最終更新日:2024/05/31
独立行政法人地域医療機能推進機構選定療養費あり東京新宿メディカルセンター
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ロボット手術部門
診療科・部門紹介
泌尿器疾患と消化器疾患でロボット支援下手術を導入。精緻な手術でがんの根治と機能温存の両立をめざす
2019年に前立腺がんへのロボット支援下手術を導入して以来、泌尿器科疾患では腎臓がんの腎部分切除、腎盂尿管狭窄症の腎盂形成術、骨盤臓器脱に対する仙骨膣固定術と順次術式を拡大。現在では膀胱全摘術や腎摘出術も施行可能であり保険適応となっているロボット支援下手術の術式に対応。2022年には結腸がん、直腸がんといった大腸がんの手術でのロボット支援下手術を開始した。ロボット支援手術は医師、看護師、臨床工学技士がチームとなり安全性を重視して展開。関節のある鉗子、高画質の視野、手ぶれ防止といった手術支援ロボットの特徴を生かした精緻な手術で、制がん性と機能温存の両立をめざした質の高い治療をめざす。
手ぶれ防止をはじめとした機能が搭載されたロボットアーム
幅広い疾患の各領域を専門とする医師が集結
スタッフ紹介
スタッフ
山形 誠一副院長
1986年東京大学医学部卒業。専門は消化器外科、肝臓・胆道・膵臓外科。日本外科学会外科専門医、日本消化器外科学会消化器外科専門医、日本消化器病学会消化器病専門医。腹腔鏡手術のエキスパートで胆石、胃、腸、脾臓、ヘルニアなど多くの手術を実施。膵臓や胆管がんなどの大きな手術も専門とし合併症の少ない手術を追求。
木藤 宏樹泌尿器科部長
1997年千葉大学医学部卒業。専門は泌尿器悪性腫瘍一般、腹腔鏡手術。日本泌尿器科学会泌尿器科専門医。経尿道的手術、腹腔鏡手術、ロボット支援下手術など泌尿器科内視鏡低侵襲手術に積極的に取り組んでいる。一方で、近年では少なくなった開腹手術の経験が多いほか、泌尿器科がんに対する薬物療法にも精通し、さまざまな患者や病態に対応できるチーム医療の提供をめざす。
高野 道俊外科医長
2009年信州大学医学部卒業。専門は消化器外科。日本外科学会外科専門医、日本消化器外科学会消化器外科専門医、日本大腸肛門病学会大腸肛門病専門医。先端の技術ときめ細かなケアで患者の希望に沿った治療の提供をめざす。
紹介医療機関の先生方へ
当院では手術支援ロボットを含めた先端の機械の充実を図り、ハイボリュームセンターと遜色のない医療の提供をめざしています。診断、手術、リハビリテーション、その後の抗がん剤治療そして緩和ケアと、入院から退院までをトータルでサポートできることが特徴であり、さまざまな診療科がそろい、地域のご高齢の方や基礎疾患を持っている人も安心して治療を受けていただける環境が整っています。そこにロボット支援手術という先端の治療が加わりました。ロボット支援手術をご希望の場合もそうでない場合もしっかりと診療し、治療後も地域の先生と連携を取り一緒に患者さんを診させていただければと思いますので、どんな症例でもご紹介ください。