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公益財団法人 河野臨牀医学研究所附属品川リハビリテーション病院

病院・老健・図書館が一体の、都市型地域包括ケア拠点

急性期と在宅を切れ目なく結ぶ
懸け橋として地域医療に貢献

横山 孝理事長

横山 孝理事長

1980年岐阜大学医学部卒業。河野臨牀医学研究所の附属施設である第三北品川病院、品川リハビリテーション病院、北品川クリニックの3院での連携を深め、医学の発展と地域の健康増進に力を注いでいる。東京臨床整形外科医会理事、日本臨床整形外科学会病院部会幹事としても活躍。日本整形外科学会整形外科専門医。東京都病院協会理事。スポーツに特化した診療や指導を行う専門的訓練も積んでいる。

平成30年6月、病院と介護老人保健施設、図書館の機能を持つ複合施設・品川リハビリテーションパーク内に開設された『品川リハビリテーション病院』。地域に根差した病院で、質の高いリハビリテーションを行うことを特色とする。自宅に戻った後も、医療・介護両面から一貫したリハビリサービスを提供できることが強みだ。
「介護老人保健施設との一体的運用により、地域包括ケアの中心的な役割を担うことも、当院の大きな使命の一つです」と横山孝理事長は話す。
母体である河野臨牀医学研究所が急性期病院と連携し、高齢者のリハビリに関する研究も実施。地域住民の健康寿命を延ばすために、研究成果を行政に提供し、より効果的なリハビリの探求にも注力する。
「近隣の小学校や図書館などと連携したイベントや交流も、当院だからこそできる取り組みです。大規模災害時には区民を守る防災施設として地域医療に貢献します」

院長メッセージ

渡辺 寛院長

渡辺 寛院長

1989年日本大学医学部卒業。同大学病院の脳神経外科や救命救急センターで研鑽を積み、1992年に第三北品川病院に非常勤で入職。主に脳神経外科手術や術後管理に従事。1997年より常勤となり、療養病棟での患者管理やリハビリテーションにも携わる。日本脳神経外科学会脳神経外科専門医。

院内で行われた音楽会には、近隣住民など含め約100 人が集まり盛況を博した

院内で行われた音楽会には、近隣住民など含め約100人が集まり盛況を博した

喉の異常や残留物、嚥下反射のタイミングなど、飲み込む能力を検査する嚥下内視鏡

喉の異常や残留物、嚥下反射のタイミングなど、飲み込む能力を検査する嚥下内視鏡

リハビリテーション中心の病院ながらCTまで完備し、患者や入居者の急変にも素早く対応

リハビリテーション中心の病院ながらCTまで完備し、患者や入居者の急変にも素早く対応

質の高いリハビリで暮らしを支援
地域包括ケアの拠点づくりへまい進

地域に根差した回復期・維持期のリハビリテーション医療を提供する同院。新型のリハビリ設備を有し、大学病院と連携した質の高いリハビリが一番の強みだ。また、併設の図書館や小学校と連携した多種多様なイベントなど、独自の取り組みで地域医療に貢献している。

新型リハビリ設備のほか、CTや嚥下内視鏡などもそろえる同院。その強みは急性期から在宅まで、質の高い医療・リハビリを一貫して提供できること。
脳卒中などの疾患で生じる上肢・下肢の痙縮(筋肉のつっぱり)に対して行うボツリヌス治療や、磁気で大脳を刺激して脳を活性化させるTMS治療など、大学病院と同等レベルの治療を提供できることも特長の一つだ。脳卒中後の手指のまひに対しては、TMS治療と療法士によるマンツーマンのリハビリを実施し、その人に合わせた自主トレーニングメニューを組むなど、きめ細かに対応。
「近隣の急性期病院より患者さんの受け入れも行っています。また、同一建物内に介護老人保健施設があり、介護サービスへの引き継ぎもスムーズですし、退院後は訪問リハビリで皆さんの生活を支えます。地域の方々にとってより適切な医療・サービスを行うための交通整理をする場所になれたら」と渡辺寛院長。
開設2年目を迎え、病院と介護老人保健施設、図書館の機能を併せ持つ数少ない複合施設という、同院の特性を生かした取り組みにも力を注いでいる。
「令和元年6月より図書サービスを始めたほか、図書館との連携で、患者さんやご家族だけでなく、区民の方も参加できる紙芝居の会や落語会などのイベントを積極的に行っています。『都市の憩いの場をつくる』というコンセプトの実現に向け、当院が地域のコミュニケーションをつなぐ役割を果たしていきます」
温かみのある上品な光が建物の軒を照らし、緑あふれる完成度の高い心地良い空間は、地域のシンボル的な存在になりつつある。

図書サービス

図書を貸し出すサービス開始
長期療養の心のよりどころに

同一建物内に図書館がある特性を生かし、図書館の協力のもと、入院患者や介護老人保健施設利用者向けの図書サービスを、2019年6月にスタートさせた。毎月第2木曜に図書を入れ替え、図書館の職員がセレクトしたさまざまなジャンルの本を、常時50冊取り入れている。「図鑑や旅行の本などに興味を示す方は多く、本をきっかけに知的好奇心が刺激され、前向きな気持ちになれるようです」と院長。日々の生活やリハビリにも好影響があるという。

貸し出しカードや手続きは不要。スタッフの誘導で図書館に行き、自分で本を選ぶのも楽しい時間だ

貸し出しカードや手続きは不要。スタッフの誘導で図書館に行き、自分で本を選ぶのも楽しい時間だ

リハビリテーション

小林 豊さん

リハビリテーション技術部/リハビリテーション課課長
小林 豊さん

1 階には、機能訓練室と通所リハビリテーション利用者のためのリハビリテーション室がある

1階には、機能訓練室と通所リハビリテーション利用者のためのリハビリテーション室がある

ワンルームマンションの一室を再現した「在宅生活訓練室」。自宅改修の必要性も具体的にイメージできる

ワンルームマンションの一室を再現した「在宅生活訓練室」。自宅改修の必要性も具体的にイメージできる

回復期から療養期、在宅まで
その人らしい暮らしを支援する

急性期を脱した後の回復期は、退院後の生活に役立つ動作を中心に、体の機能回復や動作の改善を図るリハビリテーションを集中的に提供。療養期の患者に対しても、その人らしく暮らすためのリハビリを行っている。病院クオリティーのリハビリを、継続して自宅で受けられる訪問リハビリがあることも同院の強みだ。

回復期リハビリテーション病棟では、脳血管疾患、脊髄損傷、大腿骨骨折などの病気・ケガをした患者を対象に、歩行・入浴・調理など退院後の生活を考慮した質の高いリハビリを、医師・リハビリスタッフらが一丸となって提供している。
医療型療養病棟も持つ同院では、急性期治療後も酸素治療、気管切開、経管栄養などが必要な患者や、認知症の高齢者らも受け入れ、週5~6回リハビリを行っていることが大きな特徴だ。
「自分の力だけでは生活できない状態の方でも、できる限り痛みや苦痛なく過ごしていただけるような支援を心がけています。ご本人やご家族が安心できる暮らしの手法や対処法、不自由が残った体をカバーする福祉道具や補助装具の利用、福祉制度などもお伝えしながら、人生を前向きにその人らしく暮らす考え方などを、入院期間中にお話しすることもリハビリの役割です」と小林豊課長は話す。
入院中は理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)らリハビリのプロが連携し、在宅復帰に向けて個別に評価・治療プログラムを立てる。40~50代で脳卒中を発症する患者も増えており、早期社会復帰に向けた支援にも注力している。一方で、改善が見られないことへの焦りが強い現役世代や、治療を諦めてしまう高齢者に対しても優しく寄り添い、モチベーションを高める声かけも欠かさない。年4回開催する音楽祭など、患者が楽しめるレクリエーション企画もさらなる充実をめざす。
「退院直後の2~3カ月限定ながら、入院中に担当したスタッフが訪問リハビリに同行する取り組みを始めました。どんなことでも気軽にご相談ください」

チーム力で支えるリハビリ

リハビリは特別なものではなく
生活の中にいつでもあるもの

同院が誇る質の高いリハビリは、医師や看護師、ST、PT、OT、管理栄養士など、それぞれの専門性を生かしたケアを行うチーム力から生まれる。リハビリは気合を入れて行う特別なものではなく、たとえ以前の暮らしに戻れなくても、「患者が生き生きと前向きに、自分らしい人生を再構築するための支援」だという信念を全スタッフが共有。各フロアにリハビリスペースを設け、生活の延長線上で気軽にリハビリに取り組める環境がある。

患者がいつでも、どこでもリハビリテーションに取り組めるよう優しく見守るスタッフたち

患者がいつでも、どこでもリハビリテーションに取り組めるよう優しく見守るスタッフたち

入院環境

村田 美奈子さん

看護部/回復期リハビリテーション病棟課長
村田 美奈子さん

室内でのリハビリも可能な広々とした病室
食べる喜びを味わいながら季節を感じる工夫も

個室・4人部屋ともに、重症の場合も病室内でリハビリテーションができる十分なスペースを確保。患者の在宅復帰をめざし、入院中も洗面・入浴など退院後の生活に近い暮らしができるよう工夫されている。食事はベッドを離れ、デイルームでの提供を基本とし、管理栄養士が症状・病態に合わせた給食管理を行っている。病気の後遺症で嚥下障害がある患者も安心して食事が取れるように配慮し、食事や誕生日、行事から四季を感じる楽しみもある。

ホスピタリティー

備えつけの整理だんすで仕切りを設けた4人部屋は、プライバシーへの配慮も万全

備えつけの整理だんすで仕切りを設けた4人部屋は、プライバシーへの配慮も万全

誕生月は作業療法士の手作り布ケーキでお祝い。布とは思えぬリアルさに患者の笑顔が弾ける

誕生月は作業療法士の手作り布ケーキでお祝い。布とは思えぬリアルさに患者の笑顔が弾ける

自立した生活へスムーズにつなぐ橋渡し役

看護部では、病気の後遺症で動かなかった手足が再び動くようになる、といった機能的な回復はもちろん、患者や家族が不自由さを抱えながらも、生活や人生を再構築できる援助を入院期間に行うことを目標としている。「めざすのはリハビリで得た成果を病棟でも継続し、退院後も自立した生活を送れるような支援です」と看護師の村田美奈子さん。患者の様子を丁寧に観察し、休息と自立のタイミングの見極めを大切にしながら、個々に寄り添う介助に努めている。

地域包括室

中川 達夫さん

地域包括室室長/ソーシャルワーカー
中川 達夫さん

医療・介護・在宅を切れ目なくつなぐチーム力で
退院・退所後の生活への不安を、安心へと導く

身寄りのない独居、経済的な問題、重度の認知症など、さまざまな問題を抱える患者や家族に寄り添う同室。自宅に戻っても、施設に移っても、できる限りその人らしい生活ができる方法をともに探している。相談には介護保険サービスや社会保障制度にも精通したソーシャルワーカー(病院・介護老人保健施設)、ケアマネジャーの体制で対応。行政や社会福祉協議会、在宅介護支援センターなど、地域の専門機関との密な連携により、病気になっても誰もが安心して療養生活を送れる社会の実現をめざしている。難題にも粘り強く取り組むと同時に、相談しやすい場づくりにも力を注ぐ。
「相談者との信頼関係を築くことが大切です。ご自身では解決策が見いだせないような困難なケースでも、力になります。ぜひご相談ください」と中川達夫室長。

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