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最終更新日:2023/04/26

医療法人社団慈誠会
練馬駅リハビリテーション病院

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  • 東京都練馬区練馬1丁目17-1 ココネリ内5~8階
    • リハビリテーション科
    • 内科

リハビリテーション科

診療科・部門紹介

社会と病院の中間にある回復期リハビリテーション。専門知識と技術で退院後に続く暮らしへと送り出す

リハビリの専門職である、歩くなど大きな動作を指導する理学療法士、手で行う細かい作業の訓練をする作業療法士、嚥下や話す機能の回復を図ることを専門にする言語聴覚士が在籍し365日リハビリを実施。「退院をするのではなく暮らしへ送り出す」を理念に、セラピストが連携し退院後の生活へと送り出すために今何ができるかを考え、専門的知識と技術を駆使したリハビリを提供している。広く見晴らしの良いリハビリ室では、一人の患者に一人ずつ専属のセラピストがつききめ細かくサポート。サルコペニアによる栄養障害や運動障害の改善にも注力するほか、リハビリの現場以外の入院中の日常生活動作もリハビリにつなげられるよう工夫をしている。

20230411 main

院長の西川先生をはじめとした同院に在籍する医師チーム

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リハビリテーションの長い経験を持つ40代のベテランセラピストは、若手の指導にも力を注ぐ

スタッフ紹介

責任者

Dr1

西川 亮病院長

1980年東京大学卒業。関東労災病院、東京都立荏原病院、東京都立豊島病院、東京都立府中病院、国立がんセンター、東京大学医学部附属病院勤務、米国サンディエゴ、Ludwigがん研究所留学、埼玉医科大学脳神経外科講師、同助教授、同教授、同大学国際医療センター脳脊髄腫瘍科診療部長を経て2022年より現職。日本脳神経外科学会脳神経外科専門医。埼玉医科大学名誉教授・客員教授。医学博士。

メッセージ

当院は区内でも希少な回復期リハビリテーションを専門とする病院として、2014年に開院しました。私たちがリハビリによって患者さんの機能を回復させることをめざす中で大切にしているのは、セラピストによるリハビリだけで回復を図るのではなく、食事の栄養管理を行う栄養士、体調の変化をしっかりチェックする看護師、トイレや入浴の介助をするケアワーカー、薬を調合する薬剤師、そしてご家庭や社会復帰への橋渡しをする医療ソーシャルワーカー(MSW)などによるチームワークであり、「患者さんが良くなることに勝る喜びはない」という気持ちを皆で共有することです。当院に来る前、私は大学病院の脳神経外科で成人の悪性脳腫瘍を専門に診ていましたが、非常に予後が悪く治療が難しい大人の悪性脳腫瘍でも機能の回復をめざすことができるリハビリは、私の残りの人生を賭けるに値する仕事であると感じています。今後は病院の外への情報発信を積極的に行い、新しい試みも取り入れていきたいと考えています。ご家族やご本人に回復期リハビリテーションが必要になったときには、安心してご利用ください。

スタッフ

Dr2

近藤 晴彦リハビリテーション科長

言語聴覚士。2003年に言語聴覚士の資格を取得。徳丸リハビリテーション病院入職、練馬駅リハビリテーション病院の開院時に異動。2020年修士課程修了。東京都言語聴覚士会理事。「コミュニケーションを支援する言語聴覚士として何ができるのか」を日々考えながら、患者と向き合う。

メッセージ

当院では言語聴覚士が脳血管疾患の方に対するリハビリも行っています。言語聴覚士はコミュニケーション障害の専門職といわれています。「家族と電話ができた」「手紙を書くことができた」など、皆さんの喜びの場面にご一緒させていただくことは、何よりうれしいことだと感じます。また、患者さんから教えていただくことが多く、これもやりがいの一つだと感じています。当院は駅から近いのも特徴です。雨が降っても傘をささずに来院できます。発症から20〜30日で入院される患者さんもいらっしゃいます。ぜひご相談ください。

Dr3

野島 洋平理学療法士

日本リハビリテーション専門学校卒業。2008年徳丸リハビリテーション病院で勤務を開始し、2014年練馬駅リハビリテーション病院の開院と同時に入職。大学で経済学を学び新卒でサラリーマンとして営業職を経験した後、介護業界へ転職。パーキンソン病で歩けない人を見て歩けるようにするにはどうすればいいかと考えたことがきっかけで理学療法士をめざす。

メッセージ

理学療法部門では、生活スタイルや社会的背景も考慮した上で、身体機能の回復において妥協しないことを目標にしています。少しでも日常生活動作の自立度が高まり、介助が減ることをめざしながら、必要に応じて、ご家族に最大限のサービスや環境整備のご提案も行っています。理学療法は体を動かすことが基本のためまずは安全面を第一に、無理なく楽しく興味を持ってリハビリに取り組めるようにサポートしています。親身になって話を聞いたりその方に合ったリハビリを提供することで多種多様に対応し、「いつまでにこれができるように頑張りましょう」というように、患者さんとセラピストがゴールを共有しモチベーションの維持へとつなげています。

Dr4

山口 裕作業療法士

社会医学技術学院作業療法学科卒業。大学時代には歴史を学び卒業後は一般企業で営業職に就く。手に職をつけたいと考えていたところ作業療法士の仕事にめぐり合う。趣味は、野球、ギター、サーフィン。

メッセージ

作業療法では、ご自宅に帰った後で実際にできることが増えるように取り組んでいます。身体障害に目が向きがちですが作業にも焦点を当てて実際にできることにこだわり、FIM(機能的自立度評価表)のような客観的な評価だけではなく、患者さんの満足度といった主観的な評価とのバランスを考え、多職種と協力して日々のリハビリを行っています。また、患者さんの個性を大切に画一的なリハビリにならないようにオーダーメイドのリハビリを実践しています。病院というと冷たいイメージがあるかもしれませんが、温かい対応を心がけ、至らぬ所は謙虚に受け止め真摯に反省し良い結果へ導けるように努めていますので、よろしくお願いいたします。

対応できる疾患

  • 脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、水頭症のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、脳症、脊髄炎、末梢神経障害、多発性神経炎、多発性硬化症、重度の多部位外傷、義肢装着訓練を要する状態、大腿骨・骨盤・脊髄・股関節・膝関節の骨折又は手術後、二股以上の多発骨折又は手術後、廃用症候群、大腿骨・骨盤・脊髄・股関節・膝関節の筋または靱帯損傷後、股関節の置換術後、膝関節の置換術後など

紹介医療機関の先生方へ

当院は回復期リハビリテーションを専門とする病院として、できる限り回復期の患者さんを受け入れるための環境づくりに努めています。理学療法士や作業療法士、言語聴覚士のセラピスト など90人以上の専門職スタッフが在籍しているほか、病床数も十分に確保しました。また法人内で急性期治療からリハビリテーション、療養施設の運営までを行っていますので、患者さんがご自宅に帰るサポートはもちろんのこと、帰れない場合のご提案も可能です。治療、回復、療養に一貫して携わることで培われた知見を生かし、患者さんの状態を鑑みた上で、臨機応変に対応いたします。法人内外問わず受け入れていますので、まずはご相談ください。

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