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医療法人社団創進会 みつわ台総合病院

(千葉県 千葉市若葉区)

中田 泰彦 院長

最終更新日:2022/02/28

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救急と高度医療で地域の人々の命を守る

JR総武本線、千葉都市モノレール2号線の都賀駅から車で5分。若葉区若松町の一角に立つ「みつわ台総合病院」は、開業以来、救急医療に注力してきた中核病院だ。2012年から同院を率いている中田泰彦院長は「地域に暮らす方々に何らかのアクシデントが起きた時にその方の命を守ることが、地域の病院の大きな役割でありその責務をしっかり担いたいですね」と話す。週に3回行っている消化器外科の外来診療では、患者とのコミュニケーションが最も大切と考え、できるだけじっくり話ができるよう30分前倒しで診療を始めているという。スタッフとのコミュニケーションも重要視し、各部門の責任者とマンツーマンで話し合い、病院内のスムーズな連携も図っている。中田院長に病院の特徴や今後の展望について話を聞いた。(取材日2021年12月23日)

病院の概要についてお聞かせください。

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当院は1988年の開業以来、地域医療に貢献していきたいと救急医療に力を入れてきました。地域の中核病院としての機能も充実させ、内科や消化器内科、循環器内科、消化器外科、脳神経外科、整形外科、血管外科など23の診療科を設置しています。病棟は救急に特化した病棟も含めた急性期病棟と回復期リハビリテーション病棟を備え、急性期を過ぎた患者さんが早期に在宅復帰できるようリハビリテーションにも努めています。また、患者さんが少しでも安心して受診できるよう感染症対策も徹底しています。2021年には外来フロアの受付カウンターや記入台、椅子や自動精算機など手が触れる場所にすべて抗菌・抗ウイルス加工を施しました。午前・午後の各診療後には 待合エリアの椅子の消毒も行っています。また発熱症状のある方は外の発熱相談受付で待機し、看護師が問診後、必要であれば陰圧室で検査するなど一般の方とは動線を完全に分離しています。

救急体制がしっかりしているのは地域住民にとって安心ですね。

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地域に暮らす方々に何らかのアクシデントが起きた時にその命を守ることが地域の中核病院の重要な役割であり、その責務を担うことが私たちの原動力ともなっています。院長に就任して以来、繰り返し救急医療の大切さと充実化をスタッフに伝え、積極的に救急搬送を受け入れてきました。当院では救急救命士の訓練や実習にも協力していて、顔の見える関係を築いています。また、医師や看護師だけでなくすべての職員が救命に対する意識を高めることが重要と考え、急な心停止に対してどう対応すべきかを学ぶ講習会を定期的に開催しています。患者さんが受付で突然倒れることもあり得ますので、職種に関わらず誰もが迅速に対応できるよう訓練しています。

ほかに力を入れている分野について教えてください。

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一つは消化器疾患に対する腹腔鏡下手術です。おなかを大きく切らずに済み、術後の回復も早いことから患者さんの負担を軽減できます。当院では胃がんや大腸がん、直腸がん、鼠径ヘルニアのほか、急性虫垂炎、腸閉塞(イレウス)などの急性腹症にこの手術を行っています。最近では膵がんに対しても鏡視下手術を施術しています。1ヵ所だけ穴を開ける単孔式腹腔鏡手術も胆石や虫垂炎などに行っています。また、整形外科やリハビリにも力を入れており、整形外科では手、脊髄・脊椎、関節など、各専門分野の医師をそろえ、質の高い治療を追究し、リハビリテーション科では理学療法士、作業療法士、言語聴覚士ら合計57人のセラピストが充実したリハビリを行っています。最近ではリハビリをする上で栄養状態も重要と考えられていて、管理栄養士と理学療法士が連携して患者さんの栄養管理にも取り組んでいます。

地域連携についてはいかがでしょうか。

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地域のクリニックからのご紹介も大切ですが、逆に当院から地域の開業医の先生方に患者さんをお戻しすることもより重要と考え、地域連携の強化を図っています。当院では高度な検査や専門的な治療を行い、クリニックで診られる範囲はクリニックの先生方にお任せすることが地域医療では大切と考えます。急性期治療を終えた患者さんが、その後、必要な医療や介護を受けられるよう慢性期の病院や介護老人保健施設にも協力を仰いでいます。これまで年に1回、地域の医療機関や福祉施設の方などが一堂に会する連携の会を開き、直接顔を見合わせて情報共有を行っていたのですが、ここ1、2年は新型コロナウイルス流行の影響で開催できず、当院の診療の特徴や注力している治療について解説したパンフレットをお渡しするだけになっています。今後もいろいろと工夫しながら、さらなる連携強化を図っていきたいと考えています。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いいたします。

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当院では患者さんとのコミュニケーションを大切にしています。お一人お一人と丁寧にお話していますと、どうしても時間がかかってしまい、待ち時間が長くなってしまう場合も多々あります。私自身は少しでも余裕を持って診察できるよう30分前倒しで診療を始めています。各診療科も待ち時間の軽減に工夫していますのでご理解いただければと思います。また、当院の建物も老朽化してきましたので、2022年から西館、南館のリニューアルを順次進めていく予定です。内装工事が入り患者さんにはご迷惑をおかけいたしますが、外来診療や救急搬送は制限することなく、従来の医療体制を維持していきます。院内リニューアルとともに診療環境や病棟環境のさらなる改善に努めてまいります。

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中田 泰彦 院長

1988年日本大学医学部卒業後、日本大学医学部附属板橋病院や東松山市民病院などに勤務。専門は消化器外科、肝胆膵外科、腹腔鏡手術。1999年よりみつわ台総合病院に勤務し、2012年に同病院院長に就任。救急医療と腹腔鏡手術の普及、医療連携の強化に力を入れる。日本外科学会外科専門医。患者をはじめ病院スタッフとのコミュニケーションを重視し病院運営に取り組む。

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