最終更新日:2025/07/01
独立行政法人国立病院機構九州がんセンター

- 福岡県福岡市南区野多目3丁目1-1
- 消化器外科
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患者・家族支援センター
診療科・部門紹介
多面的なサポートで、がんとともに生きる患者やその家族を支える
同センターでは、がん患者とその家族を対象に、病気や治療の副作用、治療費、仕事などの社会生活や日常生活に関するさまざまな不安に寄り添い、支えることをめざす。例えば「がん相談支援センター」では、がん専門相談員が院内外の患者や家族からの質問・相談に対応。「入退院支援センター」では入院予定の患者が安心して療養生活が送れるよう入院から退院までのオリエンテーションを実施する。「緩和ケアセンター」では入院と外来で緩和ケアを提供し、「アピアランスケアルーム」では、がん治療に伴う外見の変化によって生じる苦痛の軽減に尽力。また、患者同士の交流や情報収集、憩いの場として「患者サロン」「患者図書室」を設置している。

同センターでは、治療のことから生活、仕事のことまで、がん患者とその家族のさまざまな不安に寄り添う

ウィッグやケア帽子などを展示するアピアランスケアルーム。入院中の患者は試着できる
スタッフ紹介
責任者

中村 元信患者・家族支援センター部長
1989年長崎大学卒業後、九州大学医学部泌尿器科に入局。同大学病院や関連病院勤務を経て、2002年より同院。泌尿器科部長、統括診療部長を経て2024年より副院長。福岡市泌尿器科医会会長。
紹介医療機関の先生方へ
地域医療連携にも力を入れており、患者さんのご紹介はもちろんのこと、放射線治療やCT・MRI・RI・PET/CTなどの各種検査、セカンドオピニオンなど、さまざまなかたちで連携を図っています。加えて、地域医療機関と協力した緩和医療の提供にも取り組んでいます。また、九州でも数少ないがん専門病院として、患者さんとご家族の社会生活・日常生活を支える取り組みも積極的に展開。当部門の「がん相談支援センター」では、当院で治療を受けていない患者さんやご家族からの相談にも対応しています。地域の先生方にも、そうした情報や取り組みをぜひご活用いただき、必要に応じてご紹介いただければと思います。