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  7. 脳神経小児科

最終更新日:2023/11/27

国立研究開発法人
NCNP病院 国立精神・神経医療研究センター病院

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  • 東京都小平市小川東町4-1-1
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脳神経小児科

診療科・部門紹介

専門性に基づく「適切な診断」と「包括的なケア」で、患者と家族を支える

小児の神経疾患、発達障害、筋疾患に対して専門性の高い医療を提供する脳神経小児科。疾患の種類が多く原因も病名も多様で見極めが難しい領域であるため、詳細な評価・診断を求めて受診する患者が多い。中でも小児期発症の神経系の難病や筋ジストロフィーといった難治性の疾患に対する診断・治療には以前から注力しており、リハビリテーションをはじめとした他の診療科とのチーム医療で包括的医療を提供する。希少な小児の難治てんかんには生後2ヵ月からの手術が可能だ。近年は、地域の医療機関からの紹介による発達障害の相談が目立つ。遠方からの受診も多いが、地域の医療機関と最適な連携を模索しながら成人への移行期医療にも注力する。

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広々とした外来スペース。各診察室の入り口に、さまざまな動物の絵があしらわれている

スタッフ紹介

責任者

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小牧 宏文脳神経小児科診療部長

1990年熊本大学医学部卒業。熊本大学医学部附属病院小児科を経て1996年より国立精神・神経センター武蔵病院小児神経科。2001年同院神経研究所疾病研究第二部流動研究員、2003年小児神経科医員。トランスレーショナル・メディカルセンター長、脳神経小児科診療部長、筋疾患センター長。専門分野は小児神経疾患全般、筋ジストロフィー、ミオパチー、脊髄性筋萎縮症、ミトコンドリア病など。

メッセージ

神経や筋肉の疾患に対する診断・治療は進化していますが、一部に進行する疾患、治療が長期に及ぶ疾患があるのは事実です。しかし、最近はオンラインでできることが増え、重い病気であっても家にいながらにして進学、就労することができるようになりました。これは、5、6年前には想像もしなかったことです。これまで手が出せなかった病気にも、数年のうちに新薬が登場するかもしれません。病気と闘うのではなく、うまく付き合って、より良い未来につなげていきましょう。患者さんとご家族が明るい明日に気づけるように、丁寧に診療してまいります。

スタッフ

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齋藤 貴志先生

1999年筑波大学卒業。筑波大学附属病院、牛久愛和総合病院、茨城県立こども病院、茨城西南医療センター病院、国立精神・神経センターなどでの研修を経て、2010年より現職。てんかん、多発性硬化症など神経免疫疾患に注力しつつ、広く全般的に小児の脳神経疾患の診断・治療を行う。

メッセージ

私の専門である多発性硬化症は大人が発症することが多く、小児の多発性硬化症を診る病院はごくわずかです。当院では、成人の症例が豊富な脳神経内科、および研究所の免疫研究部と連携しながら治療を行っています。てんかんについても、他科との連携でさまざまなオプションを提案できるのが当院の強みだと考えます。手術ができるかどうか、可能性を知るために当院を受診される方も少なくありません。診断後、今後の治療の見通しを明確にして患者さんとご家族を支えてまいりますので、どんなことも気兼ねなくご相談ください。

紹介医療機関の先生方へ

当科では、脳・神経・筋肉の病気や発達障害が疑われるすべてのお子さんを対象に診療しています。近年は、いわゆる難病についても画期的な新薬が登場し、治療が著しく進化しました。こうした薬は、神経や筋肉が痛む前のできるだけ早いタイミングで使用することが、期待できる治療効果を最大化することにつながります。病歴をヒアリングするところから、必要な検査を経て確実な診断につなげてまいりますので、「重大な疾患かどうかわからない」「判断に迷う」といった場合も気軽にご紹介ください。主治医の皆さんとよく話し合いながら、患者さんにとってより良い環境をつくっていきたいと思っています。

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