病院長メッセージ(医療法人沖縄徳洲会 千葉徳洲会病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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医療法人沖縄徳洲会千葉徳洲会病院

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鶴田 好彦病院長
Tsuruta Yoshihiko

プロフィール1997年、東京大学卒業。帝京大学市原病院で麻酔科として勤務した後、1999年に米国・マサチューセッツ総合病院麻酔科レジデントに。その後、外科に転向しハワイ大学外科レジデントとなる。2004年に帰国し、湘南鎌倉総合病院に入職。数箇所の徳洲会病院をローテーションした後、2008年12月より千葉徳州会病院に勤務。副院長を経て、2019年4月に院長に就任する。日本外科学会外科専門医。

救急医療とがん診療を主軸とする病院

「医療法人沖縄徳洲会 千葉徳州会病院」は、30年以上前から「年中無休24時間体制」で船橋市の救急医療を支えてきた病院だ。2014年6月に、それまでの習志野台から新京成電鉄の高根公団駅徒歩2分の街中へ移転。病床の増加に加え、救急外来スペースの拡大、核医学検査機器や放射線治療機器の導入なども行われ、医療の質・利便性が向上した。26の診療科と各種の専門外来を備え、救急医療とともにがん医療にも注力。特に消化器系のがん治療に強みを持つほか、見晴らしのよい8階には広い緩和ケア病棟スペースもあり、がんに関する医療が同院で完結できる体制を整えている。そんな同院の病院長に、2019年4月に就任した鶴田好彦先生に、同院の強みや今後の展望を聞いた。(取材日2019年7月1日)

まずは、病院の成り立ちと理念について教えてください。
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当院は1986年に船橋市習志野台に開院したのが始まりで、徳洲会グループの17番目の病院になります。地域の二次救急医療の担い手として長く診療を続けるうちに、だんだんと手狭になってきたため、2014年6月にここ高根公団駅前に移転してきました。病院を新築したことで、病床は304床から391床に増加。設備の面でも、1回の撮影で頭頂から足先まで全身をスキャンできる核医学検査機器やピンポイントで放射線照射が可能な放射線治療機器、低侵襲手術に役立つ手術支援ロボットなどを導入し、新たなスタートを切ったところです。当院の役割は、徳洲会全体の理念である「生命だけは平等だ」を根本理念として地域に必要な医療を提供すること。具体的には、「24時間診療体制の維持向上、患者さまの権利の尊重、地域との連携強化、医療技術向上に努め、最善の医療サービスを提供すること」だと思っています。

特に重視している医療分野はありますか?
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救急医療とがん医療です。船橋市は約64万の人口の割に大学病院など大きな病院が少ない町。三次救急医療機関として「船橋市立医療センター」がありますが、二次救急医療機関は少なく、そこをカバーするのが当院の使命の一つです。現状、整形外科や循環器科など一部対応しきれない部分もありますが、年中無休24時間体制で救急医療を実践。2015年以降、毎年約4000人の救急患者を受け入れてきました。がん診療については、地元での治療を望む方に東京の大規模病院と遜色のない治療の提供をめざし、消化器系に関しては、内視鏡手術なども含めてほぼ達成しています。さすがに大学病院並みの先端医療までは提供できませんが、一人ひとりに合わせたオーダーメイド治療なので、合併症がある方やご高齢の方についても、受け入れ可能です。緩和ケア病棟もあり、がん医療を当院で完結できるような体制を整えています。

病院長就任前から、医療安全に関わってこられたとも聞きました。
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ええ、副院長の頃から取り組んできました。職員の医療安全に対する意識はここ2~3年で向上したものの、まだ不十分なので、一つ一つの事柄に確実に対処すると同時に、組織としても柔軟性を持って臨機応変に対応できる体制づくりが必要だと感じています。問題を防ぐために細かなルールを定めていく方法もありますが、ルールで縛られすぎると何もできなくなってルールを破るのが常態化してしまい、結局医療安全の向上にはつながりません。一人ひとりの職員が「ルールに見張られているからやるのではなく、○○したほうが良いものができるからやる」という目的意識を持ち、その意識に則って、現場で柔軟性を持って動いていくことが大切です。院長になり、日々院内で起こるさまざまな事柄を知るにつけ、ますますそう考えるようになりました。意識改革に取り組むことで、月並みですが、やりがいと充実感を持って働ける職場にしていきたいと思っています。

徳洲会病院には、どのようなきっかけで入られたのですか?
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直接のきっかけは2004年に米国留学から帰った際、以前にアルバイトでお世話になった湘南鎌倉総合病院に連絡したことです。ただ、すべての命を平等に大切にする、患者さん第一、専門科だけでなくできる限り広い範囲にも対応できる医師を育てるといった方針は知っていましたし、最初から良いイメージはありました。同院の医師も現場第一主義と言うか、熱い思いをお持ちの方が多くて、入職してすごく満足しましたね。もう一つ僕がいいなと思っているのは、徳洲会は「誰の命も平等」の考えのもと、都市部の病院で医療を提供することで得た資金、育てた人材をもって、へき地の医療を支えるのを原点としている所です。医師が僻地の病院に応援に行く制度があり、僕も今年は屋久島に行ってきます。離島での診療は「ケガや病気で困っている人を助けたい」という医師の原点を思い出させてくれるものでもあるので、多くの医師に体験してもらいたいと思います。

最後に、今後の展望についてお願いいたします。
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まず現在は昼間の外来診療のみの整形外科、循環器科について、24時間救急対応ができる体制を早く整えたいと思っています。加えて検診や人間ドックといった予防的な部分にも力を入れていきたいところです。もう一つぜひとも実現したいのは、地域の方々ともう少し顔の見える付き合いをしていくことです。旧病院時代には、医師や看護師が地域の集会所や公民館へ出向き、病気の予防法や医療情報なんかをお話する、集まった皆さんのお話を聞くということが活発に行われていて、僕も月に2回ぐらいは出かけていました。しかし新病院に移ってからペースダウンしてしまっているので、今各部署に発破をかけています。30年以上前にこの病院が建つことができたのも、地元の方々が応援してくれたからでした。夜間救急で骨折は診られません……という現状では、その恩返しができているとはまだ言えません。今後も引き続き、地域と人に優しい病院をめざしていきます。

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