院長メッセージ(医療法人社団松和会 池上総合病院 ) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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医療法人社団松和会池上総合病院

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臼井 和胤院長
Kazutane Usui

プロフィール東海大学大学院修了。東海大学医学部内科系学講師などを経て、病院改革の途上にあった池上総合病院に赴任。救急医療や各診療科の高い専門性を柱にして、心のこもった「問題解決型」の医療を実現するため、さまざまな取り組みを進めている。専門は、内科・循環器内科、不整脈学。日本内科学会認定総合内科専門医。日本循環器学会認定循環器専門医。

医療技術と癒やしの両面から患者を支えたい

池上本門寺の最寄り駅として知られる、東急池上線の池上駅。そこから徒歩1分の「池上総合病院」は、1993年の開院以来、24時間体制の二次救急と急性期医療に尽力。現在は25の診療科と384病床を有し、地域の中核病院の担い手として根づく病院だ。その先頭に立って同病院の体制の整備を進めてきたのが、院長の臼井和胤先生である。地域のニーズに沿った医療の充実とともに、患者の心に寄り添い、信頼に応えることも同じぐらい大切だとの考えの下、ハード・ソフト両面の充実を推進。患者の悩みにきちんと向き合い、最後まで寄り添っていく「心のこもった“問題解決型”の医療」をめざして、設立直後から改革に取り組み、近年では病理診断科の充実や総合診療を行う医師の育成にも力を入れる。地域医療の発展に惜しみない情熱を注ぐ臼井先生に、同院の歴史を踏まえた特色や診療体制から、医療への思い、今後の展望まで話を聞いた。
(取材日2019年6月18日)

まず、開院の経緯からお聞かせください。
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当院の母体である医療法人社団松和会が、もともとここにあった総合病院を受け継ぐ形で、1993年に開院しました。3年後に名称を「池上総合病院」に変更しました。それからは、「地域住民に受け入れられる、いい病院にするんだ」との思いで、職員一丸となって診療の質の向上に全力を挙げてきました。まず取り組んだのは救急の受け入れで、とにかく救急搬送を断らないスタンスを徹底。その姿勢は今も変わらず、外科系、内科系の専門スタッフが24時間365日体制で救急医療にあたっています。救急と関連が深い心臓疾患部門も強化し、特に循環器内科と心臓血管外科の密な連携が特徴。CICU(心臓疾患集中治療室)も14床備えています。循環器疾患全般に対応するのはもちろん、緊急を含むバイパス手術や弁膜症手術など、さまざまな手術や低侵襲治療に取り組んでいます。

どんな医療をめざれているのでしょう?
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私たちがめざすのは、心のこもった問題解決型の医療です。例えば、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科のどこでも異常が見つからない患者さんを、「異常ありませんね」で終わらせては問題解決になりません。最後まで患者さんを導いて差し上げるのが、私たちの医療です。そのための取り組みの一つとして、患者さんから採取した細胞や組織を光学顕微鏡で観察して病変を診断する、病理診断を専門とする先生に来てもらい、2017年に病理診断科を立ち上げました。より適した治療方針の選択ができるなど、医療の質の向上につながっていると思います。また、専門の診療科に特化せず、総合的に診療を行う医師の育成にも注力しています。今は、病気とともに生きていく、働いていく時代。複数の疾患を抱える患者さんも多く、病気だけでなく、その人の社会的な問題、経済的な問題、人生観も含めて一緒に考え、サポートしていくことが大切だと思います。

診療科では、どんな分野に力をいれているのですか?
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循環器領域、透析医療、消化器領域には特に力を入れています。循環器領域では、低侵襲で行うカテーテル治療をはじめ心臓血管疾患全般の外科治療に対応。2018年には循環器内科の職員を10人に増員し、専門の医師による不整脈治療としてカテーテルアブレーション治療なども始めました。透析については、当院の母体の松和会はもともと透析医療を目的として設立され、首都圏で複数の透析クリニックを運営していることから、豊富なノウハウの蓄積があります。午前・午後・夜間、いずれの時間帯でも通院透析ができ、さまざまな合併症の臨時入院治療も可能です。心疾患を持つ方にも、当院でしたら専門性の高い臨床工学技師が対応をさせていただいています。消化器領域では、超音波内視鏡とダブルバルーン内視鏡という機器を導入したことで、内視鏡検査が難しかった小腸の検査も容易にするなど、早期発見と低侵襲治療に力を入れています。

先生ご自身は、医師としてどんな信条をお持ちでしょうか?
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医療には科学的な側面と、患者さんを励ます言葉や癒やしの側面があります。以前の講演で、聖路加国際病院の日野原重明先生はそれを「サイエンスとアート」と表現され、「両方を一生懸命やってほしい」と訴えられていました。思えば当たり前のことなのに医療の原点を見た思いで、非常に感動しました。診療内容の充実はサイエンスの部分です。しかし心に沿う部分、例えば、十分なコミュニケーションを心がけることや、病気から介護、仕事復帰のことまで相談できる相談室を充実させることも、重視しています。また、これまでは「いい仕事をしていれば、そのうち気づいてくれる」というスタンスだったのですが、地域の方や地域の開業医の先生には、当院でどのような治療ができるか十分に知られていないとわかり、2018年に渉外課を設けました。専属で情報発信する課ができたことで、クリニックからの紹介も増え、より良い連携が取れるようになってきています。

最後に、今後について教えてください。
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今後の課題は、まず医師の働き方改革に対応することです。今までは、プライベートを削っても「自分の患者は自分で診たい」という先生も結構いるため、病院側は、時間外手当を支払って対応してきました。けれど、働きすぎはいけません。そんな中でどう24時間体制の救急医療を続け、心のケアまで含めた医療を行い、地域のニーズに応えていくかは大きな課題です。心のケアの部分では、患者さんに対する職員の言葉遣いや態度を、もっと良くしていきたいところです。味のいいラーメン屋さんは、多少店主の態度に難があっても売れるでしょうが、言葉遣いを良くすればもっとお客さんは増えるはず。それと同じで、いい医療をいいスタッフが行えば、よりすばらしいものになると思います。診療では、2019年7月から常勤で女性の先生が診察している婦人科、画像診断の質・スピードに直結する放射線診断の充実に力を注ぎたいと思っています。

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