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医療法人社団三友会 あけぼの病院

(東京都 町田市)

浜辺 正樹 病院長

最終更新日:2021/01/08

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透析、整形外科を中心に地域医療を支える

小田急線町田駅から徒歩7分。1978年開院の「医療法人社団三友会あけぼの病院」は、南郷一雄先生が命と地平線から昇る太陽を重ね合わせ「曙」と命名。腎臓内科が専門であった前理事長が透析に力を注いできたこと、後継者の南郷俊明理事長が整形外科の医師であったことから、同院では現在でも人工透析と整形外科を中心とした医療を提供している。2016年に現在の地に移転し、新鋭のMRI、CTの導入をはじめとする設備の充実を図り医療の専門性を高めた。2020年には地域包括ケア病床を開設。透析部門や整形外科以外にも、糖尿病内科、内科、消化器内科、腎臓内科など14の科を設置し、人間ドックや脳ドックなど検査部門にも力を入れている。2015年の移転と同時に院長へと就任し病院のミッションを実践しながら整形外科の診療を行う浜辺正樹院長に、病院の特色や今後の展望などの話を聞いた。(取材日2020年12月11日)

力を入れている透析治療と整形外科の特徴を教えてください。

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透析治療では透析部門、腎臓内科、心臓血管外科が連携して対応にあたっています。内シャント設置術を実施することで合併症の予防に努めているほか、重症度別のコーナーの開設、より多くの老廃物の除去が図れるオンラインHDF装置による透析、夜間や個室での透析も可能です。私の専門である整形外科では、高齢者のケガや背骨の圧迫骨折などのいわゆる「いつの間にか骨折」や、腰部脊柱間狭窄症、変形性膝関節症など腰や膝の症状を訴える女性の患者さんが多く、治療の際には入院していただきコルセットを作り、骨粗しょう症の治療も行います。骨は一つの臓器であり、ホルモンのバランスを取る上でも重要であると考えられます。また、術後にしっかりとリハビリテーションをしたいという人も増えていることから、当院でのリハビリのほか専門の病院への転院のフォローも行っています。2019年春にスタートした通所リハビリテーションもニーズが高いですね。

そのほかの診療科も充実していると聞きました。

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透析病院のイメージが強い当院ですが、どの診療科においても専門性の高いベテランの医師が多いことも特徴の一つで、手術の待ち時間も少なく迅速に治療ができる環境が整っています。消化器外科では胃がんや大腸がんにおいて、手術経験豊富な医師による腹腔鏡手術や内視鏡下粘膜下層剥離術(ESD)といった傷口も小さく患者さんへの負担が少ない低侵襲治療を積極的に採用しています。乳腺外科では、先進のマンモグラフィによる画像診断や生検をもとに病気の早期発見に注力。医師も検査技師も女性なので気軽に受診していただけると思います。またピンクリボン運動にも参加し啓発活動も行っています。呼吸器内科にも女性の医師が在籍しており、風邪などの一般的な症状から高齢者に多い慢性閉塞性肺疾患、肺がんや間質性肺炎といった難しい疾患まで幅広く診療しています。

ほかに注力されていることはありますか。

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市の健診や企業健診を積極的に行っており、新しく常勤の医師を迎えたことで、2次健診に特化した外来も開設しました。近隣に増えてきた高齢者住宅に入居されている方に健康診断を受けていただけるような連携も視野に入れています。マンモグラフィによる乳がん検査のほか週に1回ではありますが婦人科専門の外来も設けていますので、女性にとっては来院しやすい環境ではないでしょうか。また、職員に向けての働きやすい職場環境づくりにも力を入れています。基本、病院は専門職の集まりですから風通しが良くなるようにしなければと思っています。実は私が院長に就任した際、「社歌」をつくりたいと思っていたんです。実現には至っていませんが、それも職場の環境づくり、職員の意識の向上に役立ち、循環して患者さんにも良い影響として伝わっていくのではないかと考えたからです。これからも医師、職員、患者さんの良い循環をつくっていきたいと思います。

感染症対策にはどのように取り組んでいますか?

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新型コロナウイルス感染症をはじめさまざまなウイルスが病院内に持ち込まれないように細心の注意を払い、患者さんや付き添いの方の検温や手指の消毒はもちろん、職員の健康管理も徹底しています。実は当院では透析患者さんが多いため発熱専用の外来は設置していません。その分、発熱専用の外来を積極的に行っている基幹病院が、そちらの対応で手いっぱいで感染症以外の患者さんの受け入れが難しい場合は、当院でその患者さんを受け入れるなど、役割分担をして互いに協力し合い地域の患者さんを支えています。その役割こそ地域に密着した当院に課せられた任務だと考えています。また当院の透析部門では従来より個室を用意しており、現在は少し体調の悪い人などに利用してもらうことで有効活用しています。透析患者さんを感染症から守りつつ、手術などその他の治療も通常どおりに行っていますので、安心して受診していただければと思います。

最後に今後の展望についてお聞かせください。

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当院が力を入れている人工透析に関しては、今後も腎臓内科との連携を積極的に行っていきたいです。現在、透析が必要になる患者さんの40%は糖尿病を患っているともいわれているため、糖尿病性腎症の治療には力を入れていきたいところです。糖尿病以外にも、透析患者さんにがんが見つかったり骨折などのけががあった場合には、診療科同士が連携することで、院内で治療が完結できるように対応していきたいです。透析患者だけではなくそのほかの診療科についても充実を図り、地域に根差した病院として、予防から治療までを一貫してやっていきたいと考えています。外来を受診する際の紹介状は必要ありませんし、入院もお待たせすることがないようにしていますので、気軽に利用してください。専門性を生かした医療で地域住民の方々に安心して来院いただける病院で在りたいと考えています。

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浜辺 正樹 病院長

1981年聖マリアンナ医科大学卒業、同大学整形外科学教室に入局。2010年に同院の整形外科部長に就任、2015年4月より現職。脊椎・脊髄を専門とし、現在も脊椎脊髄疾患を中心に外来診療および手術を含む治療を行う。日本整形外科学会整形外科専門医。

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