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最終更新日:2024/01/11

医療法人錦秀会選定療養費あり
阪和記念病院

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  • 大阪府大阪市住吉区南住吉3-5-8
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消化器センター

診療科・部門紹介

先進の検査・診療環境で、高度な専門性をもつ多数の医師やスタッフがあらゆる消化器疾患に対応

胃・小腸・大腸などの消化管、肝臓、さらに胆道・膵臓という3つのチームで構成される消化器センター。消化器疾患で多い腹痛や下痢などの訴えから、高い専門性に基づいた検査と診察で原因を適切に診断。検査ではバルーン内視鏡や超音波内視鏡など先進の検査機器も活用される。また、消化器疾患の治療は薬物や内視鏡といった内科的な治療と手術治療に大きく分かれるが、同センターでは消化器内科と消化器外科が毎朝共同ミーティングを開催して患者の情報を共有。双方の多彩な治療選択肢から、患者に適した治療が迅速に見出されることも強みだ。大学と連携した高度先進治療から生活習慣の改善指導まで、幅広い診療内容で地域のニーズに応えている。

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内視鏡検査の様子。早期発見には定期的な内視鏡検査を推奨している

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画像検査や内視鏡検査は、条件を満たせば受診当日でも可能

スタッフ紹介

責任者

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矢田 豊消化器センター長

1991年富山医科薬科大学卒業、1999年同大学院修了。その後Duke大学、 North Carolina大学へ留学。富山大学第三内科、群馬県済生会前橋病院消化器内科等の勤務を経て2016年に阪和住吉総合病院消化器内科・副院長として入職後、コロナ特任院長に就任。2022年より阪和記念病院院長補佐・消化器センター長。大阪公立大学肝胆膵内科特任准教授。

メッセージ

腹痛、下痢、嘔吐などの消化器症状はさまざまな病気で起こりますので、「どの科を受診すればよいだろう」「こんな症状で受診してよいのかな」と迷うことがあるかもしれません。当センターではあらゆる消化器疾患の診療に対応しており、受診していただければ必要な検査、診断から各領域の専門家による治療まで、適切かつスピーディに提供できるよう努めています。画像検査や内視鏡検査は、朝から絶食されていれば受診当日でも実施できますし、超音波内視鏡やバルーン内視鏡など先進の検査も院内で実施。また治療の選択肢も多岐にわたり、私の専門である肝疾患では脂肪肝や肝硬変での生活指導、ウイルス性肝炎に対する薬物療法、肝臓がんではラジオ波治療や肝動脈化学塞栓療法、さらに免疫チェックポイント阻害薬など新規抗がん剤による外来化学療法も行っています。高い専門性を伴うマンパワーと新病院ならではの充実した診療環境を生かし、日常的な治療から高度な治療まで、地域の中で提供することが当センターの使命です。胆石など緊急性のある疾患も積極的に受け入れていますので、気がかりなことがあればためらわず受診していただければと思います。

スタッフ

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宮崎 純一消化器内科部長

1994年防衛医科大学校卒業。2004年より米国マサチューセッツ総合病院へ留学し、帰国後は自衛隊阪神病院内科での勤務を経て2012年より宝塚市立病院消化器内科部長を務める。2019年より消化器内科部長として入職後、主に内視鏡検査・指導に注力し、2022年より阪和記念病院消化器内科部長・内視鏡検査室室長。

メッセージ

内視鏡検査室では胃・大腸の内視鏡に加え、小腸の診療に役立つカプセル内視鏡やダブルバルーン内視鏡、さらに胆膵領域で大きな力を発揮する超音波内視鏡といった特殊内視鏡検査にも積極的に取り組み、消化管の早期がんや胆膵疾患の内視鏡治療にも尽力しています。また、患者さんには苦痛の少ない内視鏡検査を受けていただけるようにご希望に応じて鎮痛・鎮静薬を使用しています。今年度より高性能な内視鏡システムが導入され、これまで以上に微細な病変の発見や早期がんの診断を重視し診療しており、医師だけでなく高度な技術をもつスタッフとチームを作り、患者さんに安心・満足してもらえる検査を心がけています。

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池尾 光一消化器内科医長

2009年兵庫医科大学卒業後、同大学病院上部消化管内科や関連病院にて研鑽を積む。2014年同大学院上部消化管疾患学修了。尼崎中央病院、宝塚市立病院、神戸掖済会病院などでの勤務を経て2019年より阪和住吉総合病院内科へ入職、2022年より現職。わかりやすい言葉で患者の理解を深める診察を心がける。

メッセージ

消化管の病気としては、胃潰瘍やがんのほか、クローン病や潰瘍性大腸炎など炎症性腸疾患の患者さんも多数受診されています。炎症性腸疾患の治療では医療機関で定期的な注射が必要になることも多いのですが、当センターは土曜日の午前中も診療していますので、お仕事されている方にも受診してもらいやすいと思います。また、私自身は外来や内視鏡検査も担当していますが、最近では胸やけや胃の張り、便秘などでお困りの方が増えています。消化器疾患でも生活習慣の見直しは重要ですし、またがんの早期発見には定期的な内視鏡検査が欠かせません。症状があれば思い込みや決めつけで放置せず、医師と一緒に対策を考えてみましょう。

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宮本 勇人消化器内科医長

2011年兵庫医科大学卒業。2012年より宝塚市立病院で研鑽を積み、2014年より同消化器内科で診療に従事。2018年には阪和住吉総合病院消化器内科へ入職、2022年より現職。診療では、無症状で進行しやすく自己判断が難しい消化器病変だからこそ、早期の検査や生活習慣改善の重要性を伝えている。

メッセージ

当センターにはほとんどの消化器系の病気に対応できるスタッフと検査・治療環境があります。腹痛や嘔吐、下痢などの消化器症状は誰にでも起こるので、軽く思われがちかもしれません。でも詳しく調べてみると、思わぬ病気が見つかることもあります。また今の時代、胃や大腸の消化器がんは早期に発見できれば治療も期待できますが、実は「早期」には症状がありません。ですから日頃から定期的に検査を受ける、また食事やアルコール、喫煙、運動などの生活習慣をこまめに見直す、といったことが大事なのです。当センターでは内視鏡検査や消化器疾患に伴う生活習慣指導に力を入れていますので、発症・再発予防もサポートしていきたいですね。

紹介医療機関の先生方へ

地域密着型病院の消化器センターとして、ご紹介いただいた患者さんはお断りすることなく、必要な検査や治療をスムーズに行える環境があります。4室ある内視鏡検査室をはじめ、CT、MRIなどでも緊急検査に対応できるシステムとスタッフを整え、ご紹介当日の検査も可能。従来は難しかった小腸の検査や、苦痛の少ない内視鏡検査にも力を入れています。また消化器や肝胆膵の各領域を専門とする医師が多数勤務していますので、患者さんにはなじみある地域の中で先進の治療を受けていただけます。今後は、地域での臨床と研究の最前線をつなぐような勉強会も予定していますので、お困りのことがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。

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