最終更新日:2022/11/24
独立行政法人地域医療機能推進機構東京山手メディカルセンター

- 東京都新宿区百人町3-22-1
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炎症性腸疾患センター
診療科・部門紹介
炎症性腸疾患に対し、専門的で高度な検査や治療の提供をめざす
炎症性腸疾患に関して専門的に診療を行っており、内視鏡やエックス線撮影などに加え、小腸の精密な検査にも対応。治療では、患者の社会的な背景や価値観、病変の場所や範囲、程度、病気の勢い、これまでの経過や副作用の有無、合併する病気など、一人ひとりを総合的に判断。その上で、生物学的製剤や低分子医薬品などを含む薬による内科的治療に加え、外科的な治療により生活の向上が期待できる場合には、同院の大腸肛門病センターと密に連携しながら手術を行っている。また、炎症性腸疾患を専門とする外来が平日は毎日行われており、具合が悪くてもすぐに診療できる体制を整えている。

患者に寄り添い、思いやりを持って接することを心がけている

他科や多職種とも連携しながらチーム一丸となって診療にあたる
スタッフ紹介
責任者

深田 雅之部長
1994年東京慈恵会医科大学卒業後、同大学第三病院内科学講座第1に入局。2003年に渡米し、米国ニューヨーク マウントサイナイ病院内科講師、米国マイアミ大学消化器内科講師、米国シーダスサイナイ病院炎症性腸疾患センター内科研究教員、米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校臨床内科講師などを経て2017年に帰国。ちびき病院副院長を経て2020年より現職。日本消化器病学会消化器病専門医。医学博士。
対応できる疾患
- クローン病、潰瘍性大腸炎
診療実績
【期間】2020年4月~2021年3月
紹介医療機関の先生方へ
炎症性腸疾患は近年増加しており、過去のデーターからするとこの先の10年間で倍の患者数になると予想されます。つまり、この先の10年間で相当数の方が炎症性腸疾患に罹患する可能性があります。そのような背景の中で私は、アメリカで見てきたような、患者さんにとって身近なクリニックとハイボリュームセンター、その中間になる中小の病院との連携による治療を大切にしたいと考えています。信頼できる地域の先生方と一緒に、必要な時には迅速に当院が対応するという約束のもと、患者さんが困ることのない円滑な連携をしていきたいと考えています。炎症性腸疾患が疑われる患者さんや、専門的な検査や治療が必要な場合は、ご紹介ください。