ国立衛生研究所(NIH)や日本医療研究開発機構のように、基礎段階から臨床段階まで一貫して行う医療のドリームチームができ、すべての患者さんに貢献できれば、言うことはありませんね。

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