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医療法人社団済安堂 西葛西・井上眼科病院

(東京都 江戸川区)

溝田 淳 院長

最終更新日:2023/08/31

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網膜硝子体⼿術など専門性の高い診療に注⼒

江戸川区、江東区などの東京都東部から、浦安市や市川市といった千葉県西部エリアを中心に、高度な眼科医療を提供している「医療法人社団済安堂 西葛西・井上眼科病院」。一般的な外来診療に加え、網膜剝離や糖尿病網膜症など網膜硝子体(しょうしたい)に関わる病気のほか、各分野の専門的な外来診療、小児眼科の専門診療も行う点が特徴だ。2023年5月に就任した溝田淳院長は、「眼科のほとんどの治療が受けられる設備を持ち、経験豊富な医師やスタッフが在籍しているので、安心して受診していただけるでしょう」と話す。「実施件数が多い網膜硝子体手術のほか、地域ニーズに合わせて小児眼科の外来、高齢の方を中心とした白内障手術なども当院の特徴。専門治療が受けられる身近な病院としてご活用いただければと思います」。同院は2015年に新築移転した際、安全で快適な空間になるよう、ユニバーサルデザインを導入。はっきりした文字を案内に使い、音により方向・場所を知らせ、室内の明るさを適度に保つなど、誰もが使いやすい診療環境を整えた。同院を率いる溝田院長に眼科診療への思いや特徴などを聞いた。(取材⽇2023年6⽉30⽇)

この病院の特徴や地域での役割を教えてください。

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当院は御茶ノ水で約140年の歴史を持つ井上眼科病院のグループ病院で、特徴は一般的な眼科診療に加え、網膜硝子体、緑内障、神経・眼瞼けいれん、角膜、黄斑、眼炎症・ぶどう膜炎症といった分野ごとに、専門性の高い外来診療を行っている点です。ドライビングシミュレーターを用いて、運転者の視野が関わる運転能力を評価するための、国内では数少ない取り組みもスタートさせています。また、小児眼科では新生児から対応し、近視、遠視、乱視といった屈折異常、それが原因で起こる弱視、内斜視・外斜視などの眼位異常を多く診ています。当院のバックボーンである井上眼科病院グループの総合力を生かして、眼科のさまざまな専門診療をカバーできるのも強みでしょう。一方、眼科以外の病気もお持ちの患者さまに対しては地域のクリニックや総合病院と連携した診療体制を重視しています。

病院として心がけていることをお聞かせください。

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井上眼科病院グループとして3つの基本理念をもとに診療を行っています。それが、患者さまの立場を考えて診療を行う「患者さま第一主義」、眼科学の基本に基づいて検査し、その原因を追究して治療する「実証医学に基づいた検査と治療」、目に関するすべてのことを取り扱う「目の総合病院の確立」です。これらに加え、当院では地域の中で眼科手術、特に網膜硝子体疾患の中心的役割を担うこと、地域医療の充実に貢献することを基本方針としています。私は2023年5月に当院の院長に就任しましたが、医療機器は十分に整っておりスタッフの人数も充実しており、医師が自分の業務に専念できる環境だと感じています。こうした環境のもと医療を提供できることは、患者さまにも大きなメリットといえます。今後もさまざまな目の病気に対応し、高度な手術など専門性を生かして地域医療の受け皿になりたいと思っています。

特に注力されているのはどんな分野ですか?

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当院では前述のように眼科分野を広く、かつ専門的に診療していますが、中でも網膜硝子体手術には力を入れています。適応になる主な病気は、糖尿病網膜症、網膜剝離、黄斑前膜、網膜静脈閉塞症、黄斑円孔など。グループ内で密接に連携し、他院の患者さまの手術を担当する場合も、安心して治療が受けられる体制を整えています。硝子体とは目の大半を占めるゼリー状の組織で、手術には非常に繊細な手技が求められますが、当院では体への負担が少ない小切開手術を基本とし、熟練の医師が治療を行います。専門の外来診療では、眼内に薬剤を定期的に注射する抗VEGF療法やレーザーを照射する治療も行っています。

地域の医療ニーズにはどう対応されるのでしょうか?

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江戸川区には20〜30代の子育て世代も多いため、当院では小児眼科専門の外来を設置しています。2015年に病院を新設した際、小児眼科の待合室、診療室、小児専用トイレは2階に設け、一般の待合室と分けているため、安心して受診していただきたいですね。一方、ご高齢の方は白内障などで目がよく見えないと行動範囲も狭まりがちで、活動性が落ち、筋力や認知機能の低下にもつながりかねません。現在は80代、90代になっても白内障手術により、良好な見え方を取り戻すことがめざせますから、眼科診療を通じて、地域の健康寿命にもアプローチできたらと考えています。このほか、海外の患者さま向けに英語での診療も今後は必要になると思います。

地域の方にメッセージをお願いします。

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当院は、網膜硝子体をはじめ専門的な外来診療を充実させ、小児の眼科診療にも力を入れるなど、地域の皆さまのニーズに広く応えています。私自身は視神経などの神経眼科が専門で、今後そうした分野にも診療を広げられたらと検討しているところです。また、基本理念の一つに「患者さま第一主義」を掲げ、例えば検査も漫然と実施せず、必要なものに絞って適切に行うなど、診療時間と費用にも配慮しています。このほか、院内は患者さまと一緒に考えたユニバーサルなデザインを導入し、光、感触、音なども活用しながら、ロービジョンの方、高齢の方、お子さまなど、あらゆる人々が安心して快適に過ごせる施設づくりを心がけました。専門的な診療を、快適な環境で受けていただける点も当院の特徴ですから、どうぞ安心して受診していただければと思います。

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溝田 淳 院長

1984年千葉大学医学部卒業。同大学病院眼科で診療後、1988年マイアミ大学バスコムパルマー眼研究所留学。帰国後、神経眼科や網膜疾患のほか広く眼科診療に従事。千葉大学医学部眼科学講座講師・同医学研究院眼科重粒子線治療学・視覚病態学講師も務め、順天堂大学医学部附属浦安病院眼科先任准教授、帝京大学眼科学講座主任教授、帝京大学医学部附属病院副院長を歴任。2023年5月から現職。日本眼科学会眼科専門医。

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