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東都文京病院

(東京都 文京区)

窪田 敬一 院長

最終更新日:2022/09/15

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身近で温かい寄り添った医療の提供をめざす

文京区湯島において、前身である東京日立病院の時代から60年以上にわたって地域の人々の健康に寄り添ってきたのが、「東都文京病院」だ。周辺に複数の大学病院がある立地において、地域に根差した医療を提供することを大切にしている同院。内科や外科、整形外科、小児科、産婦人科をはじめとする豊富な診療科と、リハビリテーション部門や臨床検査部門を運営。地域医療ネットワークの中で急性期から回復期・慢性期までに幅広く対応し、周産期・小児医療から健康長寿の延伸をめざす健診まで地域に必要とされる幅広い病気やけがの診療に対応している。そんな同院の院長に2022年4月就任し、「クリニックと大学病院との間にある『小回りの利く総合病院』として、地域の皆さまに身近で温かい、寄り添った医療の提供をめざしていきます」と話す窪田敬一院長に、同院のことや地域医療にかける意気込みなどを聞いた。(取材日2022年6月21日)

病院を紹介していただけますか?

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当院は、地域の方々に根差した医療を提供することを目標に日々努力している病院です。近隣には、東京大学医学部附属病院や順天堂大学医学部附属順天堂医院、東京医科歯科大学病院など大きな大学病院があります。そのような中で、大学病院と同じようなことをやろうとしても、病院の規模が違いますから、当院はあくまでも地域の方々に根差した医療をすることを大切にしています。同じくらいの規模の病院では、診療科がそれほど多くないところも多いですが、当院は日常的に必要な診療科は備えている総合病院で、だいたいのことは対応していけるのが一番の特徴かと思います。また、大学病院などで急性期の治療を終えたものの、まだ治療やリハビリテーションなどが必要な患者さんを受け入れて、回復期のケアを提供するのも大切な役割だと考えています。実際にこの地域で、当院のような立ち位置の病院はほとんどないと思います。

力を入れていることは何ですか?

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一つは、産婦人科です。文京区には、大きな三次救急医療機関が複数あり、ハイリスク妊婦さんの受け入れ体制が整っています。そのような中で、「できるだけ自然な出産をしたい」「気軽に受診したい」という妊産婦さんのニーズに応えることをめざしています。帝王切開時を含む立ち会い出産を推進しているほか、ハイリスク妊婦さんや無痛分娩を希望する方には、妊娠35週までの妊婦健診は当院で、出産は近隣の東京大学医学部附属病院や順天堂大学医学部附属順天堂医院、日本赤十字社医療センターなどで行う「セミオープンシステム」で対応しています。産後ケアにも力を入れており、助産師や看護師、産科や小児科の医師などからなる産後ケアサポートチームが、母親と新生児を支援しています。婦人科疾患では、子宮筋腫などの良性疾患に加え、子宮がんや卵巣がんなどの悪性腫瘍の診療も行っており、腹腔鏡や子宮鏡などによる低侵襲手術にも対応しています。

先生のご専門である外科の診療についても教えてください。

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外科全般をカバーしながら鼠径ヘルニアや胆石症など良性疾患の手術、胃や大腸など消化器のがんに対する手術や抗がん剤治療などを行っています。外科的治療では、患者さんへの侵襲ができるだけ少なくなるよう、腹腔鏡下や内視鏡下の手術も積極的に取り入れ、患者さんの希望や症例に合わせて適切な方法で治療をすることを大切にしています。また、私は肝・胆・膵外科が専門で、これまで大学病院などで難しいがんの手術も多く行ってきました。これからの目標ですが、当院では手術に力を入れるというよりは、大学病院などでは難しい場合のがんに対する化学療法や免疫療法、温熱療法などの治療を充実させること。加えて、これまでは大学病院などに紹介していた膵臓がんなどの患者さんも、希望があれば手術やその後の治療も行うなど、当院の特徴である患者さんに寄り添った環境の中で、責任を持って最後まで診ていくことができる体制を整えたいと考えています。

病院を運営するにあたって、心がけていることはありますか?

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私は当院に来る前は、病床数1200床、職員3000人の大学病院の病院長を務めていました。当院は126床ですから、まったく規模の異なる病院の院長となったわけです。規模が違えば病院長としての業務も異なり、大学病院では大きすぎて誰がどこで何をしているのかわからない感じがありましたが、当院では知ろうとすればわかります。ですから、職員みんなの意見を聞き、みんなが納得するかたちで運営していくことを心がけています。そして、当院に来て強く感じたのが、医療は医師だけでは成り立たないということ。看護師やリハビリテーションスタッフ、医療ソーシャルワーカーをはじめとする地域連携を担当するスタッフ、そういったスタッフたちの働きがすごく大きいのです。多職種連携によるチーム医療や、地域の医療機関とともに医療を進めているという実感を持ちながら、これからも病院内、地域内の連携を大切にしていきたいと思います。

今後の抱負とメッセージをお願いします。

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まずは、現在計画を進めている新病棟の建設に向けて現状の路線を進めながら、ますます地域密着型の医療を提供していきたいと考えています。地域の開業の先生方には、どのような疾患でもまず紹介していただければ、当院で治療ができるものはして、できないものは無理せずに大学病院に紹介するなど、患者さんにとって最適な対応をすることを心がけていますので、必要なときには患者さんのご紹介をお願いしたいと思います。そして、地域医療ネットワークの中で二次医療機関として急性期から回復期・慢性期に幅広く対応し、周産期・小児医療から健康長寿の延伸をめざす健康診査まで、クリニックと大学病院との間にある「小回りの利く総合病院」として、患者さんに身近で温かい、寄り添った医療の提供をめざしていきます。診療科のことや、この症状を診てもらえるのだろうかということは気にせずに、病気や体の不調などがあれば、気軽に相談してください。

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窪田 敬一 院長

1981年東京大学卒業。同医学部附属病院、スウェーデン・カロリンスカ研究所移植外科、東京大学医学部附属病院肝・胆・膵外科、獨協医科大学第二外科主任教授、同大学病院長などを経て2022年より現職。日本消化器外科学会消化器外科専門医。専門は肝・胆・膵外科で難しい腫瘍の外科治療を多く手がけてきた実績を持つ。

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