院長メッセージ( 大森赤十字病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

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大森赤十字病院

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中瀬 浩史院長
Hiroshi Nakase

プロフィール1977年東京大学卒業後、都内の病院にて神経内科に勤務。2011年より現職。開業医の父が患者のために奮闘する背中を見て育つ。現在も神経内科の部長として診療を続ける「現場第一主義」のドクター。日本赤十字社の使命である災害医療のほか、患者が外来を受診したその日のうちに検査を終え、診断を出す「One Day Hospital」体制の整備にも力を入れる。

患者一人ひとりの声に応え、地域貢献を実現

病院設立から60年余。日本赤十字社東京都支部大森診療所を前身とする「大森赤十字病院」は、幾度の増築や改築を重ね、現在は2011年に全面改装した新病院で診療を行っている。「地域医療の中で一人でも多くの方に役立つ病院でありたい」と語る中瀬浩史院長のもと、利便性確保と早期治療の実現に尽力。地域の医療機関との密な関係性を支える「地域医療連携サービス」や、検査と診断を当日中に終える「One Day Hospital」、365日のリハビリテーションなど独自の取り組みを多数実施。院長が先導してスタッフの創意工夫を伸ばし、近隣住民の声に応えている。病院全体に免震構造が施されており、2013年には東京都から区南部診療圏(品川区・大田区)における「災害拠点病院」の一つに指定。地域外の災害にもDMAT(災害派遣医療チーム)への参加などで貢献しており、日本赤十字社の使命である災害医療対策からの面からも、同院が成すべき役割は大きい。神経内科を専門とし、院長の傍ら神経内科部長としても活躍する中瀬院長。日々の診療にも病院の運営にも全力で取り組む心意気や、同院の特色などを聞いた。
(取材日2016年8月22日)

長い歴史をお持ちの病院だそうですね。
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2013年に創設60周年を迎えました。当院がこれまでも、これからも一貫してめざしているのが、地域医療の中で一人でも多くの方に役立つ病院になることです。救急医療では不安定狭心症や心不全、心筋梗塞をはじめとする循環器疾患への対応、脳梗塞や脳出血など脳血管障害に対する血管内治療に力を入れています。悪性腫瘍に対しても、高度な治療や体への負担が少ない手術を提供するための準備を整えているところです。当院ならではの取り組みの一つに、患者さんが外来を受診された日に必要な検査を終え、結果をお伝えする「One Day Hospital」があります。その日のうちに診断が出るため、検査で仕事を休んだり、診断がはっきりするまで不安な日々を過ごしたりといった負担をできる限り減らすことができます。現在、通常採血や心電図、一般エックス線検査の他、MRI検査、CT、造影CT、超音波検査などは予約なしで当日の検査が可能です。

地域連携を担う窓口としても機能されているとか。
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地域の医療機関と当院をシームレスにつなぐ「地域医療連携サービス」を設置しており、検査のご依頼があった場合、検査を終えた患者さんが医療機関に戻られるまでの間に、紹介元の医師に検査結果をお知らせすることが可能です。また、周辺で働く医療従事者の皆さんとの連携をより深めるべく、院内に設置された医療連携室が窓口として活動しています。近隣の医療機関から患者さんの当日受診のご依頼があった場合は、5分以内の返事を目標として紹介の可否をお伝えできるよう努力しています。もちろん、当院で可能な限りお引き受けすることが前提です。このほか、日頃から医師会や医療機関と情報交換を行い、連携の改善点をヒアリングするなど、地域との協力を重視した取り組みを進めています。急性期治療のご依頼においても、当院が責任をもってケアし、治療後はかかりつけ医にお戻しするといった連携の強い医療体制を構築しています。

患者の受け入れ時はどんなことに注意されていますか。
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高齢化社会になり、複数の病気をもつ患者さんが、医療機関を並行して受診されるケースが増えてきました。ですから紹介元の医療機関だけでは、その方の病気や症状をすべて把握しきれない可能性があります。そこで当院では、患者さんに病歴や薬歴をヒアリングする時間を設けました。紹介患者さんが来院され、受付が済んだら、まず情報室にお通しします。そこで、処方されている薬をきちんと飲んでいるか、放置している薬がないかなどをベテラン看護師が丁寧にお聞きして、すべて電子カルテに記録していきます。誤飲や副作用につながるため、多剤併用には特に注意を払っています。あらかじめ患者さんの情報を明確にすることで、薬の服用における患者さんご自身の危険性を減らすことはもちろん、医師の適切な診察やその後の治療、手術などに役立てているのです。

そのほか、独自の取り組みなどはありますか。
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治療後の退院を見据えた工夫として、急性期リハビリテーションを積極的に取り入れています。入院が続く高齢の患者さんは筋力や心身の機能が低下し、廃用症候群を発症して退院後も寝たきりになる恐れがあります。こうしたケースを予防するべく、50人を超えるスタッフによる365日のリハビリ体制を構築。心臓血管外科をはじめとした重度な症例の治療後であっても早期リハビリを行うよう努めています。リハビリ体制の強化には、日本におけるチームリハビリの先駆けと言われる「初台リハビリテーショングループ」との人事交流を活用しました。同グループではチーム医療にリハビリスタッフが参加し、当院もこの体制を参考に病棟専従・診療科別のリハビリスタッフを設置し、より現場に密着したケアを実現しています。急性期リハビリは、患者さんが活動的に過ごしていただくための鍵となる存在です。今後も一歩一歩、リハビリのあるべき姿を追求していきます。

今後の展望をお聞かせください。
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日本赤十字社の使命である災害医療対策は、当院の使命でもあります。災害を想定した訓練および人材育成はもちろん、医療器具や備蓄食糧のストックも怠りません。災害で困っている方のもとに、われわれがすぐ駆けつけられる体制を整えることは、地域の安全・安心面で大きな意味があるでしよう。こうした災害医療に加え、今後も地域のニーズに応じた独自の取り組みを続けていきます。例えば急性期における365日のリハビリテーションは、グループ内では当院が初出です。加えて、周辺の医療機関と連携を強め、患者さんのよりよい紹介先をめざしていきます。最近は医療費を気にしてか、受診を先延ばしにされる患者さんもおられますが、その間に病気が進行し、結果的にお金も時間も余計にかかってしまうケースは少なくありません。「One Day Hospital」の当院なら早く結果を出して治療に入れますから、気軽にご利用いただきたいですね。

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