看護部(医療法人生寿会五条川リハビリテーション病院)

最終更新日：2024/06/28

看護部

診療科・部門紹介

ワークライフバランスを整え、モチベーションの向上、良質な医療サービスの提供をめざす

医師と患者との間に立ち、両者の懸け橋ともなる看護師。患者の意思を尊重した上で、専門知識やスキルをもとにした適切なアドバイスを求められることもあり、看護部では知識、技術のアップデートなど人材育成に注力している。また、看護師のワークライフバランスも重視しており、自分を大事にした、働きやすい職場づくりにも力を入れる。外国人スタッフの登用も始まり、エキスパートの育成、管理職育成も進めている。スタッフ全体のモチベーションを向上させて、患者へのより良い医療とケアの提供に結びつけていく。

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医師、リハビリスタッフ、医療ソーシャルワーカーと連携をとり、カンファレンスや早期回復・退院に向けた相談、指導等に取り組む

スタッフ紹介

責任者

佐々木優子看護部長

国立西埼玉病院附属看護学校に進学。卒後、国立小児病院で4年勤務。その後転居により1988年からかわな病院へ入職。かわな病院では透析・病棟・外来・訪問看護に従事し、2004年より五条川リハビリテーション病院・看護部長として勤務。

メッセージ

当院では患者さんはもちろん、看護師も気持ち良く働けるような職場環境づくりに努めています。医療従事者側が幸せにやる気に満ちて働くことができれば、患者さんにも良い医療が提供できると思うのです。女性は、出産、育児、さらに育児を終えても、自分の体の不調や介護といったことにも直面します。大規模な総合病院と違い、当院のような中規模病院では部署替えなど難しいこともあるのですが、本人とよく話し合い、「お互いさま」の気持ちを大事に、皆が気持ち良く働けるよう調整しています。現在、外国人スタッフもおり、言葉の問題で難しいこともありますが、医療者としての心構えや、患者さんに対しての優しい気持ちは皆同じです。当院には、これまで高齢者に対する医療やケアを提供してきたという歴史があり、入院中のリハビリテーションから自宅、居宅系施設でのリハビリテーションまでサポートする仕組みが整っています。また、介護・福祉分野との連携も強いです。今後どのような生活をされたいか、ご自宅は快適に過ごせる環境になっているか、どのようなサービスが必要かなど、皆さんのさまざまな相談に、一丸となってお応えしていきたいと思っています。

スタッフ

浜田智栄子回復期リハビリテーション病棟看護師長

医療事務の専門学校を卒業後、病院勤務をしながら看護専門学校で学び看護師資格を取得。一宮市立市民病院に12年ほど勤務し循環器内科、外科などでの看護を経験。2011年五条川リハビリテーション病院入職、訪問看護師も務めた。2023年より現職。

メッセージ

私は以前、急性期治療や訪問看護などに携わっており、その経験も生かして患者さんの在宅復帰、社会復帰を支援していけたらと考えています。医療ソーシャルワーカーやご家族との連携を大事に、患者さんとご家族のニーズにお応えしていきたいです。認知症の方の場合は、どうしてもご家族や周囲の意見を優先してしまいがちですが、できるだけ患者さんを主体に、と心がけています。そのために日頃からきちんとお話に耳を傾けたり、こちらから話すときはわかりやすい言葉を選ぶようにしたりしています。たとえ話の内容を忘れられたとしても、当院へ来て嫌な気持ちが残らないよう、来て良かったという気持ちになっていただければうれしいです。

紹介医療機関の先生方へ

当院には清須市を中心に近隣市町から多くの患者さんが紹介されてこられます。日々の診察の中で、患者さんがふと漏らされた「家でこういうことに困っている」「おじいちゃんが認知症みたい」「転びやすくなった」といった主訴以外のお困り事にもお応えできることがあると思います。レスパイト入院にも対応していますので、ご相談していただければ入院調整をいたします。地域の皆さんが安心して生活を送れるように開業医の先生方と連携し、協力していきたいと思います。