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最終更新日:2021/10/20

船橋市立医療センター

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  • 千葉県船橋市金杉1-21-1
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循環器内科

診療科・部門紹介

専門的なカテーテル治療で幅広い心臓疾患と血管疾患に対応。心臓血管外科との協力で総合的な診療を行う

体外式膜型人工肺(ECMO)や循環補助用ポンプカテーテルを要する救急救命患者から予定入院の患者まで多岐にわたって高度な治療を提供している同院の心臓血管センター。循環器内科では、冠動脈疾患のカテーテル治療や末梢動脈疾患での下肢の痛みや壊死に対する治療、不整脈に対するカテーテルアブレーションおよびペースメーカーや除細動器による治療など、幅広い心臓血管疾患の治療を扱う。冠動脈疾患では高度石灰化病変や閉塞病変など複雑で難易度が高い治療にも対応する。手術が必要なときは心臓血管外科との協力のもと提供。糖尿病やがんなど、他科に通院中の患者に心臓血管病が見つかった場合は、連携して総合的な診療を実施している。

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スタッフ一丸となって患者を支える

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診察の様子。写真や図を使ったわかりやすい説明を心がけている

スタッフ紹介

責任者

Main1

沖野 晋一部長

1998年千葉大学医学部卒業。2002年6月から2004年9月まで小倉記念病院で心血管カテーテル治療を学ぶ。2004年10月より船橋市立医療センター勤務。専門は冠動脈カテーテル治療、心不全、循環器救急医療。日本循環器学会循環器専門医、日本内科学会総合内科専門医。分かりやすい説明と地域医療への貢献を心がけている。

メッセージ

胸や足の症状など日常生活で気になることがあればご相談ください。大きな手術や治療が必要になりそうなときは、必ず病状や治療についてご理解いただけるように説明をいたします。緊急性が高い場合を除いて、受診してすぐに治療を始めるということはありませんのでご安心ください。多くの患者さんにとって心臓病は分かりづらく難しい病気であり、初めてであれば不安も大きいことでしょう。そこで当科では、写真や図を使ったわかりやすい説明を心がけているほか、当科で行うカテーテル治療は、心臓病、末梢疾患、不整脈のどの分野においても一つ一つの治療時間が比較的短く、患者さんへの負担も少ないものとなっています。当院は船橋市に密着した地域病院です。地域の皆さまが必要なときに外来に受診できるように、紹介状のない人や予約が取れない人についても来院していただければ診察をさせていただいています。けして敷居の高い病院ではありませんので、どうぞ気軽に受診してください。

スタッフ

Dr2

岩田 曜副部長

2002年千葉大学医学部卒業。同大学病院、多摩南部地域病院、榊原記念病院での修練を経て2006年より千葉大学医学部附属病院冠動脈疾患治療部でカテーテル治療を学ぶ。2011年より千葉大学循環器内科助教。2016年10月より現職。日本循環器学会循環器専門医。専門は冠動脈ならびに末梢動脈のカテーテル治療。国内同世代のカテーテル治療を行う医師と積極的に交流する。

メッセージ

当科では足の動脈が詰まった患者さんの治療に力を入れています。歩き続けると足が痛み、立ち止まると治る初期段階であれば、薬の治療かカテーテル治療で対応できますが、病状が進むと足の傷が治りにくくなり傷口から感染を起こして敗血症で命を脅かすことに。そこで当科では形成外科、整形外科、皮膚科、代謝内科、フットケア専門の看護師とともに「フットケアチーム」を結成し、できる限り切断を回避してかかとや歩く力を残す治療に努めています。足に傷ができて何週間も治らないときは、かかりつけ医または当院に必ずご相談ください。特に糖尿病や高血圧など基礎疾患のある人、たばこを吸う人、透析患者さんは早めの受診をお勧めします。

Dr3

内山 貴史副部長

2006年千葉大学医学部医学科卒業。船橋市立医療センターで初期臨床研修後、同循環器内科後期研修を行う。2011年4月から2013年3月土浦協同病院循環器内科でアブレーション技術を研鑽、2013年4月から船橋市立医療センター循環器内科医長、2019年4月より現職。日本循環器学会循環器専門医、日本内科学会総合内科専門医。

メッセージ

不整脈の治療には、頻脈に対するアブレーション治療と徐脈を正すためのペースメーカーの治療があります。特にアブレーション治療では電気で焼灼する方法だけではなく冷凍バルーンによる治療も取り入れています。ペースメーカーについても多くの種類を扱い、患者さんに適した治療が選べる環境を整え、患者さんの希望や考え方をできる限り尊重した治療を行っています。不整脈の中には自覚症状がなく放っておくと脳梗塞を起こすものもあります。心臓病のある人や高齢の人は、ぜひ血圧や脈を計る習慣を身につけてください。症状があればもちろん、症状がなくても脈や血圧のことで気になることがあればご相談ください。

紹介医療機関の先生方へ

ご紹介いただいた先生方にはできるだけ丁寧に患者さんの状態をご報告させていただくことを心がけています。緊急時や術後しばらくは当院で診させていただき、その後患者さんの状況が落ち着いたらもとの医療機関へ患者さんをお戻しするような病院連携、病診連携にも力を入れて取り組んでいます。連携医の先生が直接予約を入れられる枠も設けておりますので、必要に応じて当院の地域連携室にご連絡ください。断らない医療をめざして、できる限り地域の患者さんを受け入れてまいります。患者さんの胸や足の症状などで気になることがありましたらお気軽にご紹介ください。

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