医療法人寺西報恩会長吉総合病院
- 大阪府大阪市平野区長吉長原1丁目2-34
- 内科
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特徴
「この地域で必要な医療」を提供し、暮らしの安心を支えていく
目次
01地域の高齢者を切れ目なく支え、「医療の窓口」としても機能
幅広い選択肢から適切な医療へとリード
高齢化率の高い平野区で「高齢者に優しい医療」を実現すべく、「長吉総合病院」では地域包括ケア病棟や院内介護老人保健施設などケアミックス型の診療体制を整えてきた。病状や患者・家族の希望に応じた医療が受けられるよう、院内での治療のみならず、総合診療を担当する医師にも相談し適切な診断を行い、高次医療機関への迅速な紹介にも対応。地域の住民や開業医が何でも相談できる「医療の窓口」でもある。昨今、高齢者医療で増えている患者・家族の希望と治療内容とのミスマッチを減らそうと同院内の「平野区在宅医療・介護連携相談支援室」では医療や介護職種を対象にACP(アドバンス・ケア・プランニング)の啓発にも取り組んでいる。
02消化器の専門家たちが、胃と大腸の内視鏡検査に力を注ぐ
新たに苦痛の少ない経鼻内視鏡検査を導入
日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医や日本消化器病学会消化器病専門医の資格を持つ医師がそろう消化器内科。胃と大腸の内視鏡検査に注力する中、2023年秋には、さらに低侵襲かつ正確な診断・発見につながるよう高画質の経鼻内視鏡を導入。極細のスコープを鼻から挿入するため、咽頭反射が生じやすい経口内視鏡と比べて苦痛を少なくできる。それでも恐怖心のある人の場合は鎮静剤を用いることも可能だという。大腸内視鏡検査は、高齢者など自身で下剤を服用することに不安を持つ人向けに1泊2日の検査入院にも対応するなど、手厚くサポートしている。希望があれば胃・大腸内視鏡検査を同日に行うなど、臨機応変に対応も可能だ。
03診療領域が拡大し、幅広い年代・ニーズに対応する整形外科
膝関節とスポーツ整形でも専門診療を開始
高齢者に多い変性疾患やリハビリテーション、救急対応の必要な外傷の手術治療など、従来から地域の医療ニーズに応えてきた整形外科。近年では脊椎・脊髄や肩関節で低侵襲の内視鏡・関節鏡下手術や人工関節置換術を行うなど、専門的な治療にも注力する。2022年4月には膝関節を専門とする医師が着任。高齢者の人工膝関節に加え、スポーツに取り組む若者では半月板温存や靱帯再建などに取り組む。高齢者では日常生活動作の維持と健康寿命の延伸をめざし、若者や中高年では各患者が望むゴールに到達することをめざして、個々の細かなニーズに対応する。
04患者や家族に安心を感じてもらえるよう明るく寄り添う看護を実践
新型コロナウイルス感染症患者も地域で看護
同院では20~60代と幅広い年代の看護師が在籍。近隣で家族とともに暮らす看護師が多く、子育てや介護では地域に密着した情報を患者や家族と分かち合う姿も見られる。多様な生活背景をもつ看護師のために、看護部で大事にするのが「助け合い」と「教育」の充実。各自の事情に配慮したシフトを組み、突然の変更にも臨機応変に対応。また新入職の看護師には師長が配属部署へ同行して丁寧にサポートするなど、働きやすい体制を整え、明るい雰囲気づくりを心がける。新型コロナウイルス感染症の病棟でも、高齢者のケアに熟練した看護師の自発的な働きは大きいという。「地域に必要とされる医療」を維持すべく、一層のレベルアップを図っている。