病院長メッセージ(医療法人社団慶成会 よみうりランド慶友病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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医療法人社団慶成会よみうりランド慶友病院

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厚東 篤生病院長
Atsuo Koto

プロフィール1966年慶應義塾大学医学部卒業、1971年同大学大学院医学研究科修了。6年間のアメリカ留学を経て、慶應義塾大学医学部内科学教室助手、内科医長、慶應義塾大学医学部内科学助教授、同教授・看護短期大学学長、看護医療学部教授などを歴任。2005年より現職。日本神経学会神経内科専門医。ホスピタリティーを重視し、患者とその家族を心強くサポートしている。

最晩年を穏やかで心豊かに過ごせるように

遊園地に隣接し、西側の室内からは豊かな緑の向こうに富士山を眺められるという立地にある「医療法人社団慶成会 よみうりランド慶友病院」。院長の厚東篤生先生は、「『自分の親を安心して預けられる病院』が当院のコンセプトですが、私も年齢を重ねてきまして、今では『自分が最晩年を過ごしたい病院』をめざしています」と穏やかな表情で話す。同病院は人生の最晩年を穏やかに過ごせるようにと設立された療養型病院。90年、100年と長く生きてきた人が、苦痛に満ちた晩年を過ごすのではなく、一日一日豊かな時を刻みながら暮らせるように工夫された場所だ。終末期を迎える人たちに向けてどのような心遣いや工夫をしているのか、厚東院長にじっくり話を聞いた。
(取材日2018年12月14日)

こちらの病院の開設の経緯について教えてください。
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かつては年老いた親を老人ホームや老人施設に入れることは親不孝なことのように言われていた時代がありました。老人施設や老人病院の管理態勢や入院生活への配慮が当時は十分でなかったことが理由の一つにあります。そんな状況の中、当法人の大塚宣夫会長は、高齢者が穏やかに余生を過ごせる病院を作らなくてはとの強い思いにかられ、「青梅慶友病院」を設立しました。「自分の親を安心して預けられる病院」をコンセプトにした、介護、看護、医療を一体化した病院ですが、当時はそのような施設があまりなかったため多くの患者さまたちが来られました。ただ、青梅は東京23区からは遠く、お見舞いに来られるのも大変です。そこで、もう少し都心に近くて利便性の良い場所ということで、2005年にこの病院が開設されたのです。ここは都心から30分と近いうえ、晴れた日には富士山も見えて四季折々の自然を楽しめるとてもいい環境です。

病院全体がとても優雅な雰囲気で驚きました。
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当院では人生を長く生きてこられた方々に、人生の最後をできるだけ穏やかにゆったりと過ごしていただけるようあらゆる面からサポートしています。特に大切にしているのは、生活の質の維持、そして生活にメリハリをつけることです。例えば、着替えやおしゃれ、身繕いです。朝晩の着替えによって気分も変わりますし、衣服もお好みに合わせてこちらでご用意しています。外出時やお誕生日といったイベントなど、おしゃれしたい時のために帽子やアクセサリーなどを用意し、女性スタッフがコーディネートのお手伝いもしています。また、食事は、嚥下機能に合わせて3種類のタイプからお選びいただけますし、喫茶室にはデザートなどバラエティ豊かなメニューを用意しています。ほかにも季節の移ろいを感じられるよう、季節ごとに各種イベントやコンサートを開催するなど、患者さまに毎日を楽しく過ごしていただけるよう工夫しています。

こちらの医療面での特徴を教えてください。
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介護施設ですと体調不良が起きた場合、病院に救急搬送する必要がありますが、当院には7人の常勤医師がおりますので、すぐに対応できます。当院の提供する医療は、基本的に患者さまに潤いのある生活を送っていただくことを目的としています。どの医師も研鑽を積んできた頼もしい者ばかりですが、ここでは医療のための医療ではなく、あくまでも患者さまが質の高い生活を送られるために必要な医療を提供していきたいと思っています。私たちは長く生きてこられた方が人生の最期の場面でつらい思いをされながら過ごすのではなく、少しでも心豊かに楽しい日々を過ごしていただきたいと願っています。そのために痛みなどの症状に対する対応はきちんと行い、極力苦痛を取り除くように努めています。入院をご希望の際には予めご家族の方に直接お会いして、私たちの終末期医療に対する考えをお伝えし、ご理解いただいてから入院していただくようにしています。

超高齢社会が進むにつれて終末期医療もさらに重要ですね。
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ご高齢の方がこれだけ増えているにもかかわらず、最期の時を過ごす病院が少ないのが問題です。特に終末期のがんや治療の手段のない病気の患者さまが暮らせる場が今後さらに必要になると思います。やるべき治療はすべてやった進行がんの患者さまや、重度の全身疾患を併発している患者さまなどは、医療的な対応が必要なのに受け入れ先がほとんどありません。がん難民などという言葉も出てきているほどで、行き場所、帰る場所がないです。そこで、当院はそのような患者さまにとって、心休まる場所でありたいと思っています。今、終末期の場としてホスピスがありますが、本来は終末期の方がより良く生きるための場所であるべきものが、ただ最期の時を待つためだけの場所になっていることも多いようです。終末期の患者さまが、苦痛が少なく、可能な限り潤いのある生活、穏やかな時期を過ごせるよう、当院もお手伝いをしていきたいと思っています。

最後に今後の展望と読者へのメッセージをお願いいたします。
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認知症や脳血管障害、パーキンソン病などの神経疾患でADLが低下し、日常生活でお手伝いが必要な方、ご高齢でいろいろな疾患をお持ちの方に必要な介護、看護、医療を継続的に提供していくことはもちろんですが、今後は終末期を迎えたがん患者さまが穏やかに過ごせる場を提供することも重要と考えています。がん患者さまを在宅で、しかもご家族さまだけで看護するのは、人手や時間、経済的な面でも負担が大きくとても大変です。大切なご家族の最期の時を、私たちも一緒に支えていけるよう、お力になりたいと思います。ここに入院された方は皆さんとても穏やかな顔つきになられると同時に、ご家族の方も以前とはまったく異なり、とても優しく穏やかな表情になられる方も多いです。ぜひ、少しでも早い段階でご相談いただき、苦しい時期を軽減できればと思っています。お困りのことがあれば、一度当院にいらしていただければうれしいですね。

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