独立行政法人国立病院機構

大阪医療センター

診療科・部門紹介

ロボット支援下手術や腹腔鏡手術を積極的に導入。チーム医療でより良い治療を

膀胱炎や尿管結石、前立腺肥大など良性疾患から膀胱がんや前立腺がんなど悪性疾患まで、幅広い泌尿器疾患の治療に尽力。腎臓内科と連携し、腎がんや腎結石にも対応している。特に悪性疾患は国の地域がん診療連携拠点病院に指定されていることから、インフォームド・コンセントのもと、エビデンスに基づいた医療を実践。医師全員が病状・病態の共通認識を持つために、画像・手術・入院患者に関するカンファレンスなどを徹底したチーム医療に力を注いでいる。さらに、患者の負担が少ない腹腔鏡手術に加え、2021年1月より、前立腺がんや腎腫瘍を対象に保険適用のロボット支援下手術を導入。今後も精密で安全な医療をめざしていく。
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チーム医療に注力し、質の高い治療の提供をめざす

スタッフ紹介

責任者

西村 健作泌尿器科科長

1989年島根大学卒業。2015年より現職。専門領域は泌尿器科全般・腹腔鏡手術。日本泌尿器科学会泌尿器科専門医。

メッセージ

超高齢社会を背景に、泌尿器科の医師に求められる役割も大きくなってきました。当科では先進的な技術を駆使し、患者さんへの質の高い治療の提供に努めています。例えば、腎がんや腎盂尿管がん、膀胱がん、前立腺がんに対しては3Dモニターを用いた腹腔鏡手術を標準治療としています。早期離床・早期退院が期待でき、患者さんの負担が少ない手術です。さらに、2021年1月からは前立腺がんと腎がんに対してロボット支援下手術を導入しました。これらの手術の研鑽を積んだ医師も在籍していますので、安心してお任せください。診療の際には患者さんが十分に病状を理解し、治療を選択していただけるように丁寧に対応させていただきます。