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最終更新日:2025/07/01

独立行政法人国立病院機構
九州がんセンター

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  • 福岡県福岡市南区野多目3丁目1-1
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血液・細胞治療部門

診療科・部門紹介

三大血液がんを中心に先進的な治療を実践。患者の望む生活の実現をめざす

三大血液がんとされる悪性リンパ腫、白血病、多発性骨髄腫を中心に、専門的な立場から精度の高い診断と先進の治療の提供をめざす同部門。治療は、抗がん剤や分子標的薬などによる薬物療法を軸に、放射線療法や造血幹細胞移植なども含め、疾患や患者の状態に応じて多角的に対応。標準治療に加え新薬の治験にも積極的に取り組んでおり、成人T細胞白血病・リンパ腫(ATL)に対する治験に注力。また、血液のがん治療は長期にわたることが多いことから、患者の希望を尊重した療養生活が送れるよう努めている。

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チームで、悪性リンパ腫、白血病、多発性骨髄腫を中心に、疾患や患者の状態に応じて多角的に対応

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血液のがん治療は長期にわたることが多いため、患者の希望を尊重した療養生活が送れるよう努めている

スタッフ紹介

責任者

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末廣 陽子血液・細胞治療科部長

1991年九州大学卒業後、同大学医学部第三内科に入局し、血液グループに所属。同大学病院や関連病院勤務、カナダへの研究留学などを経て2010年より同院へ。2020年より現職。専門領域は、血液内科、造血幹細胞移植、がん免疫療法。日本内科学会総合内科専門医、日本血液学会血液専門医。

メッセージ

かつては「数年の命」とされていた血液がんも、現在では新薬の登場などにより、10年以上にわたって元気に過ごすことが望めるようになっています。一方で、血液がんは一部を除いて「完治」が期待できず、再発のリスクを伴う病気でもあります。そのため、治療にあたっては医学的な観点だけでなく、患者さんの人生観や希望を丁寧に伺い、時には「治療を行わない」という選択肢も含めて、望む生活をどのように実現できるかを一緒に考えることを大切にしています。「がんと診断されても普通の生活を送り、できるだけ豊かな人生を過ごしてほしい」。その思いを胸に、患者さん一人ひとりの不安や想いに寄り添いながら治療を進めることを心がけています。

紹介医療機関の先生方へ

血液検査の数値の異常に関しては、「こういったケースを相談して良いのか」と迷うことがあるかもしれません。しかし、健診の血液検査で白血球や赤血球、血小板などの数値に異常が見られる場合や、リンパ節の腫れが気になるといったケースでは、血液がんも否定できません。また、高齢の方で原因不明の貧血が続く場合には、骨髄異形成症候群も視野に入るかもしれません。そうした場合には、どうぞご遠慮なくご紹介ください。当院で必要な精査を実施し、がんではなかった場合にも、所見をつけてお戻しいたします。患者さん、そして先生方にとっても安心していただける連携を心がけていますので、必要なときにはいつでもご相談ください。

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