病院長メッセージ( 横浜市立市民病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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横浜市立市民病院

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石原 淳病院長
Ishihara Jun

プロフィール1979年慶應義塾大学医学部卒業。同大学病院や関連病院で小児循環器科の診療に携わり、1998年に市民病院に入職。小児科部長、副病院長などを経て2013年より現職。新病院には、随所に小児科出身の医師ならではのきめ細かな視点が生かされている。優しく人間味あふれる人柄で、患者からもスタッフからも愛されるドクターだ。

市民の健康を支え、つながりの拠点となる

1960年、4科42床の病院として保土ケ谷区に開院した「横浜市立市民病院」。時代の変化とともに増科・増床を重ねながら、横浜市の基幹病院として、また公立病院として、高度急性期医療をはじめとした地域に必要とされる医療の提供に努めてきた。2020年5月には、旧病院の老朽化を受けて着工していた新築移転工事が完了。三ツ沢公園に隣接する神奈川区への移転を果たした。石原淳病院長が掲げる新病院のコンセプトは「安心とつながりの拠点」。空港や港に近く公園に隣接する立地条件を踏まえて、新興の感染症や大規模災害に強い「市民の安心の拠り所」となる病院をめざした。地域の医療機関や介護、行政との連携を促進する患者総合サポートセンター、地域医療人材育成や市民向け講座の開催に活用できる大講堂など、「つながりの拠点」を意識した組織、設備も充実している。「今後も継続的に機能向上を図り、市民の皆さんの期待やニーズに応えていきたい」と話す石原病院長に話を聞いた。
(取材日2020年10月6日)

長く市民に愛されている病院ですね。
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市民病院は、内科、小児科、外科、産婦人科の4科42床の病院として、1960年に開院しました。増科増床を経て、33の診療科と650床を有する横浜市の基幹病院となり、地域の医療機関や福祉施設とともに市民、および患者の皆さんの安全・安心を守る医療の提供に努めています。診療の柱として、24時間365日の救急対応、がん診療、感染症医療、小児・母子医療、地域医療支援を軸に実績を重ねてきましたが、施設の老朽化、狭隘化によって旧病院での機能向上が困難になったため、2017年度から現在の神奈川区に新病院の建設工事を進めてきました。新病院への移転は2020年5月に完了し、新たなコンセプトとして「安心とつながりの拠点」を掲げて診療をスタートしています。新病院では、これまでの柱をより強化するとともに、政策的医療の拠点、市民の健康危機管理の拠点、地域医療全体の質向上のための拠点という3つの拠点機能を担っていきます。

「安心とつながりの拠点」について詳しくお聞かせください。
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新病院が位置する場所は、国際化が進む羽田空港や、発展が続く横浜港に近く、災害時の広域避難所、広域応援活動拠点である三ツ沢公園に隣接しています。移転にあたっては、この立地条件を念頭に置いて基本計画を策定しました。まず、海外への渡航前、渡航後の予防接種や健康チェックを含めた感染症医療の充実です。第一種感染症指定医療機関、第二種感染症指定医療機関として、全個室化した感染症病棟や重症系病棟への陰圧室配置などを行いました。さらに、大規模災害時にライフラインが途絶えても7日間は自立できるよう、災害に強いエネルギーシステムを備え、救急・災害医療に対応していく体制を整えています。これが、市民の皆さんの「安心の拠り所」としての機能です。「つながりの拠点」としては、患者総合サポートセンター、地域医療人材育成や市民向け講座の開催にも活用できる大講堂など、地域と患者さんに向けた設備の充実を図りました。

公園と一体化した造りも印象的です。
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三ツ沢公園は、災害時にも機能を発揮できる都市型公園です。移転時にはもちろんそのことも視野に入れ、公園との共生と療養環境の向上を重視した「パークホスピタル」をめざしました。既に、海外や都市再生を推進する国内の地方都市などでは、病院を中心とした街づくりが行われています。私たちも、隣合う三ツ沢公園とともにお互いの価値を高めあい、市民の皆さんの憩いや活動の中心地になっていけたらいいですね。前述した大講堂でのイベントや講演など、文化的施設としての活動も積極的に展開していくつもりです。高機能で強い病院であることはもちろん重要ですが、強さと優しさは表裏一体。市民の皆さんの期待やニーズに医療で応える強さとともに、地域の交流を促す優しさを、同時に追求していきたいと思っています。

新病院で注力していく医療について教えていただけますか。
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新病院では、これまでの方針をさらに強め、高度急性期を中心とした先進的な医療サービスの提供、併設される消防局の救急ワークステーションとの連携による救急体制の機能強化、予防医療からがんゲノム医療に至る総合的ながん対策の充実、小児救急医療と周産期医療の機能強化、感染症対策の充実などを図っています。設備として、重症系集中治療室を拡充したほか、手術室や血管造影室、LDRを増室し、先進の放射線治療機器やロボット支援手術を導入しました。予防医療については、これまでがんに特化していた検診を、予防医療センターでの全人的な健診と人間ドックへ移行しています。地域のがん検診と合わせて、病気の早期発見に活用していただきたいですね。予防医療センターでは、海外渡航前の検査と予防接種および帰国後の健康診断と感染チェックを行う感染予防健診、シニア世代に多い感染症チェックも可能です。

最後に、読者にメッセージをお願いいたします。
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当院には、多くの診療科と、さまざまな特色ある部門があります。横浜市における血液疾患の中核として造血幹細胞移植にも力を入れている血液内科、全国から患者さんが訪れる炎症性腸疾患診療の部門などはその代表例ですね。肺がんを扱うすべての診療科、薬剤部、看護部、緩和ケアチームが連携して集学的治療を行う肺がん治療部門、脳卒中などのカテーテル治療を専門とする脳血管内治療部門、不整脈に対するカテーテルアブレーション治療を行う不整脈部門など、これからニーズが高まるであろう分野にも早くから注力してきました。今後も変わらず、安全で良質な医療に努め、市民の皆さんの健康な生活に貢献していく所存です。新しく生まれ変わった市民病院を、よろしくお願いいたします。

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