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特定医療法人ダイワ会
大和中央病院

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  • 大阪府大阪市西成区長橋1丁目2-7
    • 内科
    • 外科
    • 整形外科
    • リハビリテーション科
    • 放射線科

    • 循環器内科
    • 精神科
    • リウマチ・膠原病部門

特徴

人工関節手術、骨粗しょう症リエゾンサービスに注力

01専門性の高い膝や股関節の人工関節手術が強み

大学病院レベルの人工関節手術を実施

人工関節手術が専門で手術の執刀も行う西尾祥史院長をはじめ、整形外科には数多くの人工関節手術の専門家が在籍し、大学病院と遜色ないレベルの手術を追求している。「困っている人を待たせない」をモットーに、2つある手術室を効率的に稼働させ、数多くの手術を実施。また症例に応じて低侵襲なMIS手術やナビゲーションシステムを活用した手術を行い、術後も膝や股関節が動かしやすく、脱臼しにくい手術をめざす。近年は兵庫医科大学から医師の派遣を受け、脊椎手術にも対応。今後はさらに後進の育成に注力し、地域の人々に医療で還元していくことをめざしている。

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西尾院長。人工関節手術のエキスパート

02骨粗しょう症リエゾンサービスで、二次骨折予防に取り組む

各職種のスタッフが連携し、手厚くサポート

高齢者に多い骨折のベースには骨粗しょう症があることが多い。寝たきりや認知症のきっかけになることもある骨粗しょう症は健康寿命を引き下げることも少なくない。そこで同院では股関節と腰椎の骨密度測定(DXA法)と採血検査による骨代謝マーカーを積極的に実施し、骨粗しょう症の早期発見と早期治療に取り組んでいる。運動療法や栄養指導など、包括的な治療を行うには多職種の連携が必要として、2023年2月には「骨粗しょう症リエゾンチーム」を設置。医師、看護師、理学療法士などリハビリテーションスタッフ、薬剤師、管理栄養士などが月1回カンファレンスなどで患者データを共有し、個々の患者に応じた適切な治療を提供している。

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受診のハードルを下げ、適切な治療を提供

03日常復帰だけでなく、その後まで考慮したハビリテーションを提案

専門スタッフによるリハビリテーション

理学療法士12人、作業療法士3人、言語聴覚士3人が在籍するリハビリテーション科では、術後、患者が日常生活に戻れるようリハビリテーションを通して機能訓練や動作訓練を実施。また、それと同時に日常生活に戻った後に二次骨折をしないための「転倒しない体づくり」にも力を入れている。筋力トレーニングやバランス強化、柔軟性の獲得を目的とした運動指導を行い、自宅でも取り入れやすようセルフトレーニング指導も実施。また骨粗しょう症対策には栄養をしっかりと取ることも重要として、言語聴覚士が中心となり食事の機能が低下している人に嚥下機能訓練を行うなど、丁寧な指導で生活の質の向上を図り、各患者の目標に向けて支援している。

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同院のリハビリを説明する松岡成治さん

04患者の生活背景まで考慮した、こまやかな看護を実践

骨粗しょう症支援をめざし教育にも注力

看護師はほかの職種と比べても、患者やその家族との距離が近いということもあり、患者に寄り添った看護を心がけている。医師や薬剤師とともに内服薬や注射の種類を決める場合には、患者の生活パターンや家族構成などを考慮した提案を行ったり、積極的にコミュニケーションを取って信頼関係を築き、家庭内で困っていることや転倒防止に必要な対策などの相談に応じたりもしている。また同院リエゾンチームでは、より実践的な患者支援について学ぼうと、スタッフの骨粗しょう症に関する学びを応援。現在も専門的な知識を習得した看護師が、知識を日々の看護に生かしている。今後も看護教育にも力を入れ、実践能力の向上を追求していく。

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黒田純子看護部長。看護教育も大切と語る

05複数疾患を持つ高齢者を包括的に支える内科診療

幅広く介入し、他の診療科とともに支える

人工関節手術を必要とする患者の多くは高齢者ということもあり、整形外科疾患だけでなく、糖尿病や高血圧、心疾患など複数疾患を持つ人が多い。そういった人の術前術後のコントロールに介入しているのが内科だ。生活習慣病治療や肺炎、尿路感染症治療だけでなく、手術入院によって体調を崩し食事がうまく取れなくなった人に対して、栄養サポートチーム(NST)と連携して栄養管理を実施。必要があれば直接かかりつけの先生と連絡を取ったり、他科と連携しながら適切な診察・治療につなげたりする。また退院後に福祉や介護の必要があると感じた場合には地域連携室と一緒になって患者のサポートを行うなど、地域の高齢者医療を支えている。

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術前術後を支える内科の小坂佳代子副院長

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