医療法人社団楓会林病院

- 広島県広島市中区三川町3-8
- 整形外科
- 内科
- リハビリテーション科
- 呼吸器内科
- 麻酔科
特徴
医師やスタッフらが連携し、世界に通用する手外科治療をめざす
01日本人の美的好奇心を追求し、細部までこだわる手外科手術
爪基部レベルでの指の再接着手術の実施
繊細な技術が求められる手外科の分野。縫合部位が1mm違うだけで動き方がまったく異なるため、手術では一切の妥協が許されない。事故などで切断された指を接着させるための再接着手術を得意とする同院では、術野を40倍まで拡大できるウルトラマイクロサージャリーを使用。直径0.3mmまでの血管縫合を行い、爪基部レベルでの切断指の再接着に力を注ぐ。2001年3月から20年以上にわたって、数多くの実績を重ねてきた。県内だけでなく県外からも多くの患者を受け入れている。

状態・ニーズに合わせた医療の提供をめざす

理事長・院長の林淳二先生
手術では「日本人の感性や美意識」を大切に
「患者の喜びを、自分たちの喜びに」を合言葉に、手の機能回復をめざすだけでなく、見た目の美しさも追求する。日本人ならではの感性や美意識は世界に誇るべきセンスだと考え、美しさの回復まで考えた指の再接着手術にこだわっている。医師・看護師が医療人として常に謙虚な心を持つことを基本理念に、世界に通用する手外科専門病院をめざしている。
02専門性の高い医師がそろい、質の高い医療を探求

副院長の高田治彦先生
「最後の砦である」と高い意識をもって診療
林理事長をはじめ、専門性の高い医師たちが集結している同院。同じく手外科分野で豊富な実績を持つ高田治彦副院長のモットーは、「誰よりもどの医者よりも良くしたい」ということ。同院が手外科の最後の砦的存在となるように、地域の基幹病院からの紹介も多く受け入れている。患者に喜んでもらえることをやりがいに、最高の医療の提供をめざしている。なお、手外科以外の整形外科の救急にも対応。「林病院で最高の医療を提供する」という気持ちから、必要に応じて、大学病院の医師などと連携の上、質の高い医療を探求していく。
03「1日でも早く、もとの生活に」の想いを体現するために
スタッフが支える「リハビリテーション」
手の機能を取り戻すためには、早期のリハビリも不可欠だ。同院では、手術翌日からマンツーマンのハンドケアを開始。手は非常に繊細な動きが求められるため、スタッフの教育にも力を入れている。院内では勉強会やリハビリカンファレンスを定期的に行い、医師との情報交換を徹底。入職時に手術を見学することで、病態や手術のメカニズムまで理解した看護師やセラピストらが患者一人ひとりにしっかり向き合っているのが特徴だ。勉強熱心で向上心のあるスタッフがそろい、地域のスポーツ検診にも積極的に参加。スタッフ一丸となり、患者や家族の理解・協力を引き出すリハビリに尽力している。

マンツーマンの治療・訓練にも力を入れる