消化器外科(公益財団法人ライフ・エクステンション研究所付属永寿総合病院)

最終更新日：2025/01/31

消化器外科

診療科・部門紹介

良性・悪性問わず消化器疾患を取りこぼしなく診療。腹腔鏡手術やロボット支援手術など低侵襲な治療に注力

食道・胃・十二指腸、肝・胆・膵、小腸・結腸・直腸の各臓器の専門家がそろい、ヘルニアや胆石、痔といった良性疾患から食道・胃・大腸・肝臓・膵臓の消化器がんまで、良性・悪性を問わず幅広い疾患に対応。特にがん治療では手術や抗がん剤治療を組み合わせた集学的治療を行う。食道・胃・大腸・肝胆膵領域の腹腔鏡手術を積極的に取り入れているほか、2024年4月から大腸がん・胃がんに対するロボット支援手術も導入。着実に症例を積み重ね、より安全性に配慮し質が高く、かつ低侵襲な手術の提供に努めている。さらに24時間体制で緊急疾患にも対応し、必要に応じて慶應義塾大学病院などの高次機能病院を紹介できる体制も整えている。

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患者とのコミュニケーションを重視し診療にあたっている

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治療経験豊富なエキスパートがそろう。腹腔鏡手術を積極的に実施

スタッフ紹介

責任者

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大島剛部長

2004年慶應義塾大学医学部医学科卒業。初期臨床研修を終え、2006年慶應義塾大学医学部外科学教室入局。米・シカゴ大学、東京医科大学八王子医療センター、慶應義塾大学病院を経て2020年より現職。日本外科学会外科専門医、日本消化器外科学会消化器外科専門医、日本肝臓学会肝臓専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医。肝・胆・膵領域のエキスパートとして安全に配慮した高度な医療の提供に努めている。

メッセージ

当科は、食道・胃・小腸・大腸・肛門・肝臓・胆道・膵臓といった消化器外科に関係する各臓器の専門家がそろい、患者さまの負担をなるべく少なくできるように腹腔鏡手術やロボット手術など先進の医療技術を駆使して低侵襲治療を推進しています。大学病院など高次医療機関で研鑽を積んだ各臓器のエキスパートが治療を担当いたしますので、安心して治療を受けていただけると思います。大学病院ほど大きくはないけれど、その分地域の皆さまとの距離が近い、「通いやすく相談しやすい地域に密着した診療」を大切にしています。救急科外来では24時間患者さまの受け入れを行っており、術前や術後に急に体調が悪くなったときなど、迅速に柔軟な対応ができることが当院の強みだと思います。また、当院は緩和医療の専門チームが充実しており、がん診療における途切れのない包括的な治療が行えることも特徴です。地域に根差した病院として、専門性と親しみやすさを両立し、患者さまとご家族に寄り添う医療をチーム一丸となってお届けしてまいります。永寿総合病院が近くにあって良かったと言っていただけるよう、安全で優しい治療をめざしておりますので安心してお任せください。

紹介医療機関の先生方へ

腹部に関するご相談は24時間受け入れ可能で、緊急症例にも対応しています。高齢の患者さまでは手術適応の判断が難しい場合もありますが、医療技術の進歩により従来は適応外とされていた方への手術も可能になっています。また、バイパス手術やCVポートの造設など、日常生活の質を向上させるための小手術にも積極的に対応しています。比較的軽症な場合でも遠慮なくご相談ください。ご紹介いただいた患者さまは、基本的に逆紹介させていただいております。これからも、地域の皆さまに切れ目ない医療を提供するため開業医の先生方との役割分担を明確にし、病診連携の強化に努めてまいります。