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医療法人社団 青山会青木病院

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飛鳥井 望病院長
Nozomu Asukai

プロフィール1977年東京大学医学部卒業。1987年より都立墨東病院医長、1992年より東京都精神医学総合研究所副参事研究員、参事研究員、所長代行を歴任し、2011年東京都医学総合研究所副所長に就任。2015年同院副院長に着任し、2017年より現職。精神医学一般、PTSD、悲嘆反応を専門とし、関連書籍、メディア出演も。精神保健指定医、医学博士、日本精神神経学会精神科専門医、東京都医学総合研究所特別客員研究員。

幅広いニーズに応える精神科専門病院

西調布駅から徒歩で12分、多摩川に近く、緑豊かな住宅地の一角にある「青木病院」。歌人であり、精神科の医師でもあった斉藤茂吉先生のいとこにあたる青木義作初代理事長・院長が1962年に開設した精神科専門病院だ。精神科270床、内科50床を有する同院の特徴は、精神科の急性期治療への注力と、他にはあまりないというストレスケア病棟だ。調布市の「地域連携型認知症疾患医療センター」としての役割も担い、併設する介護老人保健施設や関係機関との連携も整っている。各病棟においては、医師、看護師とともに、精神保健福祉士、臨床心理士、作業療法士、薬剤師、栄養士など多職種が関わり治療を進めている。平日は毎日行われている精神科デイケアの充実したプログラムも特徴だ。この多彩な機能を持つ同院を率いるのは、トラウマ、PTSD、悲嘆反応を専門とし、数多くの著書も手がける飛鳥井望院長。「まだまだ敷居が高いイメージがある精神科をいかに利用しやすい医療機関にしていけるか。ご本人にもご家族にも利用して良かったと言われる病院でありたいです」と、穏やかに話す飛鳥井院長に同院の特徴や今後の展望などを聞いた。(取材日2018年3月26日)

1962年に設立された歴史ある病院と伺っています。
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当院の創設者である青木義作が、歌人であり精神科の医師であった斉藤茂吉先生が設立した「青山脳病院」で副院長を務めた後、1945年、港区青山に「青木神経科」を開業したのがそもそもの始まりです。その後、1962年に「青木病院」として開設されました。当院は、元神戸大学精神科教授の中井久夫氏が若かりし頃勤務し、絵画療法の一つ「風景構成法」を開発した病院としても知られています。開設以来の温かな雰囲気は大事にしながら、やはり時代の波というものがあり、時代のニーズに応えられるよう病院もいろいろと工夫をしております。2006年に行われた病棟の老朽化に伴う建て替え工事では、従来の精神科病棟に加え、新たにストレスケア病棟を備えました。8階では入院患者さんへの作業療法を提供し、外来患者さんの精神科デイケアも毎日30名ぐらいの方にご利用いただいています。

こちらの病院の特色を教えてください。
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一言でいえば、診療の幅の広さです。一つは精神科の急性期治療に力を入れております。60床を急性期治療病棟とし、お待たせしないで速やかに入院治療ができるよう心がけています。当日入院も可能です。もう一つの特色は、ストレスケア病棟40床を有していること。病棟は7階で周辺に高い建物がないため、とても眺めが良いです。うつ病や不安症など、ストレスや生きづらさから精神的にまいっておられる方に、安心して休息していただけるような開放病棟です。近年の精神医療では、ストレスが原因の精神疾患が増えていて他にはあまりない病棟なので、この地域だけでなく東京中、あるいは神奈川県からも患者さんが訪れます。最近は、インターネットで調べて、入院を希望される方も多いです。当院は比較的駅から近いということもあり、幅広い年齢層の患者さんが通院なさっています。

認知症治療にも力を入れていると伺っています。
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時代のニーズというと認知症が挙げられますが、当院では50床の認知症病棟を運営しています。高齢者の場合、身体的な問題を合併することが多いので、50床の内科病棟を併設しています。認知症の専門病棟や「物忘れの外来」を運営していることから、調布市を圏域とする「地域連携型認知症疾患医療センター」に指定されており、認知症に関する相談や行動・心理症状への初期対応、必要な場合は入院治療も行っています。それらのことから、当院は調布市の認知症医療における「最後の砦」のような役割があり、そこを担っていく使命はあると思っています。2018年の4月より認知症の患者さんやそのご家族に早期に関わる「認知症初期集中支援チーム」が整備されたことから、当院では、「地域連携型認知症疾患医療センター」内にチームを設置しています。例えば、認知症の疑いがあるお年寄りのところへ出向いていき、早期治療に結びつけることが可能になります。

どのような診療を心がけていらっしゃいますか?
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「あたたかい対応と細心の注意を払って、治療・看護・介護を行うことを大切にする」という青木典太前理事長が掲げた理念の姿勢を守ること、そしてやはり医療レベルを意識することですね。自分たちが常にスキルアップをしていくということ、それと同時にもう一つ大きいのは接遇です。当院を利用していただいた患者さんに、「良い対応をしていただいた」と言っていただけること、それが病院にとって財産になることだと思います。一番大事なことは、患者さんの悩みや訴えがどんなものでも、その人に寄り添うということですね。それが精神科医療の原点であり、おそらく他科と精神科の違いなんだろうなと思います。精神科はなかなかうまく効果が出ない、難治、難しい状態もありますけれども、病気を抱えたままでもその方が何とか生きやすくなるように支えていくことが大事だと思っています。

今後の展望をお聞かせください。
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当院は2018年に56周年を迎える歴史ある精神科専門の病院です。昔に比べて精神科へのイメージが変わり、お子さんからお年寄りまでいろいろな方のニーズに合わせた対応ができるようになっていますので、市民の方に選んでもらえるような病院になれればと思います。地域社会から完全に遊離してしまって病院があるのではなく、地域の中の重要な資源として、これからの活動を続けていくことが大事だと思いますね。そのためには、自分たちの目線だけで良しとするのではなく、やはり皆さんから選んでもらわなければいけないわけですよね。患者さんご本人だけでなく、ご家族、あるいは紹介してくださったクリニックの先生方にも「青木病院を利用して良かった」と思っていただくこと、それを積み重ねることによって、地域の重要な医療資源の一つとして根付いていくことができるのだと思います。

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