院長メッセージ(東日本旅客鉄道株式会社 JR東京総合病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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東日本旅客鉄道株式会社JR東京総合病院

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髙戸 毅院長
Tsuyoshi Takato

プロフィール1979年東京大学医学部卒。同年同附属病院形成外科入局、1983年国立がんセンター頭頸科医員、1987年静岡県立こども病院形成外科副医長、1992年東京大学医学部口腔外科助教授、同教授を経て2001年同医学部附属病院ティッシュ・エンジニアリング部部長(兼任)、2011年より東京大学医学部附属病院22世紀医療センター長、2013年より東京大学医学部図書館長を兼任、2017年7月より現職。

長い歴史を礎に、先端医療でさらなる飛躍を

旧国鉄の企業立病院として明治時代に開設された「JR東京総合病院」は、100年以上にわたる長い歴史の中で時代のニーズに合わせて変貌を遂げながら、今もなお多大な信頼を集める総合病院だ。多岐にわたる診療科目と奥行きの深い専門医療だけでなく、一人ひとりの患者に身内のように親身に寄り添うアットホームな雰囲気に心身ともに癒やされる患者が多いことでも定評がある。「病院として当たり前のことを当たり前にこなした上で、これからの時代に求められる先端医療や当院ならではのメリットを打ち出していきたい」と朗らかな笑顔で語るのは、2017年7月に院長に就任した髙戸毅(たかと・つよし)先生。これまでの信頼と伝統を土台に、さらなる飛躍をめざす高戸先生に、新たな取り組みや今後の展望についてじっくり聞いた。(取材日2017年8月29日)

院長に就任されてどのような思いを抱いていらっしゃいますか?
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この病院ができてから106年、民営化されてから30年以上がたちますが、病院のあり方は大きく変化しています。今は地域医療という言葉が一つのキーワードになっていますが、新宿駅から徒歩5分という立地は全国各地から患者さんを呼ぶことも十分可能です。これからは東京五輪を迎えることも踏まえて、日本を一つの地域ととらえたグローバルな展開が必要だと思います。また、周辺には名だたる大病院や専門病院が集まっており。そのような中でこの病院がどのような特徴を出して、それをどんなふうに世間に情報発信していくかが大きな課題です。今の時代、どの病院も手術件数の増加など経営的な改善に力を入れていますが、そのような中で患者さんに選ばれる病院になるためには、この病院ならではの特徴を打ち出していかなければならないと痛感しています。

新たな取り組みについて教えてください。
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リンパ浮腫の治療施設、いわゆるリンパ外科・再建外科部門と主に糖尿病患者さんを対象とするフットケア部門を秋頃にオープンする予定です。がん治療の後遺症のひとつであるリンパ浮腫の治療ができる病院はまだ少なく、部門の開設は全国でお悩みの患者さんにとっても朗報だと思います。もともと質の高い医療を提供する優秀な専門スタッフがそろっている上、企業立の総合病院ならではの横のつながりがありチームワーク抜群の現場です。部門化することで診療科の枠を超え、それぞれの専門スタッフがチームを組み、患者さんの症状に合わせて総合的な医療を提供することで、今まで以上に迅速で効果的な治療効果が期待できます。まさに究極の患者ファーストです。それだけなく、ゆくゆくは再生医療を取り入れるなどして、今までは大学病院でしか受けられなかった先端医療を提供できるような病名を主体とした体制化を進めていきたいですね。

再生医療は先生の専門分野だと伺いました。
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私はこれまで口唇裂・口蓋裂をはじめとする先天異常に対する形成術、顎矯正手術、悪性・良性腫瘍手術など、数多くの手術を手がけ、多くの欠損部の再建治療やiPS細胞を使って耳の軟骨を再生する実験などに携わってきました。現在は日本再生医療学会の副理事も務めております。今の日本では患者さん自身の皮膚細胞から治療用シートを作り重症やけどの皮膚を再生させるなど、4種類の再生医療が治験を終えて国から承認を受けています。近い将来、こうした再生医療が地域の病院やクリニックで受けられるほど多くの方にとって身近になればうれしいです。その時はぜひ当病院でも取り入れたいです。再生医療が提供できるようになれば、それこそ全国から患者さんがお越しになるのではないかと思います。将来幅広い再生医療の実施承認を得られるよう、今後は医療機器や手術室といった設備を整え、さまざまな治療部門を開設していいチームをつくりたいですね。

JRの企業立病院ならではのメリットを教えてください。
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伝統も素晴らしいと思いますが、JRといえばやはり世界に通じる先進技術です。当院の先端医療などは実はまだあまり世間に知られていないと思いますが、例えば待合室のモニターなどでさまざまな専門分野の医師が5分程度の啓発スピーチをする動画を流すだけでも、相当の宣伝になるだけでなく地域医療への貢献になると思います。あるいは社員への啓発を進めるだけでも、東日本をメインに東北や北陸などでお困りの患者さんの耳に届く可能性がぐっと高くなります。また、医療現場において感染防止は基本的なことですが、JRの現場の危機管理能力は素晴らしいものがあります。医療において絶対はありません。医療現場にも鉄道現場の危機管理意識が風土として育まれているのを感じますが、これまで以上に不測の事態における予測対策とトラブルの原因究明には力を入れていきたいと思います。

最後に今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。
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患者さんに選ばれるためにはわかりやすい特色が不可欠です。温かい対応、良質な医療、患者ファースト、スタッフ教育、良好な環境などこれまでの伝統の中で育くんできたことは今の時代ではもはや当たり前になりつつあります。それらを大切にしながらも、これからは電子媒体を有効活用した予約制や健康管理、わかりやすい情報発信など、どちらかというとこれまで苦手分野だった面に注力していく必要を感じています。加えてここならではの明確な特徴や患者さんにとってのメリットを打ち立てること。うちの場合は他ではなかなか受けられない先端医療を掲げ、いい医療をいいチームで提供し、それをいい形で全国から世界へとPRしていきたいですね。これからの病院は地域の患者さんのみならず、全国の患者さんとともに歩み、創っていくものだと思います。1人でも多くの方に届くような情報を発信していきますので、ぜひ私たちとともに歩んでいただけたらと思います。

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