循環器内科(地方独立行政法人東京都立病院機構東京都立多摩南部地域病院)

最終更新日：2024/05/30

循環器内科

診療科・部門紹介

循環器内科の領域を網羅し、24時間365日体制で断らない救急を実践。地域完結の医療で住民の心臓を守る

地域完結の循環器医療をめざし、24時間365日断らない心臓救急を実践。救急車はほぼ断ることなく受け入れている。狭心症や心筋梗塞、不整脈、心不全といった循環器内科の疾患を網羅し、24時間体制での心臓カテーテル検査や冠動脈形成術、カテーテルアブレーション治療、ペースメーカーの植え込みなど、心臓血管外科の緊急手術が必要になる症例以外はすべて同科で治療。体外式膜型人工肺（ECMO）や体外循環設備など機器もそろえ、心肺停止に近い状態でも内科的処置ができる環境が整う。地域の医療機関とのホットラインを開設し、紹介患者は緊急度に応じて当日に対応。初診時は1週間以上待たせることなく迅速に検査・診断を行っている。

地域医療機関等からの依頼に基づき、病院救急車を運用

スタッフ紹介

責任者

鈴木建則部長

1998年千葉大学医学部卒業。同年より千葉大学第三内科入局。千葉県救急医療センター、日野市立病院などを経て、2006年より多摩南部地域病院循環器内科所属。2024年4月より現職。断らない救急をモットーに日々患者を受け入れている。

メッセージ

多摩地域は高齢化が進んでおり、循環器だけではなく複合的に疾患を持っている人が多いのが現状です。そこで、循環器だけではなく総合的な判断で全体を診ながら治療していくことを大切にしています。また、患者さんやご家族とお話をしながらその方の価値観に応じた治療をすることもいつも心がけています。当院は総合病院であり、さまざまな診療科がそろっています。困ったときは各診療科のスペシャリストとの連携で、全体のバランスを崩さぬように地域にお住まいの方の健康寿命を伸ばしていければと考えています。何か気になることがあるときは、何の病気かわからなくてもまずは気軽にご相談ください。地域と垣根を作らないことが地域医療支援病院としての使命だと思っています。おかげさまで地域から信頼していただき患者さんも増えて、マンパワーも充実してきました。これからもよろしくお願いいたします。

紹介医療機関の先生方へ

当科では、断らない救急をモットーに患者さんを受け入れています。基本的には、急性期は当科で拝見し、その後は地域の先生に診ていただくことになりますが、患者さんの具合が悪くなったときや、夜間や休日、緊急性が高い場合はいつでもご連絡ください。地域の先生方から患者さんをご紹介いただき、治療が終わればまた地域にお返しするという関係性を深めることで、地域の幸せに貢献したいと思い日々の医療に取り組んでいますので、いつでも患者さんをご紹介ください。