病院長メッセージ(社会福祉法人日本医療伝道会 衣笠病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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社会福祉法人日本医療伝道会衣笠病院

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岡村 隆一郎病院長
Ryuichirou Okamura

プロフィール1977年聖マリアンナ医科大学卒業。同大学外科に入局。同大学病院や関連病院の横須賀ヨゼフ病院を経て、1992年衣笠病院に入職。2007年に副院長に就任、2018年4月より現職。専門は消化器外科だが、乳腺外科などの経験も豊富。「患者さんが好きなんです」と今も外来診療や手術、病棟診療も担当する。楽しみはゴルフと食べ歩き。地下鉄やJRを乗り継いでの2時間の通勤時間が、実は息抜きと読書タイムと笑顔で語る。

70年以上にわたり地域の健康を支える病院

JR横須賀線・衣笠駅近くにある「衣笠病院」は70年以上の歴史を持つ病院だ。ルーツは終戦直後、米海軍横須賀基地の司令官であったベントン・W・デッカー大佐が開設した「日本基督教団衣笠病院」。キリスト教精神にもとづく医療奉仕を使命として発展し、患者、家族、地域の人々のために、全人的な医療を実践している。時代に先駆け、ホスピスを開設したことで注目されていた同院。最近では、地域包括ケア病棟を拡充し、急性期病院での治療を終えた患者を受け入れ、在宅医療につなぐ役割を果たすなど地域包括ケア構想の中核的な役割を果たすケアミックス病院となっている。2018年4月には、同病院で外科部長、副院長を務めてきた岡村隆一郎先生が病院長に就任し、病院運営を担う。「この病院に来て良かったと患者さんやご家族に言っていただけるように、職員一同、全人的な医療をめざしています」と語る岡村院長に、同病院の特徴やめざすところを紹介してもらった。
(取材日2018年9月7日)

まず、こちらの病院の成り立ちや特徴を教えてください。
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当病院は、1947年に開設された「日本基督教団衣笠病院」をルーツとし、その後、組織変更や火災による消失、復興などを経て、急性期、地域包括ケア、回復期リハビリテーション、ホスピス(緩和ケア)などの病棟を持つ現在の形へと発展してきました。「日本基督教団」を母体に持ち、キリスト教精神にもとづく医療奉仕を実践していることも特徴で、2名のチャプレン(聖職者)が常勤し、毎朝の礼拝を行い患者さんの心の支えとして機能しています。JR衣笠駅に近く、またバスのアクセスも便利ですので、横須賀市内を中心に多くの患者さんに利用していただいています。前院長の南先生が打ち出された「断らない医療」という運営方針が職員にも浸透し、地域の皆さんの健康を支える病院としての医療設備や診療体制を整えています。全人的な医療の実践も特徴で、患者さん個人だけでなく、ご家族や地域社会までを視野に入れた医療とケアを行っています。

時代に先駆けてホスピスを開設した病院なのだそうですね。
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ホスピス病棟は1998年に開設されました。当初は、がんなどの終末期患者さんの精神的、肉体的苦痛を取り除くターミナルケアを行う病棟としてスタートし、現在は、積極的な治療を行わない緩和ケアをメインとした病棟として運営しています。キリスト教精神に基づく医療奉仕、全人的医療という当病院の特徴が最もよく現れる病棟であり、医師やスタッフも何よりも患者さんご本人とご家族のお気持ちに寄り添った緩和ケアを行っています。ただ、以前は、ホスピスというと終の棲家というイメージでしたが、最近はホスピスのあり方も変わり、もっと前向きになってきています。痛みや苦痛の症状が緩和されたらご自宅に戻って、在宅医療を受ける方も増えてきていますし、体験入院やレスパイト入院のご希望にも対応しています。最後はご自宅で過ごしたいという方も多く、ホスピスの役割も変わってきたと思います。

外来や病棟などの診療面にはどのような特徴がありますか。
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内科は総合診療科的な役割を果たしていますね。多様な症状の患者さんを幅広く診て、必要に応じて適切な診療科や、大学病院など専門的な施設につないでいます。外科では消化器や一般外科の他、乳腺外科にも対応しています。大学病院の協力を得て、女性に多い甲状腺の病気などを扱う専門外来も設けています。また高齢者と関わりの深い診療科にも力を入れており、眼科では白内障手術の予約が来年まで入っているほど、多くの患者さんが来られます。最近は眼科クリニックで日帰り手術も行われていますが、当病院では入院して安心して手術を受けたいという高齢者の方のご要望に応えています。リハビリテーション部門には理学療法士などスタッフが多く在籍し、脳卒中や骨折などの患者さんに対して、きめ細かにリハビリテーションを行っています。また併設されている健康管理センターでは人間ドックやがん検診などを行っており、地域の予防医療にも寄与しています。

地域ではどのような役割を果たされていますか。
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横須賀市では、市内を4つのブロックに分けて地域内での病診連携、多職種連携を推進しており、当病院は「中間ブロック連携拠点」としての役割を果たしています。超高齢化が進む横須賀市では、急性期を脱して病状が安定した患者さんの在宅や介護施設への復帰を支える医療が不可欠となっています。そこで、当病院でも病院再編に取り組み、急性期病棟を1病棟に集約し、地域包括ケア病棟を拡充しました。地域連携室が調整を行い、横須賀市立うわまち病院や横須賀共済病院などから急性期治療後の患者さんを地域包括ケア病棟や回復期病棟で受け入れて、在宅医療へつないでいます。開業医の先生とも地域連携会議を定期的に開催し、お互いに顔の見える連携を深めています。また衣笠病院グループには、特別養護老人ホームや介護老人保健施設、在宅療養支援診療所もありますので、その方に適した施設をご紹介することもでき、地域高齢者医療の軸として機能しています。

今後の展望や、地域の皆さんへのメッセージをお願いします。
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展望としては、各診療科や各部門を充実させていくことはもちろんですが、特に内科はすべての基本となる診療科ですから、大学病院などの協力も得て充実させていきたいと考えています。また、これからも当病院が充実した地域医療を継続していくためには、近隣の医療機関、介護・福祉施設、行政機関などとの良好な連携や信頼関係を構築し、維持していくことが重要です。そして地元で医療や介護が完結することは、患者さんやご家族にもとても重要なことだと思います。地域包括ケア病棟も活用し、信頼されるケアミックス病院として機能していきたいと考えています。当病院は、開設以来「来て良かった病院」と言われるように、医の心をもって患者さん中心の全人的医療を実践し、地域の方々が安心して利用できる病院をめざして職員一同努力してきました。地域に密着した親しみやすい病院ですので、お困りのことがあれば気軽にご相談ください。

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