小児医療や各種がん治療を強みとする「多摩北部医療センター」 | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

病院・総合病院・大学病院8180件掲載中(2019年08月21日現在)

病院・クリニック・医者検索

ドクターズ・ファイル

求人・転職・仕事情報を探す

ドクターズ・ファイル ジョブズ
1

公益財団法人東京都保健医療公社多摩北部医療センター

北多摩北部の急性期医療を担う中核病院

地域医療支援病院/病院機能評価認定病院/臨床研修指定病院/エイズ診療拠点病院/東京都災害拠点病院/東京都がん診療連携協力病院

患者の笑顔と健康のために
地域の医療を支える「たまほく」

乳幼児から高齢者まで
地域のあらゆる住民の人命を守る

循環器内科

村崎 理史先生

循環器内科部長
村崎 理史先生

1988年北里大学医学部卒業。東京女子医科大学付属病院のほか、都立の病院、公社立の病院などで診療。日本循環器学会循環器専門医。医学博士。身体障害者福祉法第15条指定医。

狭心症へのカテーテル治療や
CCUによる救急医療などを重視

狭心症、心不全、心筋梗塞をはじめとする心臓病に対するカテーテル治療、心不全の診断と治療、閉塞性動脈硬化症の治療などが専門。また重篤な循環器疾患の集中治療室(CCU)を中心に、救急医療にも対応する。心臓超音波検査、心臓MRI検査、核医学検査による心機能評価も充実している。

同科が重視する疾患の一つが狭心症だ。中でも動作中に息切れや胸の痛みなどを起こす労作性狭心症のカテーテル治療を得意とする。一方で安静時に発作を起こす異型狭心症は薬物治療が主体。
「労作性、異型、そして狭心症ではないケースを丁寧に見極め、一人ひとりに適切な治療を心がけています」という村崎理史部長。また心不全の原因は心筋梗塞や心臓弁膜症、高血圧による心肥大、高齢で心臓の機能が低下したなど多種多様で、それについても同科医師のような専門家の判断は欠かせない。
このほか足の血管の動脈硬化である閉塞性動脈硬化症は、時に足がしびれるだけでなく、悪化すれば足の切断に至ることもある。
「閉塞性動脈硬化症の方は足の血管以外にも動脈硬化があり、心筋梗塞や脳梗塞を起こす可能性も高いといえます。ぜひ早めの検査と治療を」と村崎部長は呼びかける。
また同院の前身は「東京都多摩老人医療センター」で、スタッフが高齢者の循環器疾患を熟知しているのも強みだ。
※村崎部長の「崎」は山へんに立・可が正式な漢字です。

消化器内科

柴田 喜明先生

消化器内科部長
柴田 喜明先生

1994年福島県立医科大学医学部卒業。日本医科大学消化器内科学を経て現職。日本内科学会総合内科専門医、日本消化器病学会消化器病専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医。

さまざまな消化器疾患に対して
内視鏡での診断・治療を可能に

消化器全般の病気を診療。肝臓、胆嚢を含む胆道系、膵臓の病気に対しては内視鏡を使った精度の高い検査、体への負担の少ない治療に努める。また膵臓病の専門外来では超音波内視鏡による細胞診・組織診、膵仮性嚢胞を開腹せずに治療するなど、新たな診断・治療に積極的に取り組んでいる。

近年は消化器内科・消化器外科の境目はなく、病気の種類や進行度に応じて両科が協力する体制は当然という柴田喜明部長。

「当科は消化器内科全般を診ますが、中でも内視鏡を用いた診断と治療に強みがあり、一般的な内視鏡による胃や大腸の検査とポリープ切除はもちろん、大型の病変も一気に切除できるESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)も行います」
またステージ1の膵臓がんも発見可能な超音波内視鏡も活用。超音波内視鏡でがんと疑われる組織を採取し、病理部と連携して精度を追求した診断を行うEUS-FNA(超音波内視鏡下穿刺吸引生検法)にも積極的だ。「膵臓がんはステージ1などの早期に治療することが重要です。心配な方にはこうした検査をお勧めします」と柴田部長。
このほか内視鏡を使って胆管・膵管の詳細なレントゲン検査を行うERCP(内視鏡的逆行性膵胆管造影)も得意とし、消化器内科・外科の協力により肝胆膵がんの早期発見・早期治療が可能になった。

神経内科

神谷 信雄先生

神経内科医長
神谷 信雄先生

1998年日本医科大学医学部卒業。同大学病院などを経て現職。専門分野は脳卒中、てんかん、神経内科全般。日本神経学会神経内科専門医。

多様な神経内科疾患を幅広く診療する
脳梗塞は救急対応で診療する

脳梗塞の患者に対して、救急診療を行い入院加療も行っている。リハビリテーションも早期から行い、後遺症をなるべく軽減できるように努めている。多様な神経内科疾患に対して専門的な診察を行い、各種画像検査・生理検査などを組み合わせ、確実な診断と治療ができるよう注力している。

同科は地域の脳梗塞患者を断らず、年間300例以上を受け入れている。「脳梗塞は早く診断し早く治療を開始することが重要ですが、患者さんの中にはもっと早くに来院してもらえればと感じるケースも少なくないのです」と神谷信雄医長。手足が動かしにくい・しびれる、歩きにくい、言葉が出てこない、喋りにくいなどの症状を自覚したら、待っていないですぐに受診してほしいという。
外来診療では、主に近隣医療機関から紹介を受けた、認知症、パーキンソン病、てんかんなどの患者を診療。詳細な問診・神経診察に加え、CT、MRI、SPECTといった核医学検査や、脳波・神経伝達速度といった電気生理検査、神経心理検査なども行い診断している。診断後は紹介元医療機関などと連携し治療をしている。「てんかんは意識を失ってけいれんするというタイプだけでなく、反応が鈍くなるだけ、奇妙な同じ行動を繰り返す症状の患者さんもいます。ご高齢の方では認知症と間違われているケースも少なくないため、一度専門の診療科での診断を」とアドバイスする。
神経内科で扱う疾患は長期に治療を行うことが多いため、病気や薬とのつき合い方など丁寧な説明を心がけている。また、患者のみならず家族に対するサポートも充実させている。

血液内科

本村 小百合先生

血液内科医長
本村 小百合先生

1991年群馬大学医学部卒業。群馬大学医学部附属病院、東京女子医科大学血液内科などを経て現職。専門は臨床血液学、血液悪性腫瘍学。日本血液学会血液専門医、日本内科学会総合内科専門医。

血液のがんの治療に注力
チーム医療で退院後も支援する

血液検査で見つかった異常を診断・治療するほか、白血病、骨髄異形成症候群、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫といった血液悪性腫瘍の患者を数多く診療。医師と各スタッフによるチーム医療で、入院から退院まで一貫して体と心のケアを行う。65歳以上の高齢者の血液悪性腫瘍の治療経験も豊富だ。

同科は骨髄で作られる赤血球、白血球、血小板の病気やリンパ節の病気を対象に、主に血液のがん、造血幹細胞に異常が起きる白血病・骨髄異形成症候群などを診療する。
「血液のがんは抗がん剤が効きやすいものが多い反面、進行も早く、早期発見・早期治療が何より大事です。合併症があると抗がん剤治療が難しくなるため、体調不良時の採血と年1回の健診を欠かさずに」と本村小百合医長はアドバイス。
同科での治療は抗がん剤治療が中心。抗がん剤による白血球減少期の感染症を防ぐクリーンルーム(無菌室)やクリーンベッドは計13床設けられ、主に急性白血病、再生不良性貧血、骨髄異形成症候群などの患者が使用する。また感染症の一種である歯周病や虫歯については院内の口腔外科と連携して治療を行う。
「看護師・薬剤師の働きはもちろん、体力維持のため早期から理学療法士などがリハビリテーションを行い、退院後の生活はソーシャルワーカーが、食事については管理栄養士が相談に乗るなど、チーム医療で取り組んでいます。安心して受診してください」

小児科

小保内 俊雅先生

小児科部長
小保内 俊雅先生

1991年千葉大学医学部卒業。総合病院などの小児科・新生児科で経験を積み、国立精神・神経医療研究センター神経研究所で乳幼児の突然死を研究。2000~2004年にはドイツに留学し神経病理学の研究に従事した。

睡眠障害などの専門医療のほか
小児救急や障害児医療にも注力

多摩北部の小児専門医療を担い、クリニックなどの紹介には症状に応じて神経、内分泌代謝、腎・泌尿器、睡眠障害、児童精神、発達障害といった専門外来で対応。24時間対応の小児救急は年間延べ患者数8373人(2017年度実績)と非常に多く、また障害児医療にも力を入れている。

各分野の専門家の強みを生かした外来診療が同科の特色。常駐の臨床心理士と児童精神を専門とする医師などが協力して心のケアも行う。睡眠障害の場合は生活リズムを整える入院にも対応し、その間も通学は可能。普段の生活を維持しながら治療を受けられるため、子ども自身や保護者、学校側が問題点に気づくなど解決の糸口が見つかるケースもある。
現在はクリニックからの紹介が中心だが、「教育委員会と連携して、医療の支援が必要な生徒を学校医がスクリーニングした後、直接紹介してもらう取り組みも進めています」と小保内俊雅部長。社会の中でさまざまな子どもを育んでいくには、教育と医療が両輪となって支える必要があるとの考えからだ。
もう一つの特色が障害児医療。障害のある子どもの容体が悪化したときの治療、高度医療を受けた子どもの在宅移行支援や介護者の休養を目的とする入院など、地域の中で障害児と家族が安心して暮らしていけるよう柔軟に対応している。

外科

大倉 史典先生

外科部長
大倉 史典先生

1989年東京大学医学部卒業。帝京大学医学部附属病院救命救急センター(現 高度救命救急センター)、関東中央病院などを経て現職。専門分野は一般外科、乳腺外科。日本外科学会外科専門医。

救急医療から乳がんの治療まで
外科手術で地域ニーズに応える

地域に必要な医療としてさまざまな病気やけがの手術に加え、急性腹症の救急医療にも対応。また認知症や超高齢でも適応を十分検討して、必要な場合は積極的に手術を行っている。手術後は早期にリハビリを開始し、ADL(日常生活動作)を維持した状態での退院をめざしている。

同科は地域のニーズに応え、急な腹痛を伴う多様な病気(急性腹症)の外来と救急、ヘルニア、肛門疾患、乳がんなどを中心に、入院・手術が必要な患者を診療する。
「急性腹症は救急の中でも多い疾患ですが初期診療が重要。このため当院では、外科単独で一系列の当直を組み、急性腹症に対応しています」と大倉史典部長。最初から専門の医師が診療することで、合併症や容体の急変など手遅れになるケースを防ぎたいという。
ヘルニアは内視鏡を使って体への負担が少ない治療を行う。中でも鼠径ヘルニアは片側に症状が出ていれば、逆側にもやがて症状が現れることがあるため、内視鏡で現状を確認した上で、必要なら一度の手術で両方を治療することも可能だ。
また乳がんは治療期間が5年、10年と長く、なるべく地域の中で治療を完結させたいと大倉部長は言う。「当院は手術、抗がん剤、放射線と三大標準治療はすべて実施可能で、総合病院なので合併症のあるがん患者さんも治療できる点も強みといえます」

消化器外科

高橋 豊先生

消化器外科医長
高橋 豊先生

1996年東海大学医学部卒業後、東京女子医科大学病院消化器外科を経て、現職。日本外科学会外科専門医、日本消化器外科学会消化器外科専門医。

消化器がんの外科手術を担当し
肝胆膵分野は高度医療にも対応

クリニックの紹介や院内の健診で見つかったがん患者を主に診療。食道、胃、小腸、大腸をはじめ、さまざまな消化管の病気の診断と外科手術を担い、必要ならより高度な医療を行う大学病院等に紹介する。また肝胆膵のがんの診断と外科手術は、高度な専門性を持つ同科の医師が担当。

消化器外科は消化器内科と一体となり、消化器のすべての病気を診療する。手術が必要な胃がんや大腸がんのほか、肝胆膵のがんは十分な経験を積み、肝胆膵外科を専門とする高橋豊医長が対応。抗がん剤治療、放射線治療も組み合わせ、適切な治療を行う。
「肝臓・膵臓のがんが良性か悪性かといった診断には専門の知識が必要です。クリニックの先生方も判断に迷われたら当科にご紹介ください」と高橋医長。肝移植の適応があれば、患者の意向も踏まえ、連携する大学病院での肝移植手術も紹介可能だ。
また前身が「東京都多摩老人医療センター」のため高齢者医療に強く、高齢で手術が難しい場合、肝臓がんに対してはカテーテルやラジオ波焼灼術なども行い、手術以外の治療法を提案できる対応力も特色だ。「私の専門は肝臓がんですが、2018年から胃がんを専門とする医師も加わります。そうした充実した環境の中で、患者さんのご希望を大切に、安心して受診していただける環境を整えたいと考えています」

婦人科

工藤 一弥先生

婦人科部長
工藤 一弥先生

1988年防衛医科大学校卒業後、宮城県立がんセンター婦人科で多数の手術経験を積む。日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医、日本臨床細胞学会細胞診専門医、日本産科婦人科学会産婦人科専門医。

高度な診療を行うだけでなく
つらさに寄り添う姿勢も大切に

経験豊富な医師による精度にこだわった診断に加え、婦人科がんの治療に欠かせない高度な手術、抗がん剤治療、放射線治療を行う同科。初期病変から進行・再発がんまで対応し、患者が身近な場所で治療を終えられるよう尽力している。治療後も妊娠の可能性を残せるよう配慮した提案も行う。

がんの疑いでクリニックなどから紹介された患者に対し、同科は予約なしですぐ受け入れ、必要なら当日検査を行うなど、本人や家族の不安にできる限り早く応える診療方針だ。
「万一がんと診断された場合も、当科なら婦人科がんのほとんどの手術が可能です。抗がん剤治療が専門の医師も配置し、専門病院と同程度といえる体制を整えています」という工藤一弥部長。加えて総合病院であるため、他科と密接に連携し、合併症のある患者や高齢の患者まで幅広く診られるのも利点だという。
抗がん剤治療により自宅で副作用が出たときも、日中なら同科が、夜間・休日は救急担当の医師が対応。常に患者や家族の心配事、つらい症状に寄り添って診療したいと工藤部長。
「治療後の妊娠の可能性を気にされる方も多いため、当科ではご本人やご家族と相談の上で、治療のガイドラインを重視しつつ、妊娠できる力を残せるような治療もご提示しています」

access.png

↑TOPへ戻る