独立行政法人地域医療機能推進機構

東京山手メディカルセンター

診療科・部門紹介

大腸と肛門に関する病気に対し専門的な診療に取り組む

大腸がんから潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患、痔をはじめとする肛門の病気、骨盤底疾患、排便障害まで、大腸と肛門に関する病気に対して専門的な診療を行う体制を整えている。大腸がんには、大腸内視鏡や注腸エックス線撮影などの検査から診断、腹腔鏡による手術、化学療法まで一貫して対応。炎症性腸疾患には、内科と連携しながら外科的治療に取り組んでいる。いぼ痔や切れ痔、痔瘻などの手術では、基礎疾患のある患者にも対応するほか、低侵襲手術やできるだけ肛門機能の温存をめざす手術に力を入れている。腹腔鏡による直腸脱の手術にも対応。

大腸・肛門外科の医師たち。痔以外の肛門疾患にも幅広く対応

痔の手術に尽力

スタッフ紹介

責任者

山名 哲郎副院長

1986年秋田大学医学部卒業。聖路加国際病院外科レジデントを経て社会保険中央総合病院（現・JCHO東京山手メディカルセンター）肛門科研修医。同医員、同医長、同大腸肛門外科部長などを経て2020年より現職。日本外科学会外科専門医、日本大腸肛門病学会大腸肛門病専門医。医学博士。

メッセージ

当センターは、大腸と肛門に関する幅広い悩みや症状、病気に対し、豊富な経験や知識、技術などを駆使し、専門的な検査や診断、治療などにあたっています。年齢や性別に関わらずお尻や排便に関わる病気や悩みは、ものすごく相談がしにくいと思います。しかし、あまり1人で悩んだり、ハードルが高いと考えたりせずに相談していただければ、何かしらの治療や悩みを解決するためのお手伝いができるのではないかと考えています。当センターは、救急の患者さん以外は基本的に紹介状が必要になりますが、お尻の痛みや出血、排便の不調、大腸がんの不安などがありましたら、かかりつけの先生などとも相談の上、気軽に受診してください。

診療実績

【期間】2020年4月～2021年3月

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