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神奈川県厚生農業協同組合連合会 相模原協同病院

(神奈川県 相模原市緑区)

井關 治和 病院長

最終更新日:2020/11/25

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相模原市の地域医療の中核となる急性期病院

JR橋本駅近くにある「相模原協同病院」は、政令指定都市、相模原市の地域医療の中核を担ってきた病院だ。内科二次、外科二次、小児科二次、循環器救急、消化器救急と連日救急患者を受け入れる。またがん診療連携拠点病院として相模原地域のがん診療の中心的役割を果たし、手術や放射線治療、化学療法を組み合わせた専門的ながん治療、緩和医療を行っている。地域医療を支える地域医療支援病院、災害拠点病院として神奈川DMAT指定病院ともなっている。2019年7月に病院長に就任した井關治和院長は、2006年より同院で診療に携わり、特に循環器部門の充実に努めてきたドクター。同部門を相模原エリアの循環器医療の柱となるような存在に成長させてきた。病院長として、現病院の舵取りとともに、新病院開設準備に多忙な日々を送る井關院長に、同院の特徴や、新病院での展望などを聞いた。(取材日2019年12月26日)

まず、こちらの病院のあらましを教えてください。

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当院は、太平洋戦争終戦間近の1945年に、農村地域であったこの地域の無医村解消のために開設された病院で、70年以上の歴史を持ちます。運営母体は農業協同組合で、開設当初は地域農民の健康を守るための病院との位置づけでしたが、次第に地域医療の中核を担うようになりました。「一人は万人のために。万人は一人のために」を基本理念に地域の皆さんの健康を守ることを使命として歩んできました。もともと協同組合が母体であるため、助け合いの精神が深く根づいていることが特徴です。現在では相模原市民の健康を守るための病院として、年間多数の救急搬送を受け入れています。診療体制を徐々に拡充してきましたが、建物の老朽化、狭隘化が進んでいるため、高度な救急医療への対応をめざし、またリニア中央新幹線新駅設置の地域開発に伴い、移転を予定しており、現在、新病院を建築中です。

診療面では、どのような特徴がありますか。

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急性期医療では365日体制で、循環器救急、消化器救急と内科・外科・小児科の二次救急に対応して救急搬送を受け入れています。特に循環器部門は、多くのカテーテル治療症例数を有し、循環器救急においては相模原の中心的存在となっています。24時間体制での対応に加え、急性心筋梗塞などに対する緊急カテーテル治療にも対応できるように待機医師、待機スタッフによるオンコール体制を敷いています。またがん診療連携拠点病院として、手術や放射線治療、化学療法を組み合わせ、さまざまながんに対応しています。それに加えて、緩和ケア病棟を備え、緩和医療にも積極的に取り組んでいます。

地域の中で果たす役割について教えてください。

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当院は市立病院的な役割も担うために幅広い診療科に対応するとともに、専門の外来などを設置し、地域のニーズに合わせた専門的な診療も行っています。現在、ヘルニアの外来、リウマチの外来、小児アレルギーの外来、心臓リハビリテーション、脳血管内治療、スポーツの外来、睡眠時無呼吸症候群の外来、物忘れの外来などを設けています。また地域医療ネットワークの中核を担い、地域医療を支える地域医療支援病院として、地域の医療機関や開業医の先生方、介護や福祉に関わる多職種の方々との連携にも注力しています。相模原市は人口が増加し、今後のリニア中央新幹線新駅設置によりさらなる発展が期待される地域です。新病院開設に向け地域連携のあり方を検討し、近隣の病院との連携を強化して急性期、回復期などの病院機能を分担しつつ、相模原市民の健康を守るシステムを、この1年でつくりたいと考えて活動を始めています。

新病院への移転など、今後の展望を聞かせてください。

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まずは救急医療の充実が当院の使命です。新病院では、脳卒中部門の強化や、外科や内科の二次救急の充足に取り組みたいと思っています。ICU設備を充実させ、超急性期から急性期の患者さんを中心に診療していきたいと考えています。循環器部門では、東海大学医学部附属八王子病院や北里大学病院と連携しながら、アブレーションというタイプの不整脈治療にも注力しているところです。新病院ではハイブリッドカテーテル室も設置する予定で、より専門性の高いカテーテル治療にも対応できるようになるでしょう。がん治療に関しては、新病院でも緩和ケア病棟を設置し緩和医療にも取り組みます。血液内科には無菌室病室も設置予定で、血液のがんに対しても専門的な医療が提供できるようになります。また新病院では、災害拠点病院として十分な機能を発揮していきたいと考えています。

最後に、地域の皆さんへのメッセージをお願いします。

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人生100年時代といわれていますが、現役世代のうちに節度ある生活を心がけ、健康管理をすることが健康な老後を過ごすポイントとなります。地域の病院やかかりつけ医を上手に活用して、定期的に検診を受け、生活習慣病やがんなどの早期発見、早期治療を心がけていただきたいと思います。当院は、新築移転を計画し、新病院を建築中です。橋本駅からは少し遠くなりますが、新病院では急性期医療や高度な医療に対応できる設備や体制を充実させ、相模原市民の皆さんに「協同病院にくれば安心できる」「ここに来て良かった」と思っていただける、体力のある病院となっていきたいと思っています。私たち職員一同、この病院で診療に携わることに運命と責任を感じ、これからも地域の皆さんの健康を支え、安心安全な医療の提供に努めます。地域に根づいた病院として皆さんから信頼され愛され、選ばれる病院になれるよういっそう努力していきたいと考えています。

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井關 治和 病院長

1985年慶應義塾大学卒業。同大学大学院心臓外科、循環器内科を経て、東海大学医学部循環器内科に入局。大学病院や関連病院で診療に携わる。2006年より相模原協同病院に勤務し循環器部門の充実に努める。統括部長、副院長を経て2019年7月より現職。もともと機械いじりが好きで、カテーテル治療を手がけたいと心臓外科から循環器内科に転科したという。毎朝、運動しながら職員へのメッセージを考えるのが日課。

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