社会医療法人 弘道会選定療養費なし守口生野記念病院
- 大阪府守口市佐太中町6-17-33
- 内科
- 循環器内科
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特徴
急性期医療から退院支援まで、地域の人々の命に寄り添う
目次
01症状が似ている脳・脊髄疾患・末梢神経障害を総合的に診断
総合的な判断で神経機能と命を守る
脳卒中においては24時間365日体制で高度な外科的治療まで対応している同院。脊椎・脊髄疾患は発症時の症状が脳疾患と重なることが多く、脊椎・脊髄疾患が直接的な原因で命を落とすことは滅多にないが、脳疾患だった場合は緊急を要することも。重症者の受け入れや緊急手術にも素早く対応するためのチームを編成し、迅速な治療へとつなげていくことで、より迅速な投与が必要な超急性期脳梗塞のt‒PA静注療法は到着時より1時間以内の投与完了も可能。超急性期血栓回収術症例の場合でも、来院から80分以内に治療を開始することに尽力。一分一秒を無駄にせず、たとえ手足の症状であっても、脳疾患を念頭に置いて総合的な診断を行っている。
02総合病院の強みを生かした集学的診断・治療
各科のエキスパートたちがスムーズに連携
高齢の患者の場合、基礎疾患・合併疾患を持つことが多く、複数の診療科をまたいで診療する必要があることも多い。同院には内科、循環器内科、外科、整形外科をはじめ、幅広い診療科がそろっており、より高度専門的、先進的な医療に対応する脳卒中センター、脊椎脊髄センターなどが稼働している。また、各科のエキスパート達が在籍しており、先進的な医療に関する知識、技術も備えている。複雑多岐にわたる病態を抱えた患者にも対応が可能だ。病院としても先進的な設備、医療機器の導入にも注力している。MRIやCT、血管撮影室、生理検査室をはじめとする設備も充実しており、検査から診断、治療まで一貫して患者をサポートしている。
03専門知識を持つコメディカルスタッフも充実
専門知識と豊富な経験で患者をサポート
脳卒中、脊椎・脊髄疾患、骨粗しょう症、冠動脈不整脈の診療ではすべて専門的な知識のもとトレーニングを受けたスタッフがサポート。中でも脳卒中においては、看護技術と専門知識を兼ね備えた看護師が担当。急性期・回復期・慢性期のあらゆる場面で高水準の看護を実践する。さらに脳卒中相談窓口では脳卒中療養相談を専門とするスタッフが患者のさまざまな相談に寄り添う。スムーズな日常生活を助けるリハビリテーション科にも理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が在籍。術後や入院中のリハビリだけでなく、外来や訪問でのリハビリ、近隣各市役所の高齢介護課と連携した介護・予防活動にも高い専門性を生かして熱心に取り組んでいる。
04 迅速な対応のための院内導線の確保、マニュアル作成
導線の確保とマニュアルで迅速な対応を実現
急性期脳梗塞患者の1分1秒を無駄にしないために、救急隊から連絡が入ると同時に院内システムを使用してスタッフに連絡、人員確保、受け入れ準備、血管内治療や外科手術の準備を開始。数分の違いで予後が変わるとまでいわれる急性期治療において、無駄なく、ミスなく、迅速な対応ができるよう人員配置、院内導線を確保。検査から手術まで最短で行えるような体制を整えている、また医師だけでなく看護師、臨床検査技師、診療放射線技師、薬剤部、事務方とも共同で作成したマニュアルを運用。マニュアルは常にアップデートされており、院内で常に新しいものを全員が共有することで、診断・治療の標準化、迅速化、より良い治療結果をめざしている。
05退院支援〜介護・福祉面での地域連携にも注力
安心して暮らせる環境づくりを支援
急性期を過ぎてからの後方支援、退院支援にも注力する同院。年齢や生活環境を考慮しながら、退院後も患者が安心して暮らせるような環境づくりにも心を砕く。入退院における療養支援はもちろん、経済的な問題や公的保険制度の利用について、退院後のリハビリや訪問診療、訪問看護、訪問リハビリなどの相談も可能となっており、必要に応じて老人保健施設への紹介も行っている。また地域包括病棟、回復期リハビリテーション病院、療養病院とも密に連携。自宅生活に向けての転院先紹介、リハビリ、退院支援も可能だ。相談は、専門のノウハウを持った特定看護師やソーシャルワーカーが対応し、一人ひとりの暮らしを支えていく。