社会福祉法人恩賜財団

済生会松山病院

診療科・部門紹介

尿や尿路に関する疾患をオールラウンドに扱う。患者の生活背景を考慮したオーダーメイドの治療を提供

尿、尿路に関する疾患を幅広く扱う泌尿器科では、尿が出にくい、漏れるなどの排尿障害から前立腺がんや膀胱がん、腎がんといった悪性腫瘍、子宮や膀胱、直腸が膣の外に出てしまう女性特有の骨盤臓器脱など、尿や尿路に関するさまざまな症状や悩みにオールマイティーに対応している。手術が必要な場合は、手術創が小さく患者への負担が少ない腹腔鏡手術を積極的に採用。標準治療を適切に行うことを大前提に、患者一人ひとりの生活背景を考慮した治療方針を立て、より満足度の高い治療の提供に注力する。高齢者も多く住む地域の中核病院として、「家から一番近い病院での医療の完結」を目標に、地域密着の診療を行う。

スタッフ一丸となって患者を支える

スタッフ紹介

責任者

白戸 玲臣主任部長

2000年愛媛大学医学部卒業。2020年より現職。日本泌尿器科学会泌尿器科専門医。

メッセージ

私たちは常に、患者さんの幸せを一番に考えて手術をしています。病気が心配、健康診断で引っかかってしまったということはもちろん、なんとなく気になるということでも構いませんので、何かあれば気軽にご相談ください。治療の必要があるかどうかを判断していきます。泌尿器の症状の中でぜひ皆さんに知っておいてほしいのが血尿です。血尿が出る原因は膀胱炎や尿路結石などさまざまですが、一番困るのは膀胱がんに代表される悪性腫瘍です。膀胱がんによる血尿の特徴は、痛みなどの症状は何もないのに、ある日血尿がドバッと出て止まること。止まったから良かったと思いそのまま放置しておくと次に出たときにはがんが進行している場合もあります。一度でも血尿が出たら医療機関を受診しましょう。

対応できる疾患

• 副腎腫瘍、骨盤臓器脱、前立腺がん、腎臓がん（腎がん）、尿管がん、膀胱がん、勃起不全（ED）、腎盂腎炎、腎不全、尿路結石、膀胱炎、神経因性膀胱、過活動膀胱、尿路感染症、前立腺肥大症、前立腺炎、頻尿、腎盂がん、転移性膀胱がん、転移性腎がん