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岡崎市民病院

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早川 文雄院長
Fumio Hayakawa

プロフィール1981年岐阜大学医学部卒業。市立岡崎病院(現・岡崎市民病院)をはじめ、安城更生病院や名古屋大学医学部小児科で研鑽を重ねた。専門は小児神経で、その経験を生かし、岡崎市「愛知県立第二青い鳥学園」の副園長を務めたことも。1998年に岡崎市民病院小児科部長に就任し、2018年より現職。また、「岡崎市こども発達センターすくも」の設立にも助力し、センター長を開設時より務めている。

西三河南部東医療圏の高度急性期医療を担う

岡崎市の市街地から15分ほど車を走らせると、「岡崎市民病院」の外観が見えてくる。愛知県の県立病院として開設された約140年前から今日まで歩みを進め、長きにわたり岡崎市民の健康を守り続けてきた。「お子さんからお年寄りまで、あらゆる患者さまの、あらゆる悩みに、高いレベルで応えていくのが当院の使命」と語るのは、早川文雄院長。その言葉には、38万人を超える都市でありながら、総合病院はほとんどないという状況から、救命救急や周産期医療、がん治療や心臓・脳疾患など、急性期医療を一手に担ってきた、同病院の自負が伺える。岡崎市としても、医療資源の充実を図るべく、新たな病院設立に向け計画を進めており、「新たな病院ができ、病院同士が切磋琢磨することで、これまで以上に良質な医療を、岡崎市と、隣接する幸田町を含めた西三河南部東医療圏全域に供給していきたい」と、期待を込める。早川院長への取材を通して、“市民のための病院”としての姿勢、今後の取り組みなどをふんだんに語ってもらった。
(取材日2018年10月2日)

貴院のこれまでの歴史についてお聞かせください。
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1878年に愛知県の公立病院として開設された当院は、1948年より岡崎市の管轄する病院となり、今日まで市民の皆さまの健康を守る存在として、歩んでまいりました。約20年前に病院を現在の地に移し、2000年代に入ってからは、日本医療機能評価機構の評価を受けることをはじめ、ハイブリッド手術室の設置や、医療機器を刷新するなど、病院の機能充実を図ってきました。現在はがん診療連携拠点病院や災害拠点病院に指定され、地域周産期母子医療センターも配するなど、地域の中核病院として必要な機能を備える病院として、力をつけてこられたと感じています。また、2019年には近隣にある「愛知県がんセンター愛知病院」が岡崎市に譲渡移管されることが決まり、当院と一体的に病院運営をする運びとなりました。これにより、がん治療の診療機能が当院に集約されることとなり、病院としてもう一段階成長する起点に立っているところです。

がん治療がどのように充実していくのか、詳しくご説明ください。
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「愛知県がんセンター愛知病院」が育んだ、がん治療に特化した高い診療力と技術、そして治療に伴う苦痛を軽減する緩和ケアのノウハウと、これまで当病院が得意としてきた、がん患者さまの全身管理や合併症の予防、急変対応などを組み合わせて、幅広い領域・ステージのがん患者さまに対して、専門性の高い医療を提供できるようになると考えています。これまで、一方が得意とすることは、一方が不得手とするところでもありましたので、1つにまとまることで、強靭な診療体制が整えられることでしょう。また、診療機能を集約した後、「愛知県がんセンター愛知病院」では、患者さまの在宅復帰支援を担っていく予定です。患者さまの中には、在宅医療を受けることが難しかったり、施設への入所が難しかったりすることもあります。「治療して終わり」ではなく、患者さまが日常生活にスムーズに戻れる、懸け橋となる病院をつくり上げていきたいと考えております。

がん治療の他に、貴院が強みとすることは何ですか?
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岡崎市内での高度急性期医療を担っているため、当病院では、「できる限り、すべてに応える」といった姿勢をもって、がんや心筋梗塞をはじめとした心疾患、脳梗塞などの脳疾患など、命にかかわる病気に対し、先進的かつ高度な医療の提供をめざしてきました。また、診療において1分1秒を争う場面に直面することは珍しくなく、救急医療の充実も当然ながら重視しております。その上で、現在とりわけ力を入れているのが、予防医療の啓発です。例えば、息切れなどを伴う心臓弁膜症は、心不全につながる可能性があるため、たとえ症状が軽いものだったとしても早期発見・治療が重要です。しかし、息切れは「加齢によるもの」と、軽くみられてしまうケースも珍しくありません。早期発見するには、かかりつけ医が息切れの原因を予測し、精密検査に送ってもらう、といった連携が非常に重要となってきます。

地域の医療連携に対する考え方をお聞かせください。
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地域の開業医の皆さんとの信頼し合える間柄になることが、市民の皆さまに健康な生活を送っていただく上で不可欠と考えています。これまで、岡崎市医師会をはじめ、各診療科の医会と合同で勉強会の機会を設けるなど、対等な関係の構築に力を注いできましたので、開業医の皆さんにも選ばれる病院として見ていただけているのではないかと思います。一方で、当病院が、市街地の中心部から少し離れた場所に位置することから、一部地域では隣接する市外の医療機関を受診する、といったことも少なからずありました。そこで岡崎市が総合病院の誘致することに。現在、2020年の開設に向けて準備を進めているところです。新たな病院設立によって、わざわざ市外に出ることなく、岡崎市内で医療を受けられるようになります。私たちにとっては、ライバル出現とも言えますが(笑)、良きパートナーとして切磋琢磨し、医療の質の向上に努めていきたいです。

地域医療の担い手として、今後どのような展望をお持ちですか?
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これまで、高度な医療の提供、質の向上を重視し、設備面や人材の充実に取り組んできました。しかし一方で、接遇面など、サービスに関しては課題も残しておりました。そこで近年は、患者さまにより満足していただけるよう、医療サービスの改善を図っているところです。その中でも、患者さまがスタッフに対して感謝を伝える「サンクスカード」と、病院に対して要望を伝える「リクエストカード」の運用は、患者さまの「生の声」を受け止めていく上で、非常に有効なものとなっています。スタッフのモチベーションが高まりますので、ぜひご意見をいただきたいですね。また、市民の皆さまには、ぜひかかりつけのクリニックをお持ちになっていただきたいです。それが、健やかな生活を支えてくれることとなるでしょうから。そしてこれからも成長を止めることなく、いつでも、どんなときも頼りになる病院として、歩んでいきたいと思っています。

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