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医療法人平和会 平和病院

(神奈川県 横浜市鶴見区)

増田 益功 院長

最終更新日:2022/01/12

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かかりつけ病院として地域医療に貢献

終戦直後の1946年に開院した「平和病院」は、長い間、地域の病に苦しむ人々に医療を提供してきた。専門に特化した脊椎脊髄病専門の部門、人工透析の部門、緩和ケアを診療の軸に、内科から整形外科、脳神経外科、婦人科、眼科、泌尿器科など幅広い診療を行っており、地域で生まれた患者が高齢になり孫と一緒に通っているケースも多いという。2011年に新病院に移転してからは、「患者さまにとって、いつも優しく、誠実であること」を理念に、地域住民に質の高い医療を提供するとともに、大規模病院と在宅を結ぶ懸け橋としての役目も担っている。「職員の人柄が良くアットホームな雰囲気も当院の良さです」と穏やかな笑顔で話す増田益功院長に、現在の病院の取り組みを聞いた。(取材日2021年11月29日)

今現在、病院が力を入れて取り組んでいることを教えてください。

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当院がめざしているのは、地域医療を担うと同時に専門医療を提供することです。これまで注力してきた脊椎脊髄病部門、今後ニーズが高くなることが予想される緩和ケア、そして透析部門における専門医療を提供するとともに、長くこの地にある病院として地域に根差した医療も行っていきたいと考えています。すべてにおいて高度な医療を提供するわけではありませんが、かかりつけ病院として、地域の皆さんが困ったときに頼っていただける病院を目標に日々取り組んでいます。また、検査に関する設備も充実させ、検査後より早く結果をお伝えできるように努めています。例えば、胸のしこりが気になって乳腺外科を受診された場合、当日超音波検査と必要に応じて細胞診を行っています。健診にも力を入れており、外来診療では折にふれて健診の重要性をお伝えすることで、地域の人の健康についての意識の向上と病気の早期発見をめざしています。

専門的に取り組んでいる3部門について教えてください。

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脊椎脊髄病部門では、田村睦弘先生を中心に内視鏡による低侵襲手術を行っています。この治療法は高齢者にも対応でき、出血や術後合併症が少ないことがメリットです。患者さんが全国からおみえになっています。人工透析部門では外来と入院透析の両方を実施しており、先端の機器と設備を導入し、医師、臨床工学技士、人工透析専任の看護師が安全性と快適性に配慮した血液透析療法を提供、専門の医師による検査と治療で透析合併症の管理にも注力しています。送迎バスも拡充し、多くの患者さんにご利用いただいています。緩和ケアについては、24時間365日体制で緩和ケアを専門とする看護師を含む頼れるスタッフが親身になって患者さんとご家族にじっくり時間をかけ、きめ細かなサポートをしています。往診にも出かけ、近隣の大規模病院と在宅医療をつなぐ役割も果たしています。

地域医療連携にも積極的だと聞きました。

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当院が地域の中で担う役割は、地域の基幹病院の後方支援あるいは地域のかかりつけ病院として施設などで具合の悪くなった人を受け入れ、より早くご自宅や施設に戻ることができるようにすることだと考えています。そこで47床の地域包括ケア病床を開設し、高齢の患者さんのちょっとした困り事や、クリニックでは対応が難しい治療が必要な患者さん、基幹病院での急性期治療で少しは良くなったけれどまだまだ在宅に返すことはできないという患者さんを積極的に受け入れています。地域連携室の専任スタッフを中心に、地域の基幹病院やクリニックの先生との連携を深めていくことで、地域医療の活性化にも努めています。

院長として大切にしていることはありますか?

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病院は患者にとって良い病院でなければいけませんが、同時にそこで働く人にとっても良い病院でなければなりません。それが両立できるように職員をまとめ、病院としての1つの方向性に導いていくことを大切にしています。当院のスタッフは皆人柄が良く、基本的なことではありますが、いつも笑顔できちんとあいさつをしてくれます。長年勤めている人も多く、そういったことを考えると働きやすい病院なのかなと思いますね。働きやすい環境はスタッフの気持ちに余裕をもたらし、その気持ちが良い医療につながっていくので、こういったところは当院の良さの1つと言えるのではないでしょうか。新型コロナウイルス感染症が猛威を振る中では、発熱の外来やワクチン接種などで勤務外の勤務も一生懸命にやってくれました。いざとなれば協力して頑張れるところも当院の良さだと思います。

最後に今後の展望と地域の方へのメッセージをお願いします。

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地域医療を行っていく中で、当院のような民間の病院では、専門性に特化した診療科を持つことも大切ですが、一般診療を疎かにすることはできません。そこで当院では、今まではやや力不足であった内科診療の質を高めていきたいと考えています。窓口は広く、一般的な治療から専門性の高いものまで幅広く対応することによって、質の高い医療と看護を住み慣れた地元で受けていただけるようスタッフ一同、日々努力しております。感染症を過剰に心配するあまり、医療機関の受診を控えようと考える人もいるかもしれませんが、病院は感染対策を徹底した上で患者さんを安全に迎え入れるための体制を整えています。何か健康上のことで気になることや困ったことがあれば、先送りせずに受診してください。

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増田 益功 院長

1980年千葉大学卒業。千葉大学医学部附属病院第1外科学教室(現・臓器制御外科学)入局。その後、大学病院、関連病院等を経て2008年平和病院副院長、2017年4月より同院院長に就任。明るく気さくな人柄で院長として病院の拡充化を図る一方で、一般消化器外科と乳腺外科専門の医師としても活躍中。

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