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医療法人社団山斗会 山中病院

(東京都 杉並区)

齋藤 節 院長

最終更新日:2020/12/04

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全人的医療を提供する地域のホームドクター

2019年10月、現在の地に新築移転した「山中病院」。齋藤節院長の専門である消化器外科をはじめ、移転前から注力している整形外科、およびニーズの高い救急科を中心に、フットワーク軽く地域医療に貢献する。「一般的な手術を、より安全に、確実に」をモットーに、各種手術にも対応。急性期から回復期を経て在宅復帰に至るまで、一貫した医療を提供しているのが強みだ。齋藤院長がめざすのは、「地域の人のホームドクターとしての総合病院」。高齢者をはじめ、複数の慢性疾患を有するケースに総合的に対応するほか、「持病の治療で定期的に大学病院に通っているが、その他の症状の治療はできるだけ自宅の近くで完結したい」「大学病院や専門病院は心理的ハードルが高い」という患者も広く受け入れる。「地域の声に耳を傾け、良質な医療を総合的に提供していきたい」と話す齋藤院長に話を聞いた。
(取材日2020年9月10日)

初めに、病院の成り立ちから教えてください。

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もともとは、整形外科を中心とした救急病院として、西荻窪で30年あまりにわたって診療していました。そして、2019年10月にこちらの南荻窪1丁目に新築移転しています。移転に伴い、これまで主体だった整形外科に加えて、私の専門である消化器疾患の診断・治療、外傷等の救急外科治療にも注力する方針となりました。当初は旧病院の患者さんが多くを占めていましたが、24時間365日対応の救急科の診療や地域住民のネットワークを足がかりに患者さんの層が広がり、「身近で頼りになる総合病院」としてさまざまな方にご来院いただいています。高度で専門的な医療が必要な場合は連携病院にご紹介していますが、一般的な手術については当院で安全に配慮しながら対応しておりますので、気軽にご相談いただきたいですね。なお、移転前に病院があった場所では引き続き、「山中整形外科内科」として内科、外科、整形外科の外来診療を行っています。

具体的には、どのような手術に対応しておられますか。

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整形外科に関しては、股関節に近い部分の大腿骨が折れてしまう大腿骨頸部骨折が圧倒的に多いですね。年を取って骨がもろくなると、軽く転んだだけでも骨折してしまうことがあります。転びそうになって手をついた拍子に手首が折れてしまうケースも少なくありません。救急で運ばれてくる方も骨折が目立ちますね。基本的に、骨折は部位に関わらず当院で対応可能です。医師としてちょうど脂が乗ってきた気鋭の先生が在籍しているので、安心してお任せしています。また、消化器外科でも、内視鏡専門の医師による診断から治療まで一貫して対応しているほか、肛門外科では日帰りの痔の手術も行っています。痔の治療は近年著しく進化していて、症状によっては注射で治療していくことも可能です。大学病院や専門病院に行くのは心理的なハードルが高い、という場合など、普段通っている病院で他の症状と一緒に治療できれば少し気が楽なのではないでしょうか。

先生は、消化器外科で長く活躍していらしたそうですね。

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私は外科の中でも消化器外科を専門とし、胃、大腸、肛門、肝臓、胆のう、膵臓などの疾患を扱ってきました。特に、大腸内視鏡検査や診断、大腸疾患の外科的治療の経験は豊富で、これまでに多くの手術を行ってきました。当院でも、今後は消化器系の疾患が疑われる方の検査を増やし、必要であればワンストップで外科的治療まで行って、多くの患者さんを笑顔にしていきたいですね。大腸内視鏡検査は、過去の経験から苦手意識をお持ちの方が多いのですが、痛みやつらさは医師の技量によって変えられると思います。私がめざすのは、苦痛のない治療。内視鏡下手術の黎明期から携わってきた経験を生かして、痛みに配慮しながら治療を行ってまいります。早期発見・早期治療のために、便潜血検査で陽性反応が出た方はできるだけ早く、以前ポリープを取った方は2〜3年に1度、必ず検査を受けてください。

臨床と経営、それぞれのやりがいをお聞かせください。

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以前、外科部長として勤務していたのは第一線の急性期病院で、診断・手術に携わりつつ、後進の指導にもあたる日々でした。患者さんの苦痛を自らの手で取り除く外科の医師としての仕事にやりがいを感じていましたが、患者さんの総合的な満足度を高めるには臨床だけではない要素も重要だとも常々考えていたんです。そこで、ご縁があって山中病院の理事長にお声がけいただいたのをきっかけに、経営にチャレンジすることを決めました。臨床と経営では視点が大きく違いますから、最初は戸惑いの連続でしたね。それでも、最近は私自身の目標である「心のこもった医療」が少しずつ院内に浸透し、患者さんにとって最善は何かを考える姿勢が根づいてきた実感があります。医師にゴールはありませんから、引き続き謙虚に技術を磨くとともに、温かみのある病院づくりに力を尽くしていきたいと思っています。

今後の展望と地域の方々へのメッセージをいただけますか。

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今後は、常勤の医師を増やし、設備をさらに充実させて、今以上に多くの手術に対応できるよう体制を強化する予定です。地下1階にある広々としたリハビリテーション室を生かして、入院はもちろん通院でのリハビリも受け入れを拡大していきたいですね。一人の患者さんを総合的に診る、全人的な医療を提供できるのが当院の一番の強みですから、些細に思える症状や、ちょっとした不安でも気軽に受診していただけるアットホームな総合病院でありたいと思っています。法人内ではグループホームもありますので、近隣の総合病院、地域のクリニックとの病病・病診連携とあわせて、切れ目のない医療と介護で患者さんの人生を支えてまいります。

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齋藤 節 院長

1977年日本医科大学卒業。一般外科の中でも消化器外科を専門とし、筑波記念病院では外科医長として大腸内視鏡を使った大腸疾患の診断と治療、外科的治療などを多く手がけてきた。めざすのは「苦痛のない、優しい治療」。患者の緊張をほどく話術にも定評がある。

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