院長メッセージ( 神尾記念病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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神尾記念病院

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神尾 友信院長
Tomonobu Kamio

プロフィール初代院長から数えて4代目。2009年より院長代行、2010年1月、4代目院長に就任した。患者に安心感・満足感を感じてもらえる医療をめざし、病院全体のチームワークを高めることに力を注いでいる。専門領域は副鼻腔。

全国でも数少ない耳鼻咽喉科の専門病院

千代田区で100年以上の歴史を誇る「神尾記念病院」は、全国でも数少ない、耳鼻咽喉科の専門病院だ。大学病院と地域のクリニックの間を担う存在として、近隣の住民をはじめ全国から患者が訪れている。同院は、手術による治療実績が豊富だが、外来診療にも力を入れており、診察室を増設するなどして患者のニーズに応えている。2016年からは人工内耳手術を開始し、同時に補聴器の専門外来を新設。高齢社会に伴い「耳が聞こえづらい」と悩む人が増えているなか、患者に希望を与えている。「補聴器や人工内耳で戻るかもしれない聴覚を諦めないでほしい。長寿の時代を、楽しく過ごしていただきたいなと思っています」と院長の神尾友信先生。今回の取材では、耳領域、鼻領域における治療の強みや今後の展望について聞いた。
(取材日2017年11月24日)

病院の成り立ちについて教えてください。
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1911年(明治44年)、私の曾祖父が現在の外神田4丁目に開業した耳鼻咽喉科診療所が始まりです。その後、関東大震災や東京大空襲で全焼したり、患者増に伴う移転や改築を行うという歴史を経て、1989年に現在の場所に移転しました。院内には7つの診察室のほか、手術室が2つ、入院設備が30床あります。ここ数年の国の政策で、大学病院をはじめとする地域の基幹病院では、より重症で、緊急性の高い患者さんの治療に比重を置くようになりました。当院は、大学病院と診療所の中間に位置する、全国でも数少ない耳鼻咽喉科の専門病院として、これからも精度にこだわった医療を提供していきたいと考えております。大学病院でも耳鼻咽喉科の医師が少なくなっていると言われているなか、当院では学ぶ意識の高い医師が集まっており、現在は常勤11人、うち1人は麻酔科医師の体制で臨んでいます。

どのような患者が来院していますか?
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全国からいらしていますが、千代田区、中央区、文京区など近隣の区にお住まいの方が多いです。これも107年という歴史のたまものだと思うのですが、当院を受診した患者さんが、「神尾で診てもらってすっかりよくなった」と家族やご友人に紹介してくださることが多く、ありがたく感じています。また最近は、インターネットで調べて当院を知ったという若い患者さんも増えています。いずれにせよ、これまでにさまざまな病院を受診したものの、満足のいく結果が得られていないという方が、専門性を求めて受診するケースが目立ちますね。ただ正直なところ、当院に来れば、難治性の病気が必ず治るわけではありません。がんや老人性難聴など、現代の医学では完治が難しい病気もあります。ですが当院では、原因追及のための検査をすべて行って、なぜ治らないのか説明することも大事にしています。すると、患者さん自身が納得し、次の段階に進めるようになるのです。

耳の治療では、2016年から人工内耳手術を開始していますね。
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人工内耳手術は、補聴器をつけても聞こえない方にとって、最後の砦とも言える治療法です。私の父である先代院長・神尾友和が早くから注目し、日本でも行われるようになった手術です。しかし当時は、耳の中に埋め込む機器の質がよくなく、あまり効果が出ませんでした。その後、医療工学の発展もあってよい結果を得られるようになり、現在は手術を希望する患者さんが増えています。そして、人工内耳手術に力を入れるとともに、補聴器の専門外来も新設しました。補聴器は、聴力に合う周波数を設定できればとても有効なものです。しかし、調整が十分でないためにガーガーうるさい音が聞こえる、耳栓のようだと感じている方がいるのは残念です。当院では、まず補聴器による治療を行い、改善が難しいと判断した場合に、人工内耳手術を含めて次のサポートに進みます。言語聴覚士も3人おり、補聴器の調整から手術後のリハビリまで一貫しているのが当院の強みです。

鼻領域の治療においては、どのようなことに力を入れていますか?
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耳の疾患以上に、鼻の病気の人は多く来院されます。ひと昔前に比べると、花粉症を含めたアレルギー疾患や、アレルギーに起因する副鼻腔炎が増えていますね。副鼻腔は私の専門領域ですので、以前は私が中心となって手術を担当していましたが、常勤医の増員に伴い、現在では私を含め5人の医師が担当しています。副鼻腔炎の手術というと、昔は1ヵ月間の入院が必要なほど、患者さんにとってはつらいものでした。しかし現在は、内視鏡による手術を行っており、患者さんの負担はかなり少なくなっています。とはいえ、手術に不安を感じる患者さんも多くいらっしゃいますので、当院ではすべての手術室において、手術中のナビゲーションシステムと、切除した部分をただちに吸引できるマイクロデブリッターというシステムを導入しました。これにより、より安全かつ短期間での手術が可能になります。

病院を運営する上で、大事にしていることを教えてください。
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組織力を大事にしています。治療を行うのは医師ですが、患者さんが診察室から一歩出たら、サポートを行うのは看護師をはじめとする職員たちです。患者さんが安心して過ごせて、満足していただけるように、病院全体のチーム力をこれからも大切にしていきたいですね。現代社会はIT化が進み、人と人とのつながりが希薄になっていると言われますが、当院では、目と目を合わせて診療を行うこと、心と心がつながるような診療を大事にしております。とりわけ近年は、メニエール病をはじめ心因性の症状も多くなっています。こうした病気は手術では治せませんし、薬だけでも治りません。「医は仁術」という言葉があるように、手術の腕を磨くだけでなく、心を癒やす医療を実践していきたい。当院にはそうした考えを持つ医師やスタッフが集まっています。耳鼻咽喉科の病気でお悩みの方は、安心して相談していただけたらと思います。

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