全国の頼れる病院・総合病院・大学病院を検索
病院・総合病院・大学病院8,057件の情報を掲載(2021年8月04日現在)

  1. TOP
  2. 千葉県
  3. 千葉市緑区
  4. 誉田駅
  5. 医療法人社団紫雲会 千葉南病院
  6. 中谷 逹廣 院長

医療法人社団紫雲会 千葉南病院

(千葉県 千葉市緑区)

中谷 逹廣 院長

最終更新日:2020/11/25

20190322 main20190322 main

医療に真剣に向き合い、患者の生活を支える

宅地やマンションの開発が進み、若い世代の転入も増えている千葉市緑区。「医療法人紫雲会 千葉南病院」は、そのほぼ中央付近に1989年に、院長・中谷先生が開業。以来、30年にわたって、急性期から慢性期まで地域医療を支えてきた病院だ。中谷先生は「医療に真剣に」というモットーのもと、365日リハビリを実践するなど、開院当初から「患者にとって良い医療を提供する」ことを軸とした制度改革を重ねてきた。また、スタッフのために、2003年には院内保育園も開設。やわらかな顔つきで優しく親愛のこもった言葉で語りかけることを指す「和顔愛語」を基本方針として、施設や職員が連携して高齢者一人ひとりを支える医療を展開しており、特に、外来・病棟・訪問・通所がそろうリハビリテーションや7つのチームが連携した在宅サポートが充実している。「医療の原点を忘れてはいけない」という熱い医療への思いを聞いた。
(取材日2019年2月21日)

30年の歴史がある病院と伺いました。

1

1989年の開業当時は病床規制のために病院の新規参入が限られており、ある先生に譲っていただき、170床の開設許可を得て始めたものです。もっとも、患者さんの使いやすさや快適さを考えて、一人の占有スペースを増やすために、1部屋6床が当たり前といわれていたところ4床にし、現在は137床です。地域の病院としての機能を果たすべく診療科目を内科系外科系16科目標榜し各々専門の医師による診療体制とし一般診療と予防医学に力を入れてきました。地域企業の産業医活動や一般健診、人間ドック、脳ドックなど。また、数年前から禁煙の外来を開始しています。

時代に先駆けてさまざまな制度を導入して来られたと聞きました。

20190401 2

常に医療に真剣に向き合い、患者さんにとって良いものはどんどん導入してきました。もちろんそれぞれ導入には理由があって、例えば、土日は休みにするのが主流だったリハビリテーションを365日にしたのは、それが患者さんの回復において必要なことだったから。そうすることが正しい医療だと思ったから実施していました。2007年に「はり・きゅう・マッサージ」を行う施設を設けたのも、患者さんにとって必要だと思ったからです。患者さんが少しでも快適に過ごせるようにするのが僕らの役割だと思っていますし、それが西洋と東洋2つの医学をうまく合わせていくことでかなうのでしたら、もちろん取り組みます。自分の行う医療には自信と信念を持っています。ただ、それに凝り固まらず時代の流れやニーズに合わせた医療を提供していきたいと思っています。

「患者さんにとって良いものは何か」がすべての基準なのですね。

3

昔からスタッフには「われわれのすることが、患者さんにとって最善であるように」と伝えています。例えば、CTは、320列タイプを導入することで、検査時間の短縮と、それによる患者さんの放射線被ばく線量の減少に配慮。乳腺外科の外来は、以前から週2回、専門の医師に診療していただいておりましたが、2019年5月からは土曜日も追加となり、診療体制が整いました。平日は無理でも土曜なら来られる人もいるかもしれない。「たまたま千葉南病院に来た」という患者さんの疾病を初期段階でしっかり見つけることができれば、それだけで助かる人を増やすことができます。

充実しているリハビリと在宅支援について詳しく教えてください。

20190405 4

リハビリテーションは脳血管疾患や骨折の患者さんが多く、50人弱のスタッフが365日体制で担当しています。回復期リハ病棟では、日本脳神経外科学会脳神経外科専門医とリハビリスタッフ(PT、OT、ST)、看護師、介護福祉士がチーム医療の実践により、入院から在宅への復帰を目標に取り組む良い流れができています。入院リハビリでは、作業療法として、裏の畑で患者さんとスタッフで野菜を育てたりもしています。在宅復帰後のサポート体制として「一人の患者さんをトータルで診る」ために、訪問診療、訪問介護、訪問看護、訪問リハビリ、通所リハビリ、居宅介護支援、居宅療養管理指導のチームが連携し、住み慣れた地域、ご自宅から「病院にカムバックさせない」ためにその方に添った支援体制を整えています。

最後に、今後の展望について一言お願いします。

20190314 5

この地域や時代に何が必要とされているのかを見つめながらやっていかなければと思います。特に総合的な医療・介護・福祉の3本柱ですね。病院には、一般、地域包括ケア、回復期・療養病棟があります。2018年に介護老人保険施設と特別養護老人ホーム、ケアハウスが一ヵ所にまとまった施設を事業継承しました。また、地域の社会資源とも連携を取りながら、患者さんをトータルにサポートすることを信条としています。職員も働きやすいようにと子どもを持つ職員が育児と仕事を両立できるよう「すずらん保育園」を併設し、サポートしています。職員一同、力を合わせて地域医療へ貢献していきたいと思います。

20190322 main

中谷 逹廣 院長

日本大学で博士号を取得後、1989年に開業。「医療に真剣に」をモットーに、時代を先取りしたアイデアを次々と実行。患者にとって良い医療を追求してきた。専門は内科で、日本呼吸器学会呼吸器専門医、日本アレルギー学会アレルギー専門医。美しい桜と瀬戸内海が見渡せる「紫雲出山」がある香川県の荘内半島の出身で、法人名の「紫雲会」は、この地名に由来するもの。

access.png