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医療法人社団博栄会 赤羽中央総合病院

(東京都 北区)

廣 高史 病院長

最終更新日:2022/01/26

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地域の人々の心に真の安心をもたらす病院に

赤羽駅から徒歩約7分。旧赤羽中学校の跡地に立つのが「赤羽中央総合病院」だ。1954年の開設から北区の地域医療を担い、2021年10月に現在地に新築移転した病院だ。移転に伴い救急科や呼吸器外科、婦人科、小児科を新設するとともに先進の医療機器や医療技術を導入し、総合病院としての機能を拡充。「先進のハードウエアをそろえて高度医療の提供をめざしていますが、その根底にあるのは地域に暮らす方々の心に真の安心をもたらすこと。地域の方々に愛される病院、地域の方々から何があっても安心と思っていただけるような病院でありたいですね」と廣高史院長は話す。新病院の特徴や地域医療への思いなどについて話を聞いた。(取材日2021年12月13日)

新しい病院に生まれ変わりました。その思いをお聞かせください。

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当院は朝倉斌初代院長の時代からその理念である「愛と奉仕の精神」のもと、67年にわたって地域医療に専念してきました。今回、旧赤羽中学校跡地の活用として、朝倉正博理事長が志していた「未来志向の全方位型施設」をテーマとした新病院に生まれ変わりました。私自身はそのプロジェクトが進む中で、病院の移転・新設を前提に2019年から病院長を務めています。院長就任前には約10年間、週に1回当院で診療に携わっていたのですが、その時この地域の方々の人柄にとても魅了されました。私は京都生まれ京都育ちなので、当初、関東の標準語は冷たい印象を持っていたのです。ですが当院で患者さんやスタッフと触れ合う中で江戸っ子人情を感じる機会がとても多くありました。皆さまとともに、一人ひとりの生きがいややりがいを築き合えるような病院医療、地域医療に貢献していきたいと思います。

その地域医療においてはどんなことが大切とお考えですか。

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私は心臓を養う血管に直径1ミリのカテーテルを挿入し超音波によって動脈硬化の状態を調べ、病気のメカニズムを解析するという先進的な研究を続けてきました。まさにミクロの世界なのですが、研究すればするほど生命の本質、命の輝きが見えてきます。その輝く命を全うするためにはどうすればいいか、その方の1回限りの人生を全うするためには何が必要かと考えた時、単に病気を治すのではなく、その方の人生をトータルに診ることが大切だと思っています。また、病院医療の究極の目的が安心であるとするならば、その安心をどのように考えてどうすれば地域の方々に安心をもたらすことができるのか、今、あらゆる側面から考えています。病院のすぐ隣に暮らしている方をどのように守るのか、何かあった時に即時的に対応するにはどうすればいいか。どんな状況においてもすぐ近くで暮らしている方々の心に真の安心をもたらすことが最も重要だと思います。

医療面もかなり充実したと聞きました。

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専門的な医療を拡充して総合病院としての機能がかなり充実しました。循環器内科を拡充し、呼吸器外科、婦人科、小児科を新たに設置しました。循環器内科では医師を増やすとともに手術にも対応できる心臓カテーテル検査室を設置し24時間体制で対応しています。呼吸器外科開設によって手術も可能となり、呼吸器内科とともに呼吸器疾患への対応も手厚くなりました。婦人科や小児科は地域の方々からの要望も多く、クリニック感覚で気軽に受診していただければと思います。さらに整形外科では人工関節置換術の支援ロボットを導入し先進的な手術を行っています。従来から力を入れてきた透析も病床を増やすとともに体外衝撃波やレーザーによる結石破砕、膀胱がんに対する治療など泌尿器疾患にも先進の治療を行っています。地域の方々が住むすぐそばに総合的な病院があり、身近に高度な医療を受けられることも一つの大きな安心につながると思います。

救急科も新設されましたね。

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救急医療は、いつでも救急を受け入れることがとても重要で崇高なことだと考えています。若い頃、山口県の医療過疎地域の病院に勤務していましたが、そこでは救急を断るなんて考えられないことでした。断るということはずっと遠くの病院に行けと言うことと同じだからです。何軒も断られたという患者さんが当院に搬送された時にはとても驚いた記憶があります。実際、救急医療はスタッフにかなりの負担がかかりますが、地域の方々に安心していただくためには重要です。当院救急科専属の医師は救急医療に熱い情熱を持っています。地域連携は何よりも重要と考えており、これからさらに地域の先生方と密な連携を図っていきたいです。患者さんが当院に入院中に、クリニックのドクターが週に何回か当院で一緒に診察する連携システムも考えています。また、入院中から退院後までスムーズに自宅復帰できる地域完結型の医療も地域の先生方とともに築いていきたいです。

最後に読者へのメッセージをお願いいたします。

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当院は地域に暮らす方々のすぐそばにある病院です。何よりも地域の方々に心から安心をもたらすことのできる病院でありたいですね。高度な医療技術や医療機器など先進的なハードウエアをそろえてはいますが、決してそれだけではない、人々の心に真の安心を与えられる施設へと昇華していきたいと考えています。単に臓器を修理するというのではなく、その方がもう一度生きがいややりがいを感じながら心豊かな人生を送れるよう最良の医療を提供していきたいと思います。ここに来ればどこよりも安心、安心できる医療を受けられる、安心できる職員がいる、安心できる時間を過ごせる、そのように思っていただける病院、地域の方々に愛される病院になれるよう、これからもスタッフ一同努力してまいります。

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廣 高史 病院長

1983年山口大学医学部卒業。山口県厚生農業協同組合連合会周東総合病院、山口大学医学部附属病院、カリフォルニア大学アーバイン校医学部循環器科、山口大学医学部附属病院第2内科などを経て2009年日本大学医学部准教授、2015年同大学教授。2019年より現職。日本大学客員教授。日本循環器学会循環器専門医。専門は循環器全般、特に動脈硬化の画像診断の技術開発やそれを用いた病態解明などに関する研究。

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