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最終更新日:2024/06/24

地方独立行政法人東京都立病院機構選定療養費あり
東京都立東部地域病院

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  • 東京都葛飾区亀有5-14-1
    • 内科
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    • 糖尿病内科
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泌尿器科

診療科・部門紹介

泌尿器の専門家が集結し良性疾患から悪性疾患まで広く対応。包括的かつ断らない医療を実践

大学病院で研鑽を積んだ専門の医師たちが、急な入院や手術にスピード感を持って対応。断らない医療を徹底し、泌尿器科領域の疾患を幅広く扱う。悪性疾患では、前立腺がんのほぼ全例でロボット支援下手術を導入し、腎臓がん、尿路上皮がんでは腹腔鏡手術を実施。手術で根治が難しい場合は化学療法や免疫療法を積極的に行うほか、緩和治療も提供する。また、前立腺肥大症に対するHoLEP(経尿道的ホルミウムレーザー前立腺核出術)や尿路結石症へのTUL(経尿道的尿路結石除去術)といった専門的なレーザー治療も多く手がけている。退院時には多職種と連携して訪問診療をセッティングするなど、初診から治療後まで一貫して担う。

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手術支援ロボットを操作する芦澤先生

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レーザーによる経尿道的尿路結石除去術の様子

スタッフ紹介

責任者

有澤 千鶴副院長

1990年東京医科歯科大学医学部卒業。2001年より東京都立東部地域病院に勤務。2019年より現職。専門は、泌尿器科疾患の診断と治療。日本泌尿器科学会泌尿器科専門医。医学博士。

メッセージ

今、すべての病気を持つ人に必要なのがACP(アドバンス・ケア・プランニング)だといわれています。当科でも患者さんに初めてお会いしたときからACPを実践することをモットーに、なるべく患者さんの社会的状況を十分に聞き取りながら、患者さんご本人、ご家族、そして私たちの意見をすり合わせて治療を進めることを意識しています。私たちの患者さんは高齢の方が多いため、その方たちがどういう環境で生活しているのか、生活を支えているのはどういう人なのか、今後の治療にも関わってくる経済的な状況も含めた上でACPを考えることはとても大切で、医師として治療をしながらソーシャルワーカーやケアマネジャーとの連携も考えて患者さんに接しています。これはどこででもできることではなく、この規模で長く地域に根差した医療を行ってきた病院だからこそできることであり、当院の大きな強みだと思っています。

スタッフ

簗田 茂人医長

順天堂大学医学部附属順天堂医院、順天堂大学医学部附属浦安病院、順天堂大学医学部附属静岡病院、越谷市立病院、順天堂大学医学部附属順天堂東京江東高齢者医療センターなどを経て2019年より東京都立東部地域病院へ。専門は泌尿器一般。2020年より現職。日本泌尿器科学会泌尿器科専門医。

芦澤 健医員

関東労災病院、順天堂大学医学部附属順天堂医院、順天堂大学医学部付属練馬病院、帝京大学医学部附属病院などを経て2023年に東京都立東部地域病院へ。日本泌尿器科学会泌尿器科専門医。医学博士。大学ではロボット支援下手術のほか、HoLEPと腎移植、腹腔鏡手術など幅広い分野で専門のチームに所属し研鑽を積む。その知識、技術、経験を生かして地域医療への貢献をめざす。

メッセージ

患者さんにとっては慣れない領域だと思いますので、できるだけわかりやすい言葉で繰り返し説明をすることで、まずは病気の状態をご理解いただくことを心がけています。その上で、自分の親や兄弟だったらどうするか、自分自身だったらどんな治療を選択するかをベースに、複数の選択肢を提示しています。手術をすることだけが医療ではありません。手術や抗がん剤治療のほかにもいろいろな治療がありますので、より良い方法を一緒に選んでいきましょう。当院の外観は歴史を感じる趣がありますが、治療や医療機器は先端のものがそろっています。安心して受診してください。

紹介医療機関の先生方へ

いつも患者さんをご紹介いただきありがとうございます。当科では手術はもちろん、化学療法や良性疾患に対する内服加療も行っています。尿閉によりカテーテルを挿入している方でも、手術によってカテーテルのある生活からの解放がめざせますので、諦めずにご紹介ください。治療後はなるべくかかりつけの先生に患者さんをお返しするようにしており、泌尿器が専門ではない先生もフォローアップに困らないように診療情報を詳しくお伝えしています。また、泌尿器科の疾患ではないかもしれないと思われても、何か気になることがあればご相談ください。必要に応じて院内他科に紹介し、当院で治療を完結することが私たちのめざすところです。

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