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  7. 消化器外科

最終更新日:2024/09/04

全国土木建築国民健康保険組合
総合病院 厚生中央病院

20230209 1
  • 東京都目黒区三田1丁目11-7
    • 内科
    • 血液内科
    • 循環器内科
    • 消化器内科
    • 消化器外科

    • 整形外科
    • 産婦人科
    • 眼科
    • 耳鼻咽喉科
    • 皮膚科
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消化器外科

診療科・部門紹介

腹腔鏡による低侵襲な治療を中心に、患者一人ひとりの状態に適した治療の提供をめざす

同科には日本消化器外科学会消化器外科専門医が多く在籍し、適応がある症例のほとんどで腹腔鏡手術を行うなど、患者の体への負担を軽減しやすい腹腔鏡手術に強みを持つ。特に胆石・胆嚢炎には、腹部に小さな穴を1つだけ開ける単孔式腹腔鏡下手術(SILS)を導入。より低侵襲な治療をめざしている。また、内視鏡を使った胆道や膵臓の詳細な検査も可能になり、診療体制がいっそう充実した。同科は消化器病センターとして消化器内科と一体的に診療し、週1回の症例検討会はもちろん、普段から密接に情報交換を行う。さらに胃がんなどによる胃の切除では、切除部分が最小限で済むよう内視鏡と腹腔鏡の合同手術も実施している。

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低侵襲の治療を心がけている

スタッフ紹介

責任者

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太田 喜洋部長

2000年東京医科大学卒業。関連病院などの勤務を経て2009年同大学病院に。2010〜2012年米国ジョンズホプキンス大学に留学。その後大学に戻り専門である食道領域におけるロボット支援下手術をはじめ、内視鏡治療、化学療法、放射線治療との組み合わせによるがんの集学的治療に携わる。日本外科学会外科専門医、日本消化器外科学会消化器外科専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医。

メッセージ

消化器外科の中でも特に食道がんの治療をライフワークとしています。これまで大学病院で、検査、先端のロボット支援下手術、術後のフォローまでを行っていた経験を生かして、治療への不安に寄り添える診療をめざしていきたいと思います。医師と患者さんではなく、人と人との関係性のもと同じ目線で接することで、弱い立場にある患者さんの小さな不安も拾い上げていきたいです。手術を行う外科は一般の人からは敬遠されがちでありますが、治療が必要な際には誠心誠意で接して、専門性に関わらずどんな訴えでも対応してまいりますので、お困りのことがありましたら気軽にご相談いただければと思います。

スタッフ

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杉山 祐之副部長

2001年久留米大学医学部卒業。順天堂大学麻酔科、肝・胆・膵外科、および順天堂大学の関連病院などで研鑽を積む。東京医科大学消化器・小児外科を経て、2018年から現職。専門分野は消化器一般、肝臓・胆道・膵臓外科で、内視鏡手術を得意とする。日本外科学会外科専門医、日本消化器外科学会消化器外科専門医、日本肝臓学会肝臓専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医。

メッセージ

身近な市中病院で大学病院と同レベルの医療を提供できるよう、これまで蓄積してきた経験と知見を生かして診療にあたっています。当院の強みは、大きすぎず、小回りの利く規模感で専門性の高い治療を提供できること。他の専門領域にまたがる症例についてはフットワーク軽く診療科間で連携しながら治療していますので、他院で難しいと言われた方もぜひご相談ください。患者さんのもとへ足を運び、できる限り直接話を聞くことを大切にしています。

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橋本 瑶子先生

2014年東邦大学医学部卒業。東邦大学医療センター大橋病院の消化器外科に入局して腕を磨き、2024年4月より総合病院厚生中央病院勤務。専門分野は外科一般。日本外科学会外科専門医。

メッセージ

消化器外科には3人の医師がおり、太田喜洋先生が食道、杉山祐之先生が肝臓・胆道・膵臓、私が大腸とそれぞれのスペシャリティーが異なります。消化器病センターとして連携する消化器内科を含めて全員で患者さんの情報を共有し、協力して診療にあたりつつ、各自の専門性を生かした治療を行えるのが強みです。疾患が見つかると、手術や治療によってそれまでの暮らしが一転し、気持ちが追いつかずに塞ぎこむ患者さんが少なくありません。私たちの最大の使命は病気を治すことですが、患者さんが治療を受けた後の未来を想像して前向きになれるように、希望が感じられる声かけをしていきたいと思っています。

対応できる疾患

  • 鼠径ヘルニア、虫垂炎、胆のう炎(胆石症含む)、胃がん、大腸がん、痔核(いぼ痔)、腸閉塞(イレウス)

診療実績

疾患名・治療名
診療実績
ヘルニア
91
そけい(鼠経)ヘルニア
73
その他のヘルニア
18
胆石症
41
大腸の悪性腫瘍
38
痔核(いぼ痔)
28
急性虫垂炎
55
食道の悪性腫瘍
28
胃の悪性腫瘍
30
腸閉塞(イレウス)
14
その他の疾患
-
悪性腫瘍手術
-
結腸・直腸疾患
19
胃・十二指腸疾患
3
食道
-
膵臓・胆のう
-
肝臓
-
良性疾患手術
-
そけい(鼠経)ヘルニア
79
胆のう疾患
46
虫垂炎
58
肛門疾患
29

※【期間】2022年1月~2022年12月

紹介医療機関の先生方へ

当科を含む消化器病センターではご紹介の患者さんを責任持って検査・治療させていただき、治療後は一定の回復期間を経て、地域の先生方にお戻しするよう心がけています。もちろん患者さんの診療状況は、地域連携広報室からご紹介元に随時お知らせしていきます。当センターではご本人の年齢や体力を十分考慮して治療法を選択しており、また外科では多くの症例を腹腔鏡で行い、胆石・胆嚢炎には単孔式腹腔鏡下手術(SILS)を導入するなど低侵襲の治療を心がけています。加えてリハビリテーションにも注力するなど退院後の生活も考えて診療していますので、治療後にご担当いただく先生方も以前同様に診ていただけますようお願いいたします。

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