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  7. 形成外科

最終更新日:2025/01/17

選定療養費あり
東京慈恵会医科大学附属第三病院

20210621 1
  • 東京都狛江市和泉本町4-11-1
    • 消化器・肝臓内科
    • 脳神経内科
    • 腎臓内科
    • リウマチ科

    • 循環器内科
    • 糖尿病・代謝・内分泌内科
    • すべて見る

形成外科

診療科・部門紹介

手の外傷を中心に見た目への配慮と機能の温存に注力、手術だけじゃない幅広い治療法が強み

転倒や事故による手や指、手首の骨折などの手の外傷を中心に、手根管性症候群、バネ指など手の動きが悪くなる関節症など、手に関わる疾患の治療を得意とする。患者数が多いのは手の外傷だが、ほくろなど良性腫瘍の除去手術や、メラノーマと呼ばれる悪性黒色腫の診断・手術、各種レーザー治療、けがや病気で失われた部分に外科的な処置を施し、見た目の美しさと機能の温存をめざす治療も積極的に取り組んでいる。どの治療においても手術ありきではなく、丁寧な説明を心がけ、多くの選択肢の中から、患者にとって適切な治療を決定する方針だ。

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他科とも連携しながら患者一人ひとりに合った治療計画を提案している

スタッフ紹介

責任者

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吉田 拓磨診療部長

2010年東京慈恵会医科大学卒業。東京警察病院で初期臨床研修終了後、同大学形成外科学講座助手、同大附属柏病院、第三病院形成外科医局長を経て、2024年より現職。日本形成外科学会形成外科専門医。マゴットセラピーの研究で博士号取得。

メッセージ

大学病院の形成外科は「大きな手術しかやっていない」と想像される方が多いかもしれません。手術は改善が期待できる治療法である反面、やはりリスクもあります。当院では、高度な技術が必要な手術はもちろん、手術以外の選択肢も幅広く提案しております。例えば、手首の母指の付け根付近に痛みが出る「母指CM関節症」は、強い痛みや関節の変形などがあれば手術を検討しますが、症状によっては必ずしも手術が適さないケースもあります。まずは「使いすぎ」など生活習慣の改善に取り組みながら、関節保護用装具や痛み止めの内服薬、注射など、手術の前段階にできる治療を提案させていただきます。もちろん、ほくろを取りたい、手や足の指の爪が痛いといったお悩みで受診いただいても構いません。悩んでいらっしゃる方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

紹介医療機関の先生方へ

地域にある身近な大学病院として、幅広い疾患に対応できる形成外科をめざしています。手の外傷は症例数も多く、当科の強みですが、ほくろなど皮膚の良性腫瘍の除去から、色素系疾患のレーザー治療、皮膚の感染症などの相談も多くいただいています。地域柄、高齢患者さんの骨折を多く受け入れています。高齢者の弱い骨でもしっかりとした固定が望めるプレートを埋め込む手術にも対応しています。また、新しい取り組みとして、顔面神経麻痺に対するボツリヌス毒素製剤注射の治療を耳鼻咽喉科と連携して始めています。以前より対応可能な疾患をさらに増やし、地域医療を支える体制を整えていますので、どんなことでもまずは当院にご相談ください。

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