不妊治療部門(医療法人セントポーリア操レディスホスピタル)

最終更新日：2024/06/03

不妊治療部門

診療科・部門紹介

専門の医師やスタッフがそろう環境で、先進医療にも取り組み妊娠率向上をめざす

「操レディスホスピタル」ではカウンセリングを重視し、個々の状態に合わせて検査、そしてタイミング療法、人工授精、体外受精・顕微授精といった不妊治療に進む。生殖医療に30年以上携わったベテランの医師が2人在籍しており、先進の設備の充実と専門的な培養技術を駆使して対応する。先進医療実施医療機関であり、タイムラプス撮像法による受精卵・胚培養、ヒアルロン酸を用いた生理学的精子選択術、子宮内細菌叢検査、子宮内膜刺激術、子宮内膜受容能検査などの先進医療が可能。男性不妊専門の医師による精索静脈瘤手術も実施。また、赤ちゃんがおなかの中で育たないという不育症の治療も行う。SNSを活用した情報発信にも努めている。

清潔に保たれた培養室

胚のストレス軽減のためタイムラプス撮像法を導入

スタッフ紹介

責任者

松原寛和生殖医療統括部長

1988年名古屋市立大学卒業。同大学病院で不妊治療と生殖医療の発展に尽力。一宮市立市民病院産婦人科部長、一宮西病院産婦人科部長を務め、2023年7月操レディスホスピタルへ。日本産科婦人科学会産婦人科専門医、日本生殖医学会生殖医療専門医。スタッフからは「松原医師の説明は誰でも理解できるほどわかりやすく、優しさにあふれ、穏やかな人柄が魅力です」との評。

メッセージ

当院が不妊治療に先駆けて大事にしているのはカウンセリングです。カウンセリングでは専門知識のある培養士、看護師がお話をお聞きし、患者さんのご希望を尊重しています。検査、治療法はさまざまあり、それぞれの内容や実際のデータなどの説明をし、最終的な治療法は患者さんとともに決めていきます。他院で治療を始めてから転院されて来られる方も多いのですが、検査データがあれば当院でまた同じ検査をする必要はありません。また、治療を優先される場合は検査とタイミング療法を同時に進めるなど臨機応変に対応しています。私は月2回、SNSで不妊治療についてのライブ配信を行っています。事前に質問を募集し、ライブにて回答をし、不妊治療を行っている方々の不安や疑問の解消の一助になりたいと思っております。また、当院は生殖医療機関では珍しい、妊活ヨガ教室「MISAO DE YOGA」も開催しています。妊娠しやすい体作りをコンセプトにヨガ講師による妊活に特化したプログラムで行っております。当院に通院されていない方もご参加可能です。当院はすべての女性が心も体も健やかに治療が進められるよう職員一同全力でサポートさせてただきます。

自由診療費用の目安

自由診療とは

タイムラプス撮像法による受精卵・胚培養／3万3000円、ヒアルロン酸を用いた生理学的精子選択術／2万2000円、子宮内細菌叢検査（AMMA／ALICE）／7万0170円、（子宮内フローラ）／4万9500円、子宮内膜刺激術（SEET法）／2万7500円、子宮内膜受容能検査（ERA）／13万6950円

紹介医療機関の先生方へ

開業医の先生方には、一般的な不妊治療で妊娠できなかったという方に対して、「次のステップ」ということでお早めにご紹介いただければと思います。当院は先進医療実施医療機関であり、日本生殖医学会生殖医療専門医による専門性の高い医療を提供することができます。5回以上のタイミング療法や人工授精での妊娠はなかなか難しく、開業医さんと当院との連携により、患者さんへの負担も少なくなると考えています。