院長メッセージ(一般社団法人巨樹の会 松戸リハビリテーション病院) | 病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

病院・総合病院・大学病院8180件掲載中(2019年08月17日現在)

病院・クリニック・医者検索

ドクターズ・ファイル

求人・転職・仕事情報を探す

ドクターズ・ファイル ジョブズ
170494 ma 1 1449571740

一般社団法人巨樹の会松戸リハビリテーション病院

地域患者の受け皿。リハビリ施設不足の松戸に開院

170494 df 1 6 1449571964
岡田 仁院長

プロフィール1975年東北大学医学部卒業。2014年より同職。脳外科医として患者のリハビリをサポートする傍ら、スタッフが明るく働ける環境づくりにも注力。「くだらないことを言い合えて、知識のない人が知識のある人に気軽に質問できるような病院」を理想とし、患者の前向きな気持ちに寄り添い、笑顔で支えるスタッフの育成を心がけているという。

笑顔と明るさが支える在宅復帰支援の場

松戸駅から車で5分ほど走ったところに、明るい雰囲気に満ち溢れた病院がある。「松戸リハビリテーション病院」は、物理的な明るさのみならず、人間的な明るさにも満ちた病院だ。対応する障害は脳血管障害、骨折、神経疾患や廃用症候群などによる運動、言語、嚥下、高次脳機能など幅広い。同院は、退院した患者の多くが在宅復帰しているという「巨樹の会」グループの一員。高い実績を生かした早期回復を意識したリハビリが特徴だ。実践的なリハビリに励む患者の心と体を支えているのは、にこやかな笑顔が印象的なスタッフたち。そんな彼らの背中を押すのが、「笑って仕事をしよう」という岡田仁院長の言葉だ。前線で患者と関わりながらも、院長は裏方であるべきとして自らを「縁の下の妖怪」と称するお茶目な岡田先生は、まるで同院そのもののような明るさで病院を包んでいる。(取材日2015年11月30日)

開院までの経緯や、病院の特徴を教えてください。
170494 ma 1 1449571740

松戸市は、千葉県内の中でもリハビリ施設が不足している地域の一つです。周辺地域には少しずつリハビリテーション病院が増えていますが、松戸だけぽっかり空いている状況を以前より懸念していました。そうした状況を鑑みて、この場所であれば地域の患者の受け皿として喜ばれるだろうと考え、開院した次第です。建物をゼロから設計していますので、通路の幅やエレベーターの基数、スタッフの導線などにこだわっており、非常に使い勝手が良いですね。各設備や個室も十分な数を備えています。患者は院内で数箇月間を過ごすため、少しでも気分よく生活してもらえるよう、アメニティーには気を配りました。屋上には庭園や足湯を配し、簡単なリハビリをしたり足湯を楽しめるようにしたりしています。農家出身の作業療法士さんが作った畑で採れた野菜を患者に配ることもあるようで、良いコミュニケーションの場になっています。

建物全体が余裕のある造りで、設備が充実している印象です。
170494 ma 5 1449571740

1階のリハビリスペースは、今後病棟が増えた場合を想定して、かなり広めにつくりました。ガラス張りで明るく、木々の緑が見え開放感があると患者からは好評です。5階のシュミレーションルームも充実していますね。玄関、廊下、リビング、トイレなどが備え付けられており、自宅に戻ってからの生活を想定したリハビリを行うのに最適です。また、ご家族に介助の体験をしていただいたり、より良い介助方法を指導する際にも利用しています。リハビリと言うと歩行や食事を思い浮かべますが、実際に行うのはそうした日常生活に伴うものだけではありません。患者の日常生活で必要な動きを考慮して、細かい作業をしていただくこともありますし、生活に車が欠かせない場合には運転に関するリハビリをしていただくこともあります。当院は1階にドライブシュミレーターがあるので、退院後の運転に不安があるという方にはよい練習になるでしょう。

リハビリにおける特徴はどんなことでしょう。
170494 ma 2 1449571740

私が脳外科、副院長が神経内科を担当。さらにリハビリテーション科指導医と整形外科医、非常勤のリハビリテーション科指導医がおり、総合的なサポートを実現しています。さらに理学療法士・作業療法士・言語聴覚士、看護部とも常に情報を共有し、365日密なリハビリテーションを提供するべく、チームワークの厚い体制を構築しています。在宅復帰率の高さも特徴の一つです。しかしながら近年は、入院医療を効率化して医療費の削減を図る目的で、全国の急性期病院で在院日数の短縮が進められており、急性期が終わって間もない患者が多く転院してくるようになりました。そのため、在宅復帰率は減少に転じることになるかもしれません。特に、90代で独居だったり、同居する家族も高齢だったり、後遺症があったりする場合は、自宅復帰が非常に難しいのが現実です。ソーシャルワーカーとじっくりお話していただいて、介護付き高齢者住宅をお勧めすることもあります。

急性期に近い患者が増えると、これまでとは違った課題が出てきそうですね。
170494 ma 3 1449571740

当院には治療設備がありませんので、そういった意味で難しさはありますね。私が医師になった昭和50年代は、CTもなければMRIもなく、診察や採血の結果に基づいて状況を判断していましたが、今もその頃とまったく同じことをしています。患者の様子を小まめに観察し、「呼吸がおかしい」「尿の状態がおかしい」といった症状に応じた処置をする。重篤化が推測される場合には送っていただいた病院で再度診ていただき、大丈夫であれば帰ってきてもらうという流れです。当初は、患者をお返しする形になった病院から「そちらで診られないのですか」と言われたこともありましたが、「診ることはできますが、治療設備がないので危険な状態のときはお願いしたい」ということを当院のベテラン看護師が丁寧に説明し、理解していただきました。さまざまな経験を経て、現在ではどの病院とも良好な関係を築けていると思います。

今後の目標や、読者へのメッセージをお願いします。
170494 df 1 5 1449571964

ご自宅に戻られた患者のフォロー体制を構築していかなければならないと考えています。当院を出られた患者は、訪問診療や訪問看護、通院といった形態で他の医療機関の診察を受けるわけですが、当院と在宅医療を行う医院や医師との間には、まだ密接なつながりがありません。急性期から在宅医療へと続く治療の通過点として、各医療機関と患者をつなぐ役割を果たせるようになりたいですね。患者の在宅復帰をサポートし、退院後は地域の医院にお送りする役割を考えると、今後は各医療機関と当院をつなぐソーシャルワーカーの存在がより重要度を増していくでしょう。当院は、スタッフ全員、仲良く楽しく仕事に取り組んでいる病院です。患者と家族の意志にしっかり耳を傾けていますので、リハビリのことだけでなく退院後の生活に関することなど、気軽にご相談ください。「この病院に来て良かった」と思っていただけるよう、誠心誠意努めていきたいと思っています。

access.png

病院・総合病院・大学病院を探すならホスピタルズ・ファイル

ホスピタルズ・ファイルは、全国の病院・総合病院・大学病院の総合情報サイト!沿線・行政区、住所、診療科目、対象疾患名や検査・治療内容などから、あなたがお探しの病院・総合病院・大学病院情報を探すことができます。病院・総合病院・大学病院の基本情報だけではなく、責任者メッセージ、各診療科目の詳細、特徴を、独自に取材して紹介しています。

情報掲載について

掲載している各種情報は、 ティーペック株式会社 および 株式会社ギミック が調査した情報をもとにしています。 出来るだけ正確な情報掲載に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。 掲載されている医療機関へ受診を希望される場合は、事前に必ず該当の医療機関に直接ご確認ください。 当サービスによって生じた損害について、 ティーペック株式会社 および 株式会社ギミック ではその賠償の責任を一切負わないものとします。 情報に誤りがある場合には、お手数ですがホスピタルズ・ファイル編集部までご連絡をいただけますようお願いいたします。

↑TOPへ戻る