院長メッセージ(医療法人社団城東桐和会 タムス浦安病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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医療法人社団城東桐和会タムス浦安病院

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河野 陽一院長
Kouno Yoichi

プロフィール1973年千葉大学医学部卒業。千葉大学大学院医学研究科博士課程修了。千葉大学医学部附属病院小児科、米国National Institute of Health、National Cancer Instituteに在籍した経験があるほか、千葉大学小児科学講座教授、千葉大学医学部附属病院長、千葉ろうさい病院長を歴任。2019年より現職。日本小児科学会小児科専門医、日本アレルギー学会アレルギー専門医。

地域と連携して高齢者の社会復帰を支援

高洲海浜公園そばに立つ「医療法人社団城東桐和会 タムス浦安病院」は、主に回復期リハビリテーションや緩和ケアなどに注力する病院。2019年4月の開設以来、院長を務めているのが河野陽一先生だ。河野院長は、千葉大学医学部附属病院長や独立行政法人労働者健安全機構千葉ろうさい病院長を歴任、その豊富な経験を生かしながら新病院の運営にまい進。「浦安市、千葉大学、民間病院との強固な連携によって、今後高齢化が進む浦安市の地域医療を支えていきたいですね」と河野院長。同病院には、医療従事者の教育や先進的な医療研究を行うための施設として、浦安リハビリテーション教育センターも併設している。「医学部の学生は急性期医療を志すことが多いですが、回復期から慢性期の医療にも関心を寄せて、地域でその方が暮らすための総合的な支援についてぜひ学んでほしいですね」と河野院長は語る。病院開設の狙いや特徴など河野院長に話を聞いた。
(取材日2020年2月20日)

こちらの病院の開設の経緯について教えてください。
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浦安市は、今は高齢化率が低いですが、近い将来、少子高齢化が進みます。すでに地域では高齢者医療のニーズは高まってきていますが、以前浦安市には高齢者医療に必要な回復期リハビリテーションや緩和ケアを担う医療機関がほとんどなかったのですね。それで問題意識を持った浦安市が、回復期から慢性期の医療を提供する病院を誘致したいと千葉大学医学部附属病院に相談した結果、浦安市、千葉大学、そして当法人との連携が成り立ち開設に至りました。当法人が回復期リハビリ医療や緩和ケア医療を提供、千葉大学がこの医療分野に従事する医療人の育成及び研究開発、浦安市が地域の医療行政という役割を担っています。病院の設立に際して行政の意思が中心にあるのはとても大きいと思います。というのも、高齢になると複数の慢性疾患に抱えていることが多く、日常生活の活動圏もぐっと狭くなります。ですので、地域で高齢者を支えることが重要になってくるのです。

医療体制について教えてください。
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回復期リハビリテーション病棟134床、緩和ケア病棟21床、地域包括ケア病棟44床、及びリハビリテーション室を有しています。医師は現在総勢10人在籍しており、そのうち4人が日本リハビリテーション医学会リハビリテーション科専門医の資格を持っており、専門性の高い医療を提供しています。理学療法士や作業療法士などの医療スタッフは現在79人在籍し、さらに増やしていきたいと考えています。また、当院の特徴の一つとして、高次脳機能障害のリハビリテーションにも力を入れています。ただ、高次脳機能障害は隠れた障害ともいわれており、診断が非常に難しいのですね。当院では診断は行っていないのですが、診断を受けた方の相談受付や治療、リハビリを行っています。磁気によって脳の活動性を高めていくTMS治療に対応するほか、運転技術を訓練するためのドライビングシミュレーターなどの機器もそろえ、早期の社会復帰をめざしています。

併設の教育センターではどんなことをなさっているのでしょう。
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千葉大学病院から特任教授として医師を派遣していただいて、学生たちの回復期リハビリ、緩和ケアの臨床実習を行っています。千葉大学ではリハビリや慢性期医療のフィールドが限られていますので、こちらのフィールドが活用されています。学生たちは、急性期医療に関心が高く、病気そのものを治すことに目が向きがちです。しかし、リハビリ医療や慢性期医療は病気を治療するというより、その方が生きていくための支援、地域で暮らすことを総合的に支援するものです。そういったことを学生時代からぜひ学んでほしいと願っています。また、広く地域で働く理学療法士や看護師たちに向けたセミナーも開催し、地域のリハビリ医療全体を支援していきます。教育センターは、研究の場としても重要で、リハビリ医療や慢性期医療の開発、研究を行い、医療の現場に還元していきたいと考えています。

地域での役割もさらに期待がかかりますね。
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浦安市内で不足していたとされる回復期リハビリやがんの疼痛コントロールなど、当院が提供する医療への期待は大きいと思いますので、その期待にしっかり応えたいですね。さらに、高次脳機能障害に対するリハビリを担う医療機関は少なく、その対応にも力を入れていきます。地域への医療還元、医療貢献が当院の最もめざしているところで、その一つとして地域で働く医療・福祉スタッフが集まって研修と情報交換を行う「タム浦カフェ」を2ヵ月に1回開いています。また、浦安市には2つの急性期病院があり、急性期と慢性期の医療機関の連携を密にするため「浦安急性期・回復期連携の会」も開いています。定期的に講習会を行い情報を共有し、課題解決を図っていこうと思います。さらにこの高洲地区のスポーツチームや企業、中学校、高校など地域で健康づくりを行う「浦安健康・元気コンソーシアム」にも参画して、健康情報の発信に努めています。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いいたします。
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これから高齢化が進んでいく中、行政と連携しながら、地域に暮らすご高齢の方々が楽にアクセスできる、街全体として支援できる体制をつくっていけるよう、その役割を果たしていきたいと思います。医療は病気を治すことが本来の使命ですが、それだけでなく、その方の食べる、話す、歩くといった生きること全体を支援することも重要です。この街に暮らす方々の生活を地域としてどのようにケアしていくのが良いのか、どんな街づくりをしていけば良いのか、浦安市のコミュニティーとの連携を重視しながら、一緒に考えていきたいと思います。

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