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特定医療法人なるみ会 第一なるみ病院

(愛知県 名古屋市緑区)

久崎 真治 院長

最終更新日:2021/03/30

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地域に密着し、幅広い医療に注力

若いファミリー世帯から高齢世帯まで10万2000世帯以上が暮らす名古屋市緑区。「第一なるみ病院」は住宅や店舗が立ち並ぶのどかな立地にある。長きにわたる歴史を重ねる中で、増改築を経て一般病棟42床、回復期リハビリテーション病棟50床、地域包括ケア病棟38床を備え、地域医療に貢献してきた。2次救急指定病院として事故や病気の緊急手術に対応する一方、術後のリハビリテーション、さらには在宅医療にも熱心に取り組んでいることが特徴だ。2020年4月に院長に就任した久崎真治先生は「この1年、スタッフが一致団結し、患者さんに喜んでいただける良い病院にしようということに力を入れてきました」と語る。その成果なのか、院内ですれ違うスタッフには笑顔があふれ、受付では患者とちょっとした会話が弾む光景も珍しくない。「地域に根づき、『何かあればまた来たい』と思っていただける病院をめざしたい」と抱負を語る久崎院長に、同院の特色についてさまざまな話を聞いた。
(取材に2021年3月17日)

こちらの病院の特色や理念について教えてください。

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まず救急指定病院として緊急手術に対応できる体制が整っていること、その一方で地域の方に昔からアットホームと感じていただける病院であることが大きな特色といえるでしょうか。理念は従来、「信頼され安心のできる医療を提供すること」「親しまれ、温かい病院であること」を掲げており、その姿勢は変わりません。私が院長に就任してからは、より一層スタッフの一致団結と風通しの良い病院づくりに力を入れてきました。例えば会議では院長から一方的にメッセージを伝えるのではなく、スタッフみんなから意見を出してもらうようにする、ということなどですね。接遇も改めて勉強し、今では全員でこの病院をもっと良くしていこうという雰囲気ができあがっていると思います。

院長のご専門である整形外科についてお聞かせください。

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私はもともとスポーツが好きで大学時代は野球部だったのですが、OBに整形外科の医師が多くてつながりがあったこと、手術に興味があったことから整形外科を専門に選びました。患者さんがリハビリをして元気になられていく姿が見られることも整形外科の魅力でしたね。これまで複数の病院で肘、肩、膝、股関節などにおける人工関節置換手術に携わってきました。現在も、体への侵襲の少ない関節鏡手術を多く行っています。当院は、骨折など外傷により救急搬送される患者さんが少なくなく、整形外科疾患の手術が当院の手術全体の8~9割を占めています。骨折は痛みを伴いますので、できるだけ早く、特に救急搬送されてきた方には当日手術して骨を固定し、痛みを和らげて差し上げたいと思っています。当院の救急体制は現在のところ受け入れに余裕があり、スムーズに手術につなぐことができています。

こちらでは術後のリハビリにも力を入れられていると伺いました。

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はい。当院には回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟があり、術後の患者さんは転院することなく、そのままリハビリに移行していただけます。医師は手術した患者さんの状態を経過観察できますし、患者さんも同じ医師が診るということで安心していただけるのではないでしょうか。リハビリには優秀なスタッフがそろっており、患者さんから「優しい」「丁寧に対応してもらった」とのお声をいただくこともあるんですよ。リハビリは医師や理学療法士任せではなく、ご本人がしっかり取り組むことが大事。すぐに結果が出るものではなく長期的に行っていくものなので、「全然できない」と落ち込む方には「1週間前と比べてこれだけできるようになっていますよ」とお声がけするなど患者さんが前向きな気持ちになるように接しています。近隣の病院とも連携しており、特に藤田医科大学病院からはリハビリの患者さんを多く受け入れています。

ほかに力を入れられていることはありますか?

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緑区は名古屋市の中でも人口が多く、若いファミリーも住んでおられるのですが、やはり高齢の方は増えてきており、通院が難しい方や退院してもお困りの方が少なくないのが現状です。当院には居宅介護支援施設と訪問看護ステーションがありますので、緑区全域を対象に在宅医療を積極的に行っています。さまざまな介護サービスと患者さんとをつなぐという役割のほか、訪問看護ステーションの看護師が患者さんのお宅に訪問し、リハビリをしたり状態のチェックを行ったりして、何かあれば速やかに医師と連携して対処する仕組みができています。この地域の皆さんが生涯安心して暮らせるように、適切な医療とケアを提供し続けていきたいと考えています。

今後の展望についてお聞かせください。

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当院は大きな病院ではありませんが、役割はそれなりに大きいと思っています。大学病院には大学病院の専門的で大切な役目があるように、当院は小さい病院であるからこそ、非常にフレキシブルに、かつスムーズにいろいろなことに対応できるといえるでしょう。例えばCT検査は、予約して後日に行うという形ではなく、診察して「今からしましょう」とその日のうちに行うことが可能です。そういった意味では近隣の皆さんにも、何か気になることがあれば遠方まで出向くことなく気軽に利用していただけるのではないでしょうか。今後もスタッフ一同、さらに親しみを持っていただける、温かい病院をめざして努力していきたいですね。患者さんに、「もし何かあったらまたここに来たい」という気持ちになっていただける病院でありたいと思っています。

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久崎 真治 院長

名古屋市出身。1995年名古屋市立大学医学部卒業後、同大学病院整形外科に入局。その後、知多厚生病院、名古屋市立緑市民病院、大垣市民病院、国立東静病院(現・静岡医療センター)、大同病院などで研鑽を積み、2010年より第一なるみ病院整形外科に勤務、整形外科部長を務める。2020年4月より現職。日本整形外科学会整形外科専門医。肘や膝、肩、股関節など関節全般の手術を得意とする。

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